逃病小説 #15

2021/03/24(水)

昨日のバリウム検査の結果と入院手術の打ち合わせのため今日も病院へ出かける。

これだけ病院に通っていると、大きな総合病院でも迷子にならないようになってきた。それがいいことなのかどうなのか…

まずは、入院前の説明を受ける。あらかじめ、現在服用中の薬を持ってくるように言われていたのだが、手術の全身麻酔の関係でものによっては手術前に服用を中止しなければならないものがあるらしいが、私の場合は特に中止しなければならない薬はなかった。その後、一旦診察室を出て、次は麻酔科の先生の診察を待つ。

15分ほど待ち、自分の番号が掲示されたので、診察室に入る。麻酔科の先生はいかにも仕事が出来そうな女医さんだった。靴はクロックスだったけど。

そこで全身麻酔に関する説明を一通り聞いて、次は栄養士さんのもとへ行くように言われた。

栄養士さんからは、入院手術前の食事に関する指導があり、なんでも手術を行うと、非常に体力が奪われるため、タンパク質・炭水化物をしっかりとるように言われた。

そしてまた移動。手術を行う外科の先生の診察。手術の説明を受けた。手術の時間は麻酔の時間も含めると7時間かかるという。大手術だ。手術に際して、様々な同意書を渡される。あと、今のご時世、入院前の2週間は体温チェックを行い、入院当日にはPCR検査を行うとのこと。

そして最後に、入院支援室というところへ行き、入院時に必要なものの説明を受けた。

入院セットのレンタルサービスもあるそうだが、当然有料なので、手術当日に必要な和式寝巻、T字帯、フラットタイプレギュラーパッド(?)のみレンタルすることにして、あとは自前で用意することにした。

これにて今日の病院スケジュールは終了。この総合病院へは、もう入院当日までくる用事はないらしい。なんだか日が開いてしまったなあ、と思いつつ帰宅。


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