好きなアイドルが出来た話
全国的に梅雨に突入しましたね、僕の住む地方も観測史上2番目の早さで梅雨入りをしたとのこと。
梅雨があけるといよいよ夏到来…僕の嫌いな虫との戦いの日々が始まります。
季節を感じるきっかけは多くあります。
温度や湿度の変化、夏至・冬至といった二十四節気、生き物の鳴き声、植物の色付き。
五感や、それを刺激する環境によって私たちは季節を感じます。
さて、大きな話題を広げている時というのは、往々にして小さな話題を本筋に持ってきたい時の定型であります。
そんな今回の小さな話題、僕が夏を感じるきっかけが1つ増えたよ、というお話が今回の記事です。
大人になってやりたい事の1つに「好きなアイドルを作りたい」という目標がありました。
好きなアイドルがいる、というのは僕が想像するに10代中盤~20代前半の、思春期真っただ中の若者文化である気がします。
かくいう僕は29歳、僕が思春期の頃(2010年前後)のアイドルといえば、世間ではハロプロの熱が落ち着き始め、AKB48が台頭してきた頃でしょうか。
あまりハロプロにもAKBにも傾倒出来なかった僕は、残念な事に好きなアイドルがいる青春を送ることが出来ないままこの年齢になってしまいました。
そんな中、以前の記事「ラジオのすすめ」でも触れていますが、僕はラジオに出会い、鷲崎さんという僕の人生に多大な影響を与えた方に出会います。
その鷲崎さんが最近推しているアイドル、それが「虹のコンキスタドール(虹コン)」でした。
鷲崎さんに影響をすぐに受けてしまう僕としては勿論チェックしました。
しかしながら、その時の感想は「ふーん」という程度。
良い楽曲は多いものの、なんだか全体アップテンポ(とにかく早い)で疲れちゃうし、正直メンバーの見分けがつかない(これはどのアイドルにも共通してる)から、これは僕の琴線には触れないな、なんて思っていました。
けれど前述の通り、好きなアイドルがいるという事に憧れをずっと持ち続けていたので、虹コンに触れたことをきっかけに、様々なアイドル楽曲行脚を決行してみました。
時代はサブスク時代、数年前ならTSUTAYAに走ってアイドルのアルバムを片っ端からレンタルするか、BOOKOFFで中古を買い漁っていたことでしょうが、今やスマートフォン1台で様々なアイドル楽曲を聴けるんですから良い時代です。
けれど僕が聴いた中で、虹コンが一番まっすぐに歌詞を伝えてくれていて、聴き終わった時にパワーみたいなものが身体に残っていて、そうと分かれば「よし、虹コンにハマってみよう」とようやく足を踏み出すこととなりました。
思春期真っただ中なら、そんな覚悟みたいなことをせずとも、気軽にアイドルの写真を待ち受けにしたり、ポスターを飾ったりと形から入れるのに、大人になってからアイドルを好きになろうとすると、まず「アイドルを好きになる自分を肯定してあげる」という作業が要るから大変です。
虹コンは、というかアイドルは季節曲を多くリリースすると思います。
アイドル特有ですよね、例えばシンガーソングライターはバレンタインをテーマにした曲を何曲もは書かないでしょうし、ラルクアンシエルがクリスマス曲をリリースした時には何かのインタビューで「最初で最後」みたいなことを言っていた覚えがあります。
サザンオールスターズは夏曲多いですが、あれはバンド形態がそうさせているというか。TUBEみたいな。
虹コンにおける季節曲は夏に毎年リリースされており、今年もつい先日サブスク等にて解禁されました。
この夏曲をずっと待ってた自分がいて、ファンになると決めてから初めての夏でしたので、ずっとワクワクしていましたし、この一事を取っても好きなアイドルが出来て良かったなと思います。
アイドル好きな方が良く言われるセリフで「推しが元気だから今日も(自分も)元気」なんてのをよく見聞きします。
なるほど確かにその通りで、SNSを見て僕も元気になってるし、新曲のリリースは嬉しいし、今後起こるかもしれないメンバーの脱退を考えただけで少し悲しくなるし、人生の一喜一憂のほんの少しを自分以外の何かに預けられるというのは楽しいことだな、なんて思いました。
今年の夏曲は「世界の中心で愛を叫んだサマー」という曲。
早くも来年の夏が楽しみですし、虹コンの夏曲リリースがこれから僕が夏を感じる要素の1つになるんでしょうね。
目下の悩みは推しメンを決められていないことです。
最新のライブBlu-rayを先日購入したので、これを見て決めたいと思います。
そして願わくば、ライブも観に行ってみたいなぁ。
皆さんも好きなアイドルを見つけて、日々の生活を少しだけ刺激的なものにしてみませんか。
ジメジメして鬱陶しい夏が、少しだけ好きになるかもしれませんよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?