“Connecting the Dots”なキャリア選択
点と点を繋ぐ
“Connecting the Dots(点と点を繋ぐ)”はスティーブ・ジョブズの有名なスピーチの中に出てくる言葉で、人生において大切な着眼点を教えてくれています。
失敗だと思っていたことが後々有益な経験値となったり、思わぬ巡り合わせとなる事があります。ただし、これは全て振り返ってから気づくものであり、事前に予期することはできません。
スティーブ・ジョブズは人生について語っていますが、キャリアの選択においても同じことが言えるのではないでしょうか?
点が繋がった体験
私の大学生活はお世辞にも褒められたものではなく、人よりも長く大学生として過ごすことになりました。自身の未熟さが招いた結果であると反省しましたが、偶然にもキャリアに大きな影響を及ぼしていたことが後にわかります。
新卒で入社した企業はとある大手外資ソフトウェアメーカー、そのコンサルタントとして採用されました。しかし、入社した後にある事が判明します。前年度は採用活動を行なっていなかったのです。
つまり現役で卒業すれば別の企業に新卒入社していた事となり、今のキャリアとは全く別の道を歩んでいた可能性が大いにあるということです。
また、転職してAI業界に足を踏み入れた後にも点が繋がります。私はエンジニアではありませんが、AI理解の一貫としてpythonを学習することにしました。すると6年以上前の記憶が呼び起こされます。
私は理系卒であるものの機械系なので情報系は触れていなかった認識なのですが、研究の一部としてX線で撮影した画像をプログラミング(なんとfortran!)で画像処理を行なっていたのです。基礎的なプログラミングはすぐに理解でき、最新と旧世代のプログラミング言語に触れることでプログラミング言語の意義も認識することができました。
こんな形で私はこれまでに2回点が繋がる経験をしてきました。これからも自分の様々な経験が相互に繋がる、過去の経験が全く異なるように思える環境で活かしていけるようなキャリアを歩んで行きたいと思っています。
だって楽しそうですし!
キャリアを繋げるという考え方
“Connecting the Dots”なキャリアを歩もうと思った時、どんなことを意識する必要があるでしょうか?
様々な環境に身を投じ、様々な知識・経験を得る
少し足りないように思います。意識的に点を繋げていくのであれば、点と点はあまり遠くない方が良いのではないでしょうか?
後で振り返ると思わぬ所で繋がっていたのであれば距離は関係ないのですが、これまでの自分の経験を異なると思われる環境で活かしていくということを意識的に実行する場合、余りにも遠すぎる点を繋げることは難しいように思えます。
じゃあどんな経験すればいいの?
それは私にもわかりません笑
良かったら一緒に考えましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?