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「中学から英国ボーディングスクール」 その選択の現実

指折り数えて待ち望んだ年末年始の息子の帰郷。
楽しい時間というものは残酷なほどあっという間に過ぎ去ってしまうものです。

3週間の日本滞在を経て、先週末英国へと戻った息子。
今回は、ひとりで旅立つ彼を成田で見送ります。


前回の入学時に渡英する時は、私も一緒に飛行機へ同乗しました。

彼の社交性が如何なく発揮された9月の学校初日。
新しい友達の輪の中に彼はいました。

ウェールズを離れてロンドンへ向かう私に
「んじゃ、マミーまたね〜!」
と、ほんの少しの不安や照れを含みながらも、圧倒的なワクワクがほとばしる彼の顔に、どこか肩の力が抜けるような感覚でハグをして手を振ったものでした。

しかし今回ばかりは一人でイギリスヒースローへと向かう彼を成田でただただ見送る私。
いつも思いますが、残される方って圧倒的に寂しいんですよね。

年始、散らかしたまま出ていってしまった彼の部屋。
彼の部屋の前を通るたびに、デスクで勉強していた姿や、昼頃まで毎日大きな図体で眠り呆けていた姿が思い起こされて、寂しいものです。

そんなこんなしているうちにあっという間に仕事初め。
新年からフルスロットルなので、あまりしんみりしている時間はありませんでした。
が、むしろその方がありがたいようにも思うのです。

忙しく仕事をしながら人と会い、話をしているうちに、心に空いた隙間が埋められていくような気持ちになりますものね。


息子が英国ボーディングへ転校して早4ヶ月。今日はその現実についていくつかの視点から考察してみたいと思います。

今後、もっともっと多くの方が海外のボーディングという道を選ぶ時代がくるのではないかと思いますが、そうした計画を練っているご家庭の参考になれば幸いです。




家族旅行のあり方が圧倒的に変わる

少し軽めのところからスタートしてみたいと思います。

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