JAWS DAYS登壇体験談①(大橋さん)
こんにちは、JAWS DAYS 2021で登壇させていただいた大橋(@mamohacy)です。
本日8/1よりJAWS DAYS 2022のCfP募集開始ということで、私の昨年登壇時のエピソードをご紹介させていただきます。
今年、登壇応募してみよう!という方の後押しになれば幸いです。
CfPを送ったセッション
なぜCfPを出したのか?
JAWS DAYS が主に扱うネタというのは、AWSを中心としたクラウドの採用事例や特定サービスの技術的深堀りといったことがメインであることはみなさんもご承知の通りです。私は自社へのクラウド適用を通して、日本のレガシーな企業においてクラウドを採用するということの最も大きなハードルは、クラウドを導入するということに対する心理的障壁の高さと、そもそもクラウドの利用を想定していない組織ルールへの適応にあると確信していました。
これらのブロッカーを取り除いていくという活動は非常に重要で、かつ非常にタフな問題であるにもかかわらず、オープンな場でテーマとして取り扱われることが当時はまだ少なく希少性が高いのではないかと考えました。またこういったクラウドではあるものの技術とは少し遠い組織改革的な活動=CCoEのニーズが市場にどのくらいあるのかにも興味がありました
やろうと思えばKDDIの公式イベントとして開催することも可能だったと思いますが、私個人がそういった恣意的なイベントがあまり好きではないことと、なにより企業色の入らないオープンな場でやることこそに意味があると考え、応募に至りました。
登壇に向けての準備
もともと2017年のJAWS DAYSに一度同じネタで登壇しており、そのときはCCoEではなくエンタープライズへのAWS適用の挑戦という文脈でした。
当時の資料をベースにこの5年間の間に更新された内容や追加で行った施策を資料化していきました。あたまの中にある程度のストーリープロットはあり、メモにも残していたのですが、最新状況は取得できても実行途中のスナップショットが残っておらず、情報収集は難航を極めました。私自身の持っている情報だけでは到底埋めきれず、CCoEのメンバーにも手伝ってもらいながら登壇1週間前になんとか資料を仕上げました。
登壇当日について
登壇当日は普段リモートワークをしている自宅の屋根裏部屋からリモート登壇しました。
リモート登壇ということもあり事前のリハーサルなども慎重に重ねてきたのですが、本番はうまくストリーミングに載っているのかが登壇者にはわかりづらく、200人を相手に喋るときよりも遥かに緊張しましたw
ですが喋りだせばいつもどおりと変わらず、登壇時間はあっという間に完了。
みんながTwitterで盛り上げてくれていたのを追っかけで見てほっこりしていました。
登壇の反響など
登壇後は数々の方から問合せを頂きました。面白かったのは社内やグループ企業からの問合せが多かったことです。もともとインターナル・マーケティングに社外を活用することは2017年登壇当時も言及していましたが、ここでも同様のことが起こりました。
JAWS DAYSに参加されている方たちの熱量の高さ、感度の高さのようなものは毎回感動するのですが、それは当日参加されていなかった人へも飛び火するレベルで、登壇を行うたびにその影響力の強さを感じざるを得ません。
CfP応募される方へ
実際に採択されるかどうかはわかりませんが、挑戦してみる価値はとても高いと思います。何より登壇することで自分自身の考えを整理したり、それをアウトプットとして世に出す行為によって得られるものの価値は、やってみないとわからないものです。
少しでも何かを感じるようであれば、迷わず挑戦してみてください。
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