ゴルフ:LPGA 2023 Qualifying Tournament Stage II

原英莉花選手が挑戦するということで、盛り上がっているLPGA 2023 QT Stage II。どんな仕組みなのか調べてみた。


出場資格

 Stage IIというからにはStage Iがある。Stage IIのエントリー数が189名、そのうちStage Iを勝ち抜いてきたのが99名。残りの90名は何らかの資格でStage Iを免除された選手。詳細は以下のEntry Criteriaに記載されている。

 エントリーフィーはStage Iから勝ち上がった選手が$3,000、Stage IIから参戦する選手が$4,000。意外と金がかかるものだという印象。

出場者の出身国

 さすがにアメリカがトップで80名。アメリカに続くのは、やはりアジア勢だが、2位は意外にも台湾の12名。それに続くのが中国の11名、韓国とタイの9名、日本の8名。次いでイギリスとカナダの6名、オーストラリアの5名。

 最終のQ-Seriesでは様相が変わるかもしれず、それはまた別の機会に。

日本からの出場選手

 前述のとおり、日本から8名。Stage Iから勝ち上がった5名とStage IIから参戦の3名。

 Stage Iから勝ち上がった5名は、伊藤、長野、谷田、山口、山路の各選手。長野未折選手は2016年の日本女子オープンに出場して10位タイに入ったジュニアの頃から活躍する選手。2000年生まれで古江彩佳選手に代表されるプラチナ世代。高校を卒業した後、アメリカの大学でプロを目指すという他の選手とは違った挑戦をしており、頑張ってほしい選手の一人。

 Stage IIからの3名は、原英莉花、馬場咲希、上原彩子と、大物揃い。上原選手は今季、故障から復活して参戦し、6戦を戦ったもののポイントを稼げず、シード権を喪失。それでもLPGAで戦いたいとQTに挑む姿勢には、思わず応援したくなる。

おわりに

 Stage IIの競技期間は、10月17日(火)から20日(金)の4日間。何位までが最終のQ-Seriesに駒を進めることができるのか、資料からは読み取れず。いずれにしても、日本からの8選手、悔いのないよう頑張ってもらいたい。

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