JAWS FESTA 2023 in Kyushu 振り返り
早いものでJAWS FESTA 2023 in Kyushu(以下、JAWS FESTA 2023)を開催して1ヶ月が経ちました。開催当日の朝、少し肌寒さ感じて、何着ていくかを20分くらい悩んだのを思い出します。そこから急激にもう冬にだなーと思うくらい寒くなりましたね〜
あっ、こんにちは
JAWS FESTA 2023 実行委員長の阿部です。
今回はJAWS FESTA 2023 実行委員長の視点からJAWS FESTA 2023で目指したこと、取り組んできたこと、結果や課題をもとに、みなさまとこれからのコミュニティイベントをどうやっていくかのネタになるようなお話ができたらと思います。
アンケート結果や当日の投稿については下記ページをご覧ください。
企画時の資料を初公開!
JAWS FESTA 2023を最初に企画し始めたのは2022年末ごろで、その時の資料を初公開!
この資料に記載している4つと、もう1つの観点からJAWS FESTA 2023を振り返っていきます。
※ 企画書には記載しているが本編では持ち込めなかったものもあるので、その点についてはご了承ください🙏
目指したこと1:地域の枠を超えた連携
過去のJAWS FESTAでは都市単位での開催が多いのですが、
今回は「九州」という大きい枠で開催を決めた背景には
「九州の特色を全面に!九州各県それぞれのカラーを知る機会を作る!」
が強く、絶対実現させよう!と強い気持ちで臨みました。
だからこそ、ここに至るまでには多くの時間を要し、ギリギリまで登壇内容の調整を行いました💦
この県はどういう分野に力を入れてるんだろうなどの調査から、九州から挑戦しているこの熱量をどうやったら、よりみなさまにお届けできるか、
言葉の通りの0からのスタートで、無事全セッションの発表までこぎつけたのは実行委員メンバーだけでなく、登壇者の方々のご協力もあったからです。ありがとうございます!
結果としてはほぼ九州各県の事例が集まり、アンケート結果でも
「九州事例として、アナログな現場をDXで変えようとされていて今後が楽しみだと思った。」
などのお声もいただき、ほとんどのセッションで席が埋まってしまうほどでした。
そして九州の方々にJAWS DAYSの雰囲気を少しでも味わってほしいと思いCfPで全国公募したメインセッション!
中には普段使わないサービスもあったと思いますが、多くの参加者で溢れてましたね!
こんなのもあるの!?もっと知りたい!面白いじゃん!って思ってくださった方はぜひ、来年3/2にJAWS DAYS 2024にも一緒に参加したいです!(^^)
目指したこと2:コミュニティとの連携
JAWS-UGだけでなく、多くのコミュニティ活動がCovid-19による影響を受けたなかで「今後私たちとコミュニティの関係について考えていくきっかけにしたい」「他のコミュニティの方々とも一緒に九州を盛り上げていきたい!」
このテーマにはそんな思い/願いを詰めました。
コミュニティトラックでは福岡でのコミュニティ活動の歴史や奮闘がわかるセッションを行っていただきました。長く関わられ、自身の好きを突き通してきたからこそ発せられる言葉に刺激を受けたのは私だけではないはず。
この方々の奮闘から福岡では当たり前と言われるようなエンジニアコミュニティ文化が生まれ、わたしたちはそれに助けられて、これまで思いっきり好きを貫けてこれたと改めて感じました。
本当に先駆者である方々に感謝しかありません泣
そして福岡だけでなくコミュニティ活動でこういうことしてるんだ!という方々をCfPで募集させていただき、登壇いただきました。福岡だけでなく、全国にもこんなコミュニティがあるんだ!と知ってほしく、トラックオーナに切望して組み込んでいただきました笑
直近名古屋支部の取り組みは注目されているのもありますが、毎月イベント開催を継続している原動力が本当にすごい!
午前のパネルディスカッション、「地方コミュニティの存在意義とは?」は、JAWS-UG 福岡の木村さんと私がとても切望して組み込んだものです笑
以前より木村さんと地方でコミュニティ活動を続けていく上で何が重要なのかなどをめちゃくちゃ話していて、それをみんなと話してみたい!考えてみたい!そんな思いをパネリストの方々とも共有し、企画までに至りました。
ただ、ここで一つアクシデントが…
開催1週間前に、モデレーターの木村さんが諸事情で当日参加がむずかしくなり、モデレーターが鈴木さんに変更になりました。
急遽の変更で実行委員内もアワアワしていましたが、事前打ち合わせの際にテーマに対して鈴木さんから
「より簡単に情報が持ってこれるようになって、オフラインでコミュニティを行うゴールってなんだろう?」と聞いたときに、
「あっ、絶対面白くなる」それだけ確信できました。
(…いや、鈴木さん本人はとても緊張をしていました💦)
全国各地の勉強会(聞くところによると20くらいの都道府県は回ってるらしい)に参加し、その経験から発せられる言葉に様々な考えが巡っているのが、会場にいらっしゃった方々にひしひしと伝わったと思います。
そんな豪華メンバーでお送りし、私自身がここで感じたものは
同じ課題間のある人同士でいつでも議論ができる場所が近くにあることが重要なのかなと私は思いました👀
私自身九州で学生をしていたからこそ感じることですが、インターネットが普及したとしても調べるワードがあっていないと求める情報に、自分の興味あること以外にはなかなかたどり着かないと思ってます。
それがコミュニティであれば、実は自分の悩みだけではなかったことに気づいたり、自分の予想外の角度からのインプットが入ることがありますよね。
そんな自分の近く場所があることで、スキルアップに対するモチベーションや困ったときに助けを求められる心理的安全性につながるのではないかなと聞きながら感じていました。
当日もみなさまから様々な意見がX(旧: Twitter)などで飛び交いました。
ぼくと木村さんからすると、これこれ!!!という感じです笑
と、私と木村さんのテンションは一旦置いといて、オフラインが復活し始めてる今にとって地方コミュニティについて共に考えるきっかけになったことが私はとても嬉しかったです!
目指したこと3:スタートアップ企業との連携
福岡といえば… スタートアップ支援と思いつく方々も少なくないはず。
私自身前職も含めてスタートアップ・ベンチャー企業と言われる企業に所属、その世界を見続けていたからこそ、「もっとこの会社やサービス知ってほしい!」と思うことが多かったのがきっかけです笑
当日は九州で活躍するスタートアップ企業、ここ1年くらいの間に上場された企業の方々だけでなく、それを支援していただいてる福岡市さんにも登壇いただきました。
アンケート結果でも「全く違う業界に所属してるけど、アーキテクチャなどからみてすごく興味が湧いた」などの声をいただき、この声を聞けたことが私個人としてとても嬉しかったです。
これまでの多くの企業の方々たちによって形成された「企業同士の距離感の近さ」によって様々な視点がうまれ、世の中にアプローチしてる今の九州の実態を感じていただけたのではないでしょうか。
目指したこと4:学生エンジニアとの連携
私自身、学生時代を九州で過ごしていた && 学生時代にJAWS-UGに参加できなかった悔しさがあったからこそ、
今の学生にはぜひAWSを触って欲しい、コミュニティ活動は怖いものではなく、みんなで学び合う優しい場であることを伝えたい
そんな思いを込めて今回取り組みました。
(というか、お主いまも九州だからずっと九州じゃ…って思った方々、一旦触れないで下さい笑)
ここに関してはちょっと悔しい結果になりました。
なんでかって、明確なデータを取れなかったこと💦
10代の参加者が数名というデータが取れていますが、今後の参考データとしても参加申込のタイミングで収集するなどの検討すべきだと思いました。
そして、個人的にですがもう一つ、このセッションを聞いてです。
びきニキさん自身が学生であるからこその意見・視点が盛り込まれており、自分も当日聞きながら、あぁ…気持ちが学生に向けてないところがあるな…と痛感しました💦
と、いうことでこれを読んでいただいている運営者 && 学生を巻き込んでいきたいと思っているみなさま、一度でいいので読みましょう…ともに学ぶのです…
目指したこと5:オフラインならではを全力で楽しむ
JAWS-UG主催の全国規模イベントで4年ぶりの完全オフライン開催。
この機会を楽しまずして、なんとする!と企画段階からテンションMaxで臨みました笑
お祭りトラックやハンズオントラックはやはりオフラインならではでしたね!!!!!
もちろんオンラインでの模索も行いつつ、たまにはオフラインでみんなでわいわいしながら、「あーでもない、こうじゃない?」などを交わせる空間は大事だなと改めて痛感しました。
そんな中でも反響を呼んでいたのはお茶会でした!👀
懇親会だけでなく、本編中に「このセッション良かったね!」などその場にいる人たちとだからこそ話せるそんな空間をみんな求めてたのかもと、JAWS-UG内で話題になってます!
当初はセッションの合間に休憩できるスペースがほしい && 参加者同士が交流する場所を増やしたいという思いで企画したのですが、予想を遥かに超えた盛り上がりになりました👀
たしかに、色んな事情があって懇親会来れないっていう方もいらっしゃるということを考慮できているのがよかったですね!
速攻で佐賀支部が11月のイベントに組み込んだらしく、今後増えていくといいなと思っています(^^)
提案してくださった伊藤さんありがとうございます!!
当日を盛り上げたコンテンツたち
セッション以外にもサポーターブースやノベルティもJAWS FESTA 2023を盛り上げてくれました!
九州以外の企業の方もこの人ために遠いところお越しいただき、参加者の中には初めて聞く!という企業さんも多かったのかなと思います。
AWSという一つのサービスでこんなにも多くの企業さん、世界が広がっていることを実感するような場所になっていました!
そして、今回のサメさんは「法被」と「笠」だけでなく、「二○加煎餅」を着せるというテーマの「クラウドどんたく」に負けないくらい、福岡に染まりきっていました笑
JAWS FESTA 2023で作成したノベルティのリストは下記になります!
これ以外にも当日サポーターブースで掲載させていただいたポスターなどもあります!
Tシャツ
トートバック
サメステッカー(2種)
ステッカー
ノックマッキーペン
缶バッチ(2種)
ネックストラップ
シリコンリストバンド
本当に参加者の方々から「面白い!!!」「九州詰め込んでていいね!」などの多くの声をいただきました!
デザイン/ノベルティ発注を担当頂いた、
中野さん、松尾さん、尾谷さん、古里さん 本当にお疲れ様でした(^^)
移動手段に可用性を
まぁ、、、こればっかりはどうしようもなかったです💦(先に言います)
本編閉会間際に公共交通機関が一時利用不可になる想定外が発生しましたが、閉会式が終わる頃には復旧してよかったです。
今回は本編会場と懇親会会場が離れた場所にあった && 本編会場への移動手段に公共交通機関を推奨していたため、かなり影響度合いが大きかったですね💦
移動手段に公共交通機関に絞る場合、複数のルートを事前に調べておくのをお勧めします!
登壇者、サポーター、当日スタッフ、そして参加者のみなさまに感謝
そして度々にはなりますが、
4年ぶりのJAWS FESTA、オフラインカンファレンスというチャレンジにご協力いただいたサポーター、当日スタッフのみなさま
JAWS FESTA 2023にセッション応募をしていただいたみなさま
JAWS FESTA 2023に合わせて素晴らしいセッション/プログラムをご用意いただき、登壇いただいたみなさま
そして、JAWS FESTA 2023に九州から、日本全国、海外から
ご参加・ご協力いただいたみなさま
みなさんにご協力いただけたからこそ、このJAWS FESTA 2023は実現できました。実行委員を代表し、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
今回のチャレンジをきっかけに生まれたつながりや出会い、そして改善点や課題を含めて、これからのJAWS-UGのイベントに活かし、より多くのユーザーたちとJAWS-UGを通じて学び合い、よりみんなで楽しんで過ごせる、そんな場所を目指して活動していきます。
そして、JAWS-UGだけでなく様々なコミュニティともコラボをしていき、それぞれの地域に根ざしたコミュニティ活動を行っていき、コミュニティの輪を広げていきたいとおもいます。
久しぶりのオフラインイベントで見えてきた課題や知見はクローズドにせずに、コミュニティ活動に関わる方々に広く共有していきたいと考えています。
私自身これからもコミュニティに関わっていきたい!今回で得たことを活かしていきたい!伝えていきたい!と思っているので、何かしらご協力できることがありましたら、ぜひ 阿部(@east_takumi)までご連絡ください(^^)
それではみなさま
JAWS FESTA 2023に参加・ご協力いただき、ありがとうございました!
今後もJAWS-UGを、コミュニティ活動をよろしくお願いします!
また九州にいらっしゃる際はぜひ、ご連絡ください!笑
いつでもお待ちしてます〜😆
オフショット!
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