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お洒落とは無縁な僕の生活(51)
令和五年四月二十九日(土)
起床後、祖母から連絡があって、認知症の祖父がベッドからずり落ち、立てなくなったとのことなので救助へ向かう。こういうことが最近は度々ある。そのため、さすがにそろそろ施設を考えないといけないということを祖母と相談した。なかなか祖母自身はネットとかを上手く活用できるわけではないので、うちの家族主導で進めるしかない。父と施設のことを話しながら、帰宅する。
それから仕事の台本を書いた。原稿用紙2枚分。だいたい2000字くらいだ。想定よりも短く終わるような予感がする。いつも長くなりがちだし、たまにはいいか、と自分に言い聞かせた。
途中でアニメをちらほら見ながら、パステル画(126枚目)を描いたり、日誌を書いたりする。パステル画もいろいろ模索して試している途中だ。基本的に同じことを繰り返すのが苦手なので、今回は紙をいつもと違うもので描いてみた。B6サイズだ。パステル画を描き始めたばかりの頃の、ハガキサイズに似ている。ざっと描き、曲がり角の光と影が表現できたら嬉しいな、と思った。
構想中の小説のメモ書きを進める。メモ用紙2枚分ほど書いた。しかしどうも先が見えないというか、まだストーリーの核心が掴めていない。本文を書いているわけではないから、焦りが出てくる。このまま構想だけ練ってていいのだろうか。小説本文を書いているときのほうが充実している。しかし、プロットや設定を練らないと、きっとこれ以上の自分の力量は発揮できないんじゃないか、というジレンマ。暗中模索は続く。