お洒落とは無縁な僕の生活(52)
令和五年四月三十日(日)
起床後、洗濯物を干し、午前中はのんびり過ごした。その後で友人と合流。昼食を一緒に食べてから、映画を観に行った。
観たのは4月28日に公開されたばかりの『スーパーマリオブラザーズMOVIE』だ。前から楽しみにしていた映画だった。YouTubeで予告が公開されてから、何度も観ていた。その内容、映像、細かな描写や、曲まで、全てがマリオを愛する人たちにとってすばらしい出来で、わくわくが止まらない。だから友人と30日に映画を見に行こうか、という話になったとき、まっさきに、
「じゃあマリオを観に行こう」
と提案した。友人も乗っかってくれたからよかった。
座席がすぐに埋まってしまいそうだったので、予約して席を確保する。せっかくだから飲み物も劇場横の販売所で買おうとしたが、そこは長蛇の列だった。というわけで飲み物はあきらめて、そのまま観ることに。まあ飲めるなら飲もうかくらいだったので、別に飲み物がなくても問題ない。
さて、問題の映画の中身だけれど、めちゃくちゃすばらしかった。やっぱり予告で観ていた通りだ。映像、曲、小ネタ。全て楽しめた。イルミネーションスタジオのアニメーションは最高水準だとわかっていたが、その最高水準のアニメーションで動くマリオを観て、感動した。こりゃ世界的に大ヒットしてるわけだよな、すぐに納得。ぜったいに続編も作られることだろう。楽しみに待つ。
その後、友人と喫茶店へ移動し、色んな話をした。もちろん映画の感想がメインだったけど、それ以外にもここ最近の仕事の話とか。どうやら旅行に行ったらしくて、その話も聞いた。3月まで仕事が忙しかったようだから、4月は羽目を外していたらしい。久しぶりに映画も見に来られて良かったと笑っていた。
夕食前には友人とわかれ、家へ帰った。夜にかけてアニメをちらほら観ていたが、マリオ映画を観た影響だろうか、ふとゲームもしたくなって、Switchで体験版の『Sea of Stars』というゲームをダウンロードした。
これは前から気になっていたゲームだ。クロノトリガーとかサガシリーズとか、日本のJRPGに影響を受けた、カナダの開発陣の作った2DRPG。そのドット絵の出来とか、操作性とか、絶対に面白いじゃん、と思っていた。
案の定、ゲームはめちゃくちゃ面白かった。まさにクロノトリガーのような、古き良きドット絵のRPGだ。しかもすごい凝ってるから、ぬるぬる動く。さらに音楽も良い。体験版ではとあるダンジョンのボス戦までプレイできるのだけれど、ボス戦のBGMが気に入って、何度も聴いてしまった。やっぱり音楽の良いゲームはすばらしいな、と再認識したところだ。
製品版が出たらぜったい買おう。そう心に誓って、名残惜しくSwitchの電源を落とした。