Netflix人気No.1『イカゲーム』は結局、日本映画の盗作だったのか？

韓国のNetflixが手がける最新作『イカゲーム（Squid Game）』は、多額の借金を抱えた人々が、超高額賞金を目当てに命がけの危険なゲームに参加するというデスゲーム系映画。アジア圏のみならず欧米でも連日トレンド入りすなど、世界中で今注目を浴びるドラマ・シリーズである。

『イカゲーム』は単なるデスゲーム作品ではない　韓国社会を反映させた監督の手腕

しかし、この監督・脚本を手掛けたファン・ドンヒョク氏は、『イカゲーム』の公開直後に、イカゲームの物語がとある日本映画作品の盗作であるとする作品関係者からの告発を受け、今ネット上では制作陣の予期せぬ別の形で注目の的となっている。その日本映画というのが2014年公開の三池崇史監督、福士蒼汰主演の『神さまの言うとおり』。非常に似通ったプロットを軸に持ち、唯一の大きな違いといえば、『神さまの言うとおり』に出てくるデスゲーム参加者は高校生という設定であるということ。

今年50歳という節目を迎えたベテラン映画監督ファン・ドンヒョクは、NMEの取材に応じ、「一切繋がりは無い」とこの告発について否定。『イカゲーム』と『神さまの言うとおり』が類似していると比較対象にされているのは、あくまで両作品の冒頭に登場する最初のゲーム（ダルマさんが転んだ）が同じものであるというだけであると説明している。

「自分の姿に爆笑した」俳優イ・ジョンジェ主演のNetflix新作『イカゲーム』制作発表会の様子｜スポーツソウル日本版