日日是好日

「日日是好日」。

この言葉をマガジンのタイトルにしようと思って、ふと
「これって、ほんとはどういう意味？確か、仏教の言葉だった気がするから、きっと深い意味があるにちがいない」
と思って、Google先生に聞いてみた。

「毎日良い日で楽しいなぁ～、なんて浅～い言葉ではナイ！」

と書かれていた。

全くそんなつもりでタイトルにしようと思っていた私は、いきなりしょぼん。。。

禅語だそうです。
雲門禅師が悟りを開いた境地を表した最高の言葉、だそう。

「日々の細々とした良いことや悪いことをいちいち考えるのは、優劣や損得に縛られた考えである。
そんな些末なこだわりや縛りをきっぱりと捨て、ただありのままに一日を生きる。そうすれば全てが好日である。

好日の「好」は、前向きに生きていく決意「よし！」の意味である。」

そんなことが、書かれていた。

なるほどなー。
悟りの境地のことばかぁ。

私は悟りを開いていない。当たり前だが。

でも、書かれていることはなんとなくわかる。

日々の色んな出来事に振り回される人生であるが、嬉しかったことや楽しかったことはもちろん、悲しかったことや辛かったことも、時間が経ってみれば、少し胸の痛みを覚えるものの良い思い出になっている。

10年前にあったあんなコト、5年前にあったこんなコト、全てほろ苦甘い、魂が震える思い出です。

私は悟りを開いていないので(しつこい！)、日々の些末な出来事に一喜一憂してしまうが(例えば、今朝の出勤途中、赤信号にことごとく引っ掛かってしまったことを、なんでやねん？と未だにモヤモヤ悲しんでいる)、でもそれなりに年齢を重ねているので、どんな悲しいことや切ないことも、いつかはほろ苦甘い思い出になって、魂の傷が優しく癒えていく(決して傷痕が無くなりはしないが)ことを知っている。

だから「良いことがあっても悪いことがあっても、やっぱり日々楽しい♪」という意味で、「日日是好日♪」をマガジンのタイトルとすることにしました♥