2月6日を忘れない。

2年前の今日。
ブロードウェイ興行収入ランクTOP10入りを果たし、マジックショーとして世界最高観客動員数を誇る『THE ILLUSIONISTS』とその制作会社「Works Entertainment」
をシルク・ド・ソレイユ(Cirque du Soleil Entertainment Group)が経営権を買収する形で完全子会社化しました。

2017年のブルーマン・グループ、2018年のVスター・エンターテイメント・グループに引き続き、この取引がシルク・ド・ソレイユにとっては3度目の競合他社買収となり、ショービズ業界における不動の地位を確立するとともに、サーカス・アーツから総合的なライブエンターテイメントのクリエイター、プロデューサーそしてプロモーターとして事業の幅を拡大させる大きな一歩となりました。

Paint the town blue! #CirqueduSoleil is happy to welcome @bluemangroup to the team. Find out more: https://t.co/z30uoxIAox pic.twitter.com/I8CKyv1CW1

— Cirque du Soleil (@Cirque) July 6, 2017

シルクは地元ケベックの資本ファンドから約126億円におよぶ無担保のクレジットファシリティを元手にこの買収を行いましたが、蓋を開けてみれば合意額約40億円と、当時歴史的な興行成績を誇っていたイリュージョニスツのショー評価を大きく下回る買収額となりました。

この破格とも言える取引の背景には、当時THE ILLUSIONISTの共同製作者にして元出演者であったマジシャンのBrett DanielsがWorks Entertainmentのオーナー側に対して、ハラスメントによる精神的な打撃や作品の著作権侵害を訴え、裁判所から約3億円の賠償金を命じられていたことが原因にあったとみられています。

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International

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Cirque du Soleil
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elise.tellier@cirquedusoleil.com

U.S.

Ale Iraheta
Burson Cohn & Wolfe
512-542-2802
ale.iraheta@bcw-global.com