ポジション考察 #プット売り(変法)
こんにちは!Jです。
昨日は久しぶりにゴルフレッスンだったのですがコーチの前で張り切ってスウィングしていたら腰を痛めて意気消沈しました。
はい、余談でした。
さて、久しぶりに先輩トレーダーJさんのポジション考察の投稿をしようと思います。
今回は「プット売り(変法)」です!
実践オプション取引を学んだ皆さまからは、また変なの出てきた!と言われそうですが、あくまで変法であり皆さまが見るべき所はさほど変わらないので共有しようと思います。
下のチャートをご覧ください。
まず環境認識として日経平均が第三波で上昇してからの反転の第一波においてIV(黄色線)が上昇している事がわかります。
細かなエントリータイミングは割愛しますが、1番大切なプット売りのエントリー条件であるIV上昇が確認できたのでここで先輩トレーダーJさんは
ポジションをとりました。
下記の損益シュミレーターをご覧ください。
ポジションを保有した翌朝のシュミレーターになります。ギリシャ指標を確認していきましょう。
デルタ-0.023、ガンマ-0.00059ということで方向性リスクは先物ミニ1枚にも満たない程度だとわかります。
次にセータ+139なので1日あたり139,000円の利益ということを意味します。
最後にベガ-124というのはIVが1ポイントあたり124,000円のインパクトがあり、ベガがマイナスでありショートしているる状態なのでIVが下がってほしいということです。
(注)ギリシャ指標の数字はオプションの枚数で変化します。
今回はプット売り(変法)を用いて、方向性リスクをほぼゼロにした状態でセータとベガからの利益を取りにいきました。
通常のプット売りでは方向性リスクも受容して利益を狙いにいくポジションとなりますので勘違いしないようにしてください。
さて、今朝のチャートを共有します。
IVを示す黄色線が折れ曲がって下落していることがわかります。この下落=ベガからの利益になります。
プット売りのエントリー根拠はIVの上昇であり利確の根拠はIVの低下となります。
朝の時点では日経平均が+500円と大きくリバウンドしたのでIVは全面安となっておりました。
下記、スマイルカーブを共有します。
プット売り戦略においてこの様な形状を示すスマイルカーブの日は利確をする根拠となりますので、先輩トレーダーJさんはここで利確しました。
下記、ポジションの損益を共有します。
タイミングよくエントリーしてギリシャ指標からリスクを管理する事でわずか2日で+400万円の利益を得る事が出来ました。
さて、今回のポジション考察はいかがでしたでしょうか?実践オプション取引を学んでいた皆さまの中には初陣を飾れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
波に乗れた方も乗れなかった方も引き続き一緒に勉強を進めて参りましょう。
以上。
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