![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103114263/rectangle_large_type_2_9a7a8314d520265b96496a949fe0fa08.png?width=1200)
【AI比較】Auto-GPT vs GOD MODE vs COGNOSYS
結論
Auto-GPTは起業家
COGNOSYSはコンサル
GODMODEは新入社員笑
人間がしっかりインプットしないと欲しいアウトプットは得られない
気候変動問題は大切
日々現れるGPT-4ベースの自立思考系AIモデル
4/16現在、私が知る限り5,6個の自立思考系AIモデルが存在
(多分もっとあるし今後出てくる)何が違うのか調べてみたいな…
比較してみよう!
どれについて比較しよう?
いますぐにある程度好きに無料で触れるやつ
Auto-GPT
GODMODE(Auto-GPT×BabyAGI)
COGNOSYS(Auto-GPT×BabyAGI)
どう調べよう?
LLMモデルの評価方式では違和感がある…
技術的なことはわからない…
じゃあ自分が気になる範囲で調べて見よう
比較したこと
全く同じゴールを設定した場合のタスクに違いが出るか?
明確な正解があるゴールと必ずしも正解がないゴールでは違いがあるか?
してみた結果
まずは明確な正解があるゴール
ゴール1:世界の時価総額TOP10の企業をリストアップする
Auto-GPT
ググる
一番信憑性が高そうなサイトを調べる
サイトがTOP100だったのでとりあえずぶっこ抜く
TOP10に絞る
GOD MODE
ググる
時価総額TOP10リストが載っているサイトから情報をぶっこ抜く
時価総額の金額順に並べ替える ←二度手間
COGNOSYS
2021年8月の時価総額TOP10を持ってくる ←ん?
別の時価総額TOP10情報を持ってくる ←上とは違う時期データ
上記タスクから時価総額順に新しいTOP10を作成する ←あ…
そして必ずしも正解がないゴール
ゴール2:世界平和
Auto-GPT
長期的な平和のためには環境の持続可能性が最も重要だが、経済や政治的安定も無視してはいけない
環境の持続可能性を実現するための技術的解決策をまとめる
そしてそれを実行するための包括的計画を立てる
でもその前にこれまでの研究結果を調査しないと
(長くなりすぎたのでここで一旦中止)
GODMODE
互いの文化を理解し尊重し合うことが必要
どうすればよいかググる
経済的格差と貧困を解消する
どうすればよいかー
平和的紛争解決と軍縮を進める
どうすればー
COGNOSYS
世界の紛争パターンを分析して、平和交渉できる可能性を考える
紛争を事前に予測するモデルを開発して予防できるようにする
国際機関を活用して、相互理解と平和的なコミュニケーションを促す
追加で過去の平和活動を分析する
追加で潜在的な紛争地域を監視する仕組みを作る
追加で紛争地域のコミュニティや指導者と協力して対処する
さらに追加で気候変動が紛争に与える影響を考慮する
さらに追加で何を持って成功とするかの枠組みを決める
さらに追加で平和を促進するツールやプラットフォームを開発する
さらにさらに(長くなりすぎたの一旦中止)
考察
ゴール1:世界の時価総額TOP10の企業をリストアップする
ゴール設定のミス
時期の異なるランキングをマージしてTOP10を作成してしまう例が見られた
『最新の世界の企業の時価総額TOP10をリストアップ』とすればこのような間違いはなかった
『インプットの質がアウトプットの質を左右する』がAIの基本だが、今回もその傾向はあり
目標のデータそのままを見つけているのに、わざわざ並び替える動作が見られたが、問題を起こすようなものではないと思う(むしろそうした方がいいまである)
ゴール2:世界平和
AIによってここまで進め方に違いが生まれるとは思わなかった
Auto-GPTは一つ最重要目標を定めて徹底的に進める
センスで突き進む起業家
GODMODEはとりあえずググる
ひとまずググってから考える新入社員
COGNOSYSは可能性がありそうなものをできるだけ考える
仮説がすべてのコンサル
面白かったのは2つのAIが気候変動が世界平和に与える可能性が高いと考えていること(過去の研究をしらべてみたくなった)