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フレンドリーブロールやろう

※身内向けの啓蒙記事です。MTGAのフレンドリーブロールのデッキ組んでくれ。ということしか書いていません。

 タイトルの通り。フレンドリーブロールやってくれ。おもろいから。

と言ったところで誰もルールわからないと思うので説明しよう。

 まずブロールとは、4人対戦が技術上導入できない(?)MTGアリーナの独自フォーマットで、言ってみれば2人用統率者戦だ。
 カードプールの違いでスタンダードブロールとヒストリックブロールの2種類がある。正確にはヒストリックブロールという名称はもう無いのだが、説明しやすいのでこの呼称を使う。

 スタンダードの方は統率者1+60枚、ヒストリックの方は統率者1+100枚のデッキを用意する。
統率者は伝説のクリーチャーorプレインズウォーカーから1枚選択し、それに含まれている色を用いて60(100)枚のハイランダーデッキを作る。
 ハイランダーとはデッキに各カードを1枚ずつしか入れられないという意味。
 スタンダードは現スタンダードフォーマットがカードプールになり、ヒストリックは禁止されているものを除く全カードが使える。

 統率者が確実に使用できるため、ある程度の戦術は固定できるものの、ハイランダーによるランダム性によって毎試合違う展開になる、ボードゲームのような楽しさが魅力のフォーマット。

 

 しかし、ブロール専門でやっていない人から見れば双方少し問題点があると思う。
 
 まずスタンダードブロールは単純にカードプールが狭すぎる。ハイランダーにする必要があるにもかかわらずこの狭さだと、60枚とはいえデッキの方向性を絞るのが難しく、面白いコンボなども仕込みづらい。
 あと現行でちゃんとMTGAやってるプレーヤーしか組めなくて復帰勢に優しくない。

 次にヒストリックブロールは、用意するカードが多すぎる。
身内での使用感を見ているとアリーナはスタンダードフォーマットが主軸のゲームで、エクスプローラーやヒストリック(所謂下環境)も手広くやれるほど資産を持っている人は少ない印象。
 ハイランダーとはいえ100枚用意するとなると、スタンに使えないレア、神話レアを結構な量交換することになり、敷居が高い。
特に土地が一枚ずつしか使えないのが痛い。
 また、アリーナ専門=統率者を経由してきてないプレイヤーは100枚(土地除いて60枚)も統率者とシナジーあるカードを集めるのが大変で、資産があっても組むのがムズイ。

  

 さて、ここまで説明したところでようやくフレンドリーブロールの説明。これはアリーナのプレイ(野良試合)で選択できず、フレンド戦のみで選べるフォーマットで、上記2種と違いデッキが40枚からOKとなっている。
初心者用のブロールといった趣。

再調整後〜というのはアルケミーでナーフ・バフされたカードを反映したものだが、このフォーマットフレンド対戦に存在してない気がする。よくわからない。

 

 このルール、かなり丁度いい。
まずカードプールがヒストリック基準なので、カードがとにかく多く、自分の好きな統率者と、それに合った戦術を組める可能性が高い。個人的には指輪物語コラボのキャラカードがつかえるのがうれしい。

 また、40枚ということは土地を除けば24枚前後集めればいいだけで、デッキを組むのが格段に楽。
 例えばサムを統率者にした場合、“食物”と書いてあるカードと“トークン”と書いてあるカードを適当に集めるだけでデッキになるし、この枚数ならこれまで適当にスタンやってきた貯金でそんなにワイルド削らなくても組めた。

 いろんなカードが使えて楽しいという統率者戦・ブロールの面白さは残しつつ、とにかく組みやすくて敷居が低い。それがフレンドリーブロール

 通常のブロールよりカードが少ないので、やろうと思えば再現性の高い凶悪なコンボデッキを組むこともできるが、どうせ身内でしかやらないから話し合いでラインを決めればええやろ。
 最強を極めることに意味のないフォーマットだし、各々の推しを見せびらかそう。

 というわけでやろう!フレンドリーブロール!
勢いでデッキ5個も作っちゃったから消化させてくれ。

 

推しのガラゼス・プリズマリさんのデッキ
ストリクスヘイヴンに帰りたい

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