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ヒプノシスマイク『.Bad Ass Temple』収録曲「Heartache」レコーディング秘話と感想

※こちらの記事はPodcastの書き起こしです。音声で楽しみたい方はこちらからお聴きください。

ヒプノシスマイク 名古屋ディビジョン『.Bad Ass Temple』が本日発売になりましたので、今日はそのレコーディングの裏側についてお話したいと思います。

今回、キングレコード所属ボーカリスト、高岩遼作詞作曲の『Heartache』という曲に、ドラムで参加させてもらいました。
高岩遼は僕の大学の同期で、学生時代から
ジャズの現場でずっと一緒に音楽をやってきたボーカリストです。

彼と、SANABAGUN.のトランペッターの高橋絋一と僕の3人で”down by low 梯”という、
ジャズやヒップホップとかっていう音楽の枠を超えた表現をしていくヒップホップユニットをやっていたりもします。


一年くらいお互いに忙しくて、 down by low 梯の活動とかがあまりできていなかったんですけど、
ある日いきなり遼から電話がかかってきて、
「今、ヒプノシスマイクの曲を作っていて、曲はできているんだけど、ジャズや生演奏の要素が必要だからレコーディングに参加してくれないか」と言われたので
「全然やるよ」って言って、
ただそのレコーディングの日にちが結構急だったんですよ。

彼からは、僕のドラムの演奏で参加してほしいっていうのと、
トランペットとサックス、ベースのメンバーを集めてほしいっていうのを頼まれて、
結構その期間が短かったのでちょっと心配でしたが、僕がよく一緒にやっているジャズメンたちを紹介して、
スケジュールが運良くあったのでスムーズにレコーディングの日にちが決まりました。

当日結構夜遅くからでしたが、
彼が所属しているキングレコードのレコーディングスタジオを使わせてもらって、
とても良い環境でレコーディングさせてもらいました。
大きいスタジオでのレコーディングって、
最近ではあんまりその機会ちょっと減ってるなって感じがあったので、すごく貴重な経験でした。

『Heartache』の音楽についてなんですけど、
基本的にはラップミュージックですが、
やっぱり高岩遼のセンスですね。
ジャズと、今回はラテン、アフロの要素がたくさん入ってました。
やっぱりいろんな要素を入れてまとめる能力、
本当にさすがだなって思います。
すごく良い仕上がりになったんじゃないかなって思うので、できるだけ多くの人に聴いていただけたら嬉しいです。


レコーディングを終えて、2日後ぐらいにまた遼から電話がかかってきて、
「何してんの?空いてたら遊ぼうよ」って。
結構久しぶりなんですよ、ゆっくり話すっていうのが。
ちょうど空いていたので、スタジオで、お互い今こんな機材でこういう音楽作ってるよとか、
音楽で遊びながら、コーヒー飲みながら、
お互い学生の時からの仲なので「大人になったな」みたいな話をして…

彼は彼の夢を今も追いかけていて、
僕も今まであんまり言ってはこなかったんですけど「現代版We Are The World」をやりたいっていう夢があって、
その夢を今でも持っていて、こういうアプローチでやっていこうと思うって話をしたら、
やっぱり彼も夢があるので、よくわかってくれるんですよ。
否定しないというか、笑わないというか。
それで「このアプローチだとどう?」とか一緒に考えてくれて、心強いなと思ったし、
昔からやってる仲間で、今回のような大きい仕事に携われたのもすごい嬉しかったですね。

高岩遼、大きい夢持っていて今も頑張ってますし、音楽的センスも素晴らしいので、
チェックと応援してもらえたら、僕も嬉しいです。
僕も「現代版We Are The World」っていう夢を叶えるために努力していきますので、
どちらも応援していただいたら本当に嬉しいです。

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