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新卒で入社した会社をたった8ヶ月で辞めた僕が、いま映像フリーランスとして生きる理由

Jayです(Instagram)
2025年になり新しい挑戦の一つとしてNoteの週一更新を始めることにしました。よろしくお願いします。

先月、新卒で入った会社を辞め、湘南に移住して環境が大きく変わったので
今の心境を整理するためにもこの記事を書くことにしました。

・会社員をこのまま続けていいのか不安
・何か新しいことに挑戦したいけど決断できない

私の友人や知人の間でそういった話は本当によく耳にします。
同世代の悩んでいる方に向けて私が会社を辞めた理由や、その後どう変わったのかをお伝えします。

IT会社に新卒で入社した理由

大前提として、私は大学在学中にフリーで映像クリエイターとして活動しており就職もしないつもりでした。最高で月100万円の売り上げの時もあり、この道で生きていく覚悟ができていました。

しかし、大学4年生が半分ほど終わったタイミングで色々と挫折が重なり
映像制作を副業で続けながら良いタイミングが来たら、独立しようと思って一旦就職をしようと決意しました。

私が入社したのは都内のIT会社で、営業職として入社しました。
リモートでも仕事ができたり、信頼できる社員が多くいることから成長できると確信し入社を決意しました。また、私自身「映像」という無形商材を扱っているので、この点でも営業を勉強しておくのは良いと判断しました。

実際に入社して、超ホワイト企業だと感じて、こんな働きやすい会社があるのかと思うほどの環境でした。給料も新卒にしてはかなり高い方で、教育体制や社内文化もかなり良かったです。

ただここで問題になってくるのが、
私のアイデンティティ(映像クリエイターとしての自分)でした。

会社を辞めた理由

当時の自分の状況と心境

入社してからの毎日は
会社員としての自分と映像クリエイターとしての自分
の区別ができずにいました。

最初は新しい環境に期待していましたが、
次第に日々の業務がルーティン化し、仕事への情熱を失っていきました。
『これが本当に自分のやりたいことなのか?』という疑問がずっと頭をよぎっていました。

大学卒業前までは、仕事で日本中を飛び回り色々な場所で撮影をしたり
日々新しい出会いがあったりと刺激に溢れた生活を送っていました。

しかし、会社員になるとリモートで仕事ができるとはいえ
基本的には毎日やることが大きくは変わらないため
以前との生活に大きなギャップを感じるようになりました。

「自分が本来いるべき場所はここなのか」
「確かに良い職場で成長もできる。けど何かが絶対的に満たされない」

そう悩み続けながら半年ほど経ちました。
その頃には映像クリエイターとしての自分を忘れかけ
ほとんど亡霊のようになっていたと思います。

会社を辞める決意さえ固まらず、新しい一歩を踏み出す勇気が持てずに
決断を先延ばしにしている自分に嫌気すら感じました。

辞める決断をしたきっかけ


そんな時に私が最も尊敬する映像クリエイター Hiroさんに会う機会があり
これがターニングポイントになりました。

Hiroさんは、2年前に私の動画を見て映像制作を始めるきっかけになったと言いました。
「あなたの映像は他の誰かの人生にも影響を与えている」
「何かを始める時にベストなタイミングはない、思い立った時がベストなタイミングだ」

映像を始めた頃の情熱を取り戻し、
その翌週には会社を辞めることを上司に伝えました。

人が変わる瞬間は人だと、改めて実感したエピソードです。

かつて私が誰かに影響を与えたように、その誰かがまた他の誰かに
影響を与える。

この影響力の連鎖こそがSNS時代の最大の恩恵なのではないだろうか。

会社を辞める決断をした後

会社を辞めるまで1ヶ月ほどあったので、この期間に
この決断を正解にするために、今後のプランをめちゃくちゃ論理的に
思考しまくりました。

自分は行動先行型というよりは、思考して行動するタイプなので
ここは納得するまで行いました。それは焦って浅い思考のまま行動しても
結局無駄になることが多いと思うタイプだからです。

そして、今まで住んでいた実家の埼玉を離れ
湘南で新たに環境を変え、挑戦の下準備を行いました。
固定費を増やすことで自分を追い込むと同時に
決意表明のつもりです。

まとめ

前提として全ての人がすぐに会社を辞める必要はないと思いますし
人それぞれ輝ける場所で輝くことが重要だと本気で考えています。

最近、自由な働き方だの好きなことで生きていくだの本当に聞き飽きました。発信者の独りよがりな意見が、世の中に浸透してそれを鵜呑みにして
苦しんでいる人も多いと思います。

だからこそ、今の会社を辞めろなんていう無責任な発言はしないです。

今の人生は理想的であるか?

これだけを自分に問えばOKです。

もし少しでも違うと感じるなら
思い切って一歩踏み出す勇気を持ってみて欲しいと思います。

日本なら失敗しても死にはしないです。
誰もが迷いながら生きています。大切なのは、あなたが本当にやりたいことに向き合うことです。

これを体現できるほど、できた人間ではないですが努力は続けています。

この記事が誰かの参考になると幸いです。
ではまた。

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