JAWS DAYS 2021 -re:Connect- 開催!
こんにちわ、JAWS DAYS 2021 実行委員長の山口(@kinunori)です。
2021年3月20日(土) 10:00〜18:00 @ オンライン で JAWS DAYS 2021 -re:Connect- を開催することとなりました。
JAWS DAYS 2021 -re:Connect-
日時: 2021年3月20日(土) 10:00〜18:00
場所: オンライン
参加者数: 無制限
JAWS DAYS 2021 へどのような想いをもって携わっているのか、私自身のJAWS DAYSとの出会いから少しお話をさせて下さい。
JAWS DAYS との出会い
私の JAWS DAYS 初参加は 2014年です。会場はベルサール新宿。
1つの大きな部屋で全てが構成されていて、中央にメインセッションがあり、それを囲むように6つのセッションが同時に進行されているという会場です。
当時、私はAmazon Web Service(以下、AWS)という名前は知っていたものの使ったことはなく、OpenStackというAWSのコンペティターになるプロダクトの製品担当を任せられたタイミングでした。AWSはAmazon.comの余ったコンピュートリソースを従量課金で提供しているという噂も疑うことをしていなかった程度の知識です。(よく考えればそんな事はありえないってわかるのですけどね。そこまで考える興味もなかったという感じです)
JAWS DAYS に参加した理由は、敵情視察です。SIerでOpenStackの製品担当を任せられた私は、その製品の勉強をしていくのですが、AWSが比較に出てくることは珍しくなく、APIなどは特にAWSをモデルにしているところが多いというものでした。OpenStackを理解し、OpenStackの良さを説明するためにAWSを勉強しようという動機です。
爆発的な衝撃と圧倒的な熱量のシャワーを浴びる
ある意味、不純な動機で初参加したJAWS DAYSでしたが、会場に入り最初のセッションを聞いた時、頭の中にバーンッ!と音がなるような大きな衝撃を受けました。参加したのは Immutable Infrastructure という考え方を取り上げたセッションです。
その時、大手SIerに所属していた私は、外部と自分を比較する"ものさし"を持っていませんでした。正直、ある程度の仕事をこなして、社内で評価を貰い昇進・昇給してエンジニアとしての人生を全う出来れば良い、という考えが頭のどこかにある状態でした。
バーンッ!と音がなるような大きな衝撃は、Immutable Infrastructure セッションを聞いて、「こんな考え方があるのかやべえ、エンジニアとしてそこそこ出来るつもりでいたけど、俺今まで何してたん?だめじゃん、俺。Ciscoの資格持ってます、LPIC Level3持ってます、そんなの通用しないのでは?ヤバイな、これ。」という、今までエンジニアとして歩んで来た自分との登壇者の話す内容のギャップです。
他にも、日経新聞さん、東急ハンズさんの事例セッション、なども衝撃でした。めちゃくちゃメモして、めちゃくちゃスライドの写真を撮って帰ったのを覚えています。(スライドは公開されるんですけどね、その時の私は知らなかったのです)
何より、その会場にいる方々の目が輝いているというか、展示会や商業セミナーでは見れない、活き活きとした風景がそこにはありました。いま振り返ると「圧倒的な熱量に打たれる」という体験をしたのが、この時だったんだろうと思います。
台風のような速さと勢いで情報がインプットとして入ってくるセッション、圧倒的な熱量の影響か重力が違うような会場の空気にもあてられて、懇親会に出る余裕もなく、本編が終わったあと、クタクタで帰りました。
これが、私にとってはじめての JAWS DAYS でした。
JAWS DAYS で人生が変わる
その後、業務的につながるものがあったのでAWSを勉強していきました。JAWS DAYS きっかけで勉強して本格的にAWSを勉強し、AWS認定技術者資格も取得しました。
ただ、俗に言う本番でAWSを利用している訳ではないので、勉強はすれとも遊びの域を過ぎない状態です。ペーパードライバーのような感じです。
本番でAWSを使える環境で勉強したい、自分をもっと成長させたい。
私は環境を変えることを選択し、その時所属していたSIerを退職して、現在の企業に転職しました。
現在は、所属企業のAWS事業責任者としてビジネスにコミットするとともに、コンテナを中心としたエンジニア業務も行っています。
2019年、2020年のAPN AWS Top Engineers 100に2年連続で選出され、2020 Japan APN Ambassadors(国内20名、全世界195名)にも選出されました。
たくさんの友達、仲間も出来ました。6年前は見れなかった景色が見えています。
全ては JAWS DAYS への参加がきっかけです。
JAWS DAYS 2021 -re:Connect- にかける想い
JAWS DAYS は沢山の方に良いきっかけを与えられる数少ないイベントです。感じ方、得られるものは人それぞれ違うかも知れません。ただ、絶対に何かを感じ、得ることができます。私はそう信じていますし、確信をしています。
その得られるものの中には、共感、雰囲気を通じて得られるものも少なくありません。私のはじめての JAWS DAYS で感じた熱量もそうだった共感、雰囲気を通じて感じたものだと思います。
コロナ禍ではなければ、大きな会場で、顔を合わせて、セッションを聞き、時には話をしながら、共感して、大きな熱量に包まれた雰囲気で、全員が何かを得て持ち帰ることができる JAWS DAYS を開催したかったというのが本音です。
しかし、新型コロナウイルス感染者数が日々更新されるこの状況において大きな会場で集まり、イベントを開催することは現実的ではありません。やりたかった、で止まっていては何も生み出すことはできません。
私達は歩みを止めず、新しい状況下においても自分たちが出来ることを探し、挑戦してくことが必要です。変化への適用、これはクラウドに関わる人間に求められる重要な要素です。これまでのカタチにこだわらず、JAWS DAYS も新しいカタチへ向けて歩み、挑戦していきます。
JAWS DAYS 2021 では、新しいオンラインイベントのカタチへ挑戦するためのメッセージとして、-re:Connect- というテーマを設けさせて頂きました。
-re:Connect- には、このような想いを込めています。
・今まで JAWS DAYS や JAWS-UG のイベントに参加していなかった方が多く参加できるイベントにする
・JAWS DAYS への参加をきっかけに近くのJAWS-UGや、興味のあるJAWS-UGを知ってもらう
・全国のJAWS-UGがつながれるイベントにする
・一方向のつながりだけではなく、登壇者と参加者、そして参加者同士で
つながりをもてる双方向型のイベントにする
・会場型のイベントでは実現できなかった、過去最大人数が参加できるJAWS DAYS にする
オフラインでは見えなかったこと、オンラインだから出来ること、オンラインになって感じる今までの繋がり、こんな状況だからこそ JAWS DAYS を通して JAWS-UG という「つながり」を大きくしていきたい。
-re:Connect- というテーマに、JAWS DAYS への恩返しも込めて、皆さんに参加して良かったと思ってもらえるイベントに出来るよう、実行委員の方々と協力し、全ての力を振り絞って準備していきます。
JAWS DAYS 2021 -re:Connect- 2021年3月20日(土) 10:00〜18:00 @ オンライン で開催することをここに宣言します!
JAWS DAYS 2021 -re:Connect- 実行委員長
山口 正徳
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