逃病小説 #3

2021/3/9(火)
朝起きると外は雨、胃カメラのために渋々病院へ出かける。
病院には少し早く着きすぎて、車の中で待機。頃合いを見計らって、病院の中に入ると、先生が受付で1人待っていた。わたしのために朝早くすいません。
そそくさと検査室に行き、胃カメラの準備も完了し、鼻から胃カメラ挿入。
胃カメラを口から入れるより、鼻からだと楽とよくいうが、全くもって楽ではない。止めどない嗚咽。涙目。先生に励まされながらなんとか終了。疲労困憊のわたしに先生は
「ここに潰瘍ができてますねぇ、珍しい場所だなぁ」と説明してくれた。そして、検査終了。
待合室に行くと、やはり今日胃カメラを受けるスーツ姿の男性がいた。胃カメラ飲んだ後に仕事っ⁉︎
わたしには絶対無理だと思いながら帰宅。疲れ果てて結局昼まで二度寝した。

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