ジャズ上達の鍵は耳コピと・・・
最近の練習状況
最近は子供がぐずる時間も増えピアノを弾く時間があまり取れなくなったので、ピアノの前に座らなくてもできることを模索中です。
・ジャズを聴きまくる
・YouTubeでジャズの解説を見る
・ジャズの歴史を勉強する
これに加え、
ジャズ・ジャイアンツと言われるピアニストの演奏を聞いて、それを分析すると言うトレーニングを強化していこうと思っています。
私の耳コピの方法
最近コピーしたのはBlue's Moodsの「I'll close my eyes」。このWynton Kellyピアノ部分のコピーです。
良かったら冷やかしにこちらも覗いてね😂
私の耳コピの方法としては、
①まずは音源を何度も聴く
→何か作業をしている時も流し聴きし、とにかく何度も聴いてフレーズを頭に入れていきます。
②音源に合わせながらピアノを弾き、全体を大まかにコピーする
→この時点では細かいところは気にせず、コピーできるところだけ大まかに。
③4小節ごと・8小節ごとに止めながら、細かい音もコピーする。(mimicopy使用)
→音だけでなく細かいニュアンスやアーティキュレーションもできるだけ近づけるように努力!
④音源を流しながらユニゾンで何度も練習。
こんな方法でコピーしています。基本的に採譜はせず、とにかく聴いて弾いて頭に入れています。
元々クラシックをやっていて絶対音感は持っているのですが、それでもめちゃくちゃ時間はかかります。
I'll closeも、20時間ぐらいかかっているかと(^^;;
そして、今までの私なら、コピーだけで満足していました。コピーしたところで、それを応用して自分でアドリブする力はなかなかつきませんでした。
コピーした曲を研究・分析することが大切!
コピーだけでなく、その演奏にどんなスケールが使われているか、どのコードにどんな音が使われているか、細かく研究すること。
これがとても大切ということを最近知りました。
「I'll close my eyes 」ウィントンケリーの分析
といっても独学ではよくわからないので、先生に習って教えてもらったことをアウトプットしていきたいと思います。
↑こちらがその採譜となります。メモばかりで恐縮ですが^^;
私が実際に書いたものですが、採譜自体は他の方がされたものを参考にしています。
♪3小節目〜4小節目
3小節目から4小節目の1拍目まで、Aのコンディミというスケールがそのまま使われています。
▷コンディミとは
コンビネーションオブディミニッシュスケールのこと。
半音と全音が交互に出てくるスケールのことで、ジャズ特有のスケールです。
本場アメリカでは、ハーフ・ホール・ディミニッシュスケールと呼ばれているそうです。
↑このように、AのコンディミスケールにはA7のコードトーンと4つのテンションが含まれます。
このコンディミスケールは、ドミナント7thでよく使われます。
4小節目の3泊目の♯GはAに向かうアプローチ・ノートです。
▷アプローチノートとは
おもに1・3・5度のコードトーンに対して、半音上下または全音上下から半音を経由してアプローチする手法。
こんな感じで、ウィントン・ケリーがどんなことを考えながらこの曲を展開していったか、細かく分析していきます。
これはとても勉強になる!!
長くなるので次回に続きます^ ^(いつになるかな)
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