自己紹介|タップダンサーがココでは踊らずにnoteに書く理由

こんにちは!初めまして!!!
タップダンサーとして活動するJunya Ota (大田 順也)と申します。

「た、たっ、タップダンス?!あの足でバタバタする…?」

靴裏に2つの金属が装着されている専用のシューズを履いて
音とリズムを創り出していきます

そうです!!!笑

現在私はその物珍しいタップダンスをお仕事にしている
日本でも物珍しい者であります。。

1. この記事を書いた人

タップダンスで美味い飯を食う男
昭和最後の獅子座・典型的末っ子・AB型
こう見えても中高教員免許もってます

2. タップダンサーの仕事内容とは

  • 舞台やイベントなどでのパフォーマンス

  • 大学や専門学校、ダンススタジオでの振付、指導

  • 自社主催イベント(発表会)の企画、立案、制作

関西でプロ活動を始めて早16年。

そのうちの14年は雇われダンサーとして、
主にこの3つの仕事を取り仕切ってきました。

その間にも海外修行や自分で立ち上げたプロジェクトの活動、
映画出演(※1)、TV出演、ロングラン舞台出演などをこなしながら、

20代の全てを費やしてきたんです!!!涙

(※1) 俳優・水谷豊氏の初監督主演映画『TAP〜THE LAST SHOW〜』のオーディションに合格。本編部分の重要なダンスシーンに出演しました。

水谷豊監督(中央)の右隣に、恐縮ながら立たせていただきました

そして32歳で独立。
同じくタップダンサーの妻と個人事務所 Office JAMPOT を設立。
経営2年目のまだまだ新米の個人事業主でございやす。

新米ついでに、、
今年の6月に長男が誕生!!!!!涙

ますますがんばらなーーーーっと足をバタバタしているところです。笑


3. そんな僕がなんで独立したか。


それは正直、
雇われ使われることが単純にキツかったからです

だって、舞台やイベント、パフォーマンスに振付、
すべての仕事の報酬は雇われ会社から(当然ながら)折半される。

「えええええ、振付料まで半分こすんの・・・???」

20代前半はただ真っ直ぐだったので
まぁ所属するからには当然っちゃ当然のことも分からなかったので
こんなもんか〜と思って仕事に打ち込み、
責任のあるポジションにもついて
ダンスだけでも飯も食えるまで頑張り続けた。

20代後半に差し掛かり
ダンスで食えるようにはなったけど
上記の映画出演なんかは自分がオーディションを受け
自分がとってきた仕事なのに
報酬が折半されることに嫌気が差しはじめる・・・

それに、ダンサーには仕事の境界がありません

そりゃあ受け持つレッスンには就業時間、終了時間がある。

だけど、そのレッスン内容を考える(創作する)時間はどこ???
当たり前に無給ですよ。。

自分のプロジェクトの稽古は毎週末18時〜23時まで。
当たり前に無給ですよ。。

企画イベントの to doリスト作成、
参加者リスト作成、予算会議に運営ミーティング、小道具買い出し。笑
全部当たり前に無給で交通費なしでした。

上司や社長から教わるでもなく、
自分で仕事を覚えて執行していく中でやっぱり学んでいくんですよね。

このままではいけない!!!!

ちょうどタイミングよく退職できたので、
すぐに開業届を出し、
青色申告のための書類や専従者給与のための書類など
マッハで準備。
(20代は知識が乏しく、ずっと白色申告だったんだよ。。。)

個人事務所 Office JAMPOT を開業。オープン3週間で入会者数50名突破

無事に事務所を立ち上げ、会員制スクールをオープンしました。

ただ!!!!!

新型コロナウイルス感染症の蔓延が開業後すぐにやってきて。
2ヶ月間も休業するはめに 涙

幸いなことに、
我々は店舗を持たずに貸しスタジオを渡り歩く渡鳥スタイル🦢

売上は下がりましたが、
固定費(店舗などの資産)がほぼ無く
2ヶ月休業で変動費も下がったので
なんとか黒字倒産せずに済みました。。ホッ

開業2年でホールでの発表会を主催。コロナ対策も行い無事に幕を閉じた。

あとは国からの補助金もあり九死に一生を得ることができました。

その後は現在まで事業継続はできているんですが、
拡大というか売上を伸ばしていく方法に限界があるんですよね。

そもそもタップダンス業界なんて

・他ジャンルのダンスよりも圧倒的に市場規模が小さい
・業界を統一する協会や教則的なメソッドもない
・インストラクターになるための資格も存在しない
・歴史的背景からビジネスとすることを良しとしない

あとは人気がない。(日本では)社会的地位もない。笑

なぜ人気がないか。
容姿、技術ともにトップのカリスマがいないからなんですよ

っていうのは半分ネタで 笑
まぁ共感を得にくいんですよね。タップってそんなにみんな知らんから。
何がすごいかよくわからんのだろう。

そして、なぜ社会的地位がないか。
リーダーがいないからです。誰もやるわけないもん。

だって基本ステップの1つ「シャッフル」のやり方ひとつとっても、

「これはもっとこうしなきゃだめ!」
「シャッフルというのは〜」
「曲げて振るんだよ!」
「足首を使ってね」

それぞれが自己流で編み出した指導法を
全国各地でそれぞれが教えてるので、
まとめられる人がいないし、
まとめようとかそういう人は嫌われるね 笑

とまぁちょっと話はそれましたが。。。

芸能事務所とマネジメント契約をしている方なんかには
舞台やイベントの仕事、テレビ等のメジャーな仕事が入る。

僕のような地方のダンサーは、
市場規模も都内よりは激しく小さい中で
ニッチな顧客を取り合うことにしのぎを削っている。

だから、
20代をタップダンスでしか過ごしてこなかった私が
この変化の時代に置いてかれないようにするために

・ビジネススキル
・SNS集客スキル
・税務、財務知識

を身につけ、
コンサルティングできるまでに成長することで

「タップダンス+α」で勝負していくことを決意

ちょうど子どもも産まれたし、
めっちゃ決意したよ。

自分の愛する家族を守るため
この知識を武器にクオリティーマーケティングの時代を使いこなす

だから今日は踊らずに文字をカタカタ打っています。

4. 今後こちらのnoteで更新していくことは

1. 若手ダンサーのための税務、財務知識を発信
2. 若手ダンサーがダンス以外で生き抜いていけるような知識を紹介
3. 本当に役に立った独立→経営の学びをアウトプット

というわけで!

次回から知識や学びを発信していきたいと思います!
宜しくお願いいたします。

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