カニ浄化の司祭【MTGAヒストリック】
前回の記事でヒストリックのデッキ記事も書きたいと言ったので有言実行、早速作ってきたぞ。
さて今回はさっそくリストを見ていただこう。
これがヒストリックで初めて作ったデッキ……?
正気か?
いいんだ。おもしろいから。
やりたいことは単純
翼套の司祭を戦場に出したときの誘発に割り込んで神秘の反射を司祭自身に唱えることで
出る鳥が全て司祭になり、それぞれの司祭が倍増した防衛クリーチャー分鳥を出すのでメチャクチャ鳥が出て、
タクタクの瓦礫砦を置いておくことにより、出た鳥が全員速攻を持つので全軍突撃して勝ち。
成功するとこうなる。
防衛3体の盤面に司祭置いて反射したので司祭が追加で4体出て、鳥が48体出ている。
防衛2体+司祭でも27体出るので、ワンショットの要求値は意外と低い。
司祭+反射+タクタク+防衛なにか1体
の4枚コンボだが、このデッキで防衛が全く出ないこともなく、司祭も盾壁の歩哨でサーチ可能なので反射学会の中ではマシな方。
マナ要求値も司祭+反射の5マナと軽い。
もちろんコンボパーツ揃えるまで防衛置いてるだけだと余裕で轢き潰されて死ぬので、厳戒態勢で戦線を作って時間稼ぎすることも忘れてはいけない。
普通のタフネスデッキと違ってコンボで勝つので最悪厳戒態勢を引けなくてもそこまで痛くないのは良いところではあるか。
また、トークン生成カードが司祭だけだとコンボの成功率に不安が残るため、ヒストリック専用の意味不明なカードを入れている。
司祭と数体防衛が並んでいる状態でタフ4以上の壁を浄化すれば同じことが出来る。
これを抜けばエクスプローラーで組めるのだが、わざわざこんな変なカードを入れてるのはタフネス要求のトークン生成カードであること。
タフネス要求といえば〜このカニ〜〜
キャリクスを浄化すれば鳥が17体出る!
ライフが削れていて航空戦力がいなければそれだけでキルを狙える打点だ。
これを落とすためだけに信仰の取り繕いが入ってる。無駄なカード多すぎるだろ。
そしてこの構築がクソデッキであることの最大の理由だが、17体のトークン生成に合わせて司祭を反射すると、17体の司祭が18体の防衛クリーチャーに反応して鳥を出すため、
スタックが300以上積まれてアリーナが破壊される。
もし落ちなかった場合はアリーナの上限である自軍のクリーチャー総数256体になるまで鳥が出続ける。
このときは3分ぐらい止まってた。
100以上スタックが残ってるのに鳥が出なくなったので、実際には300……いや最後の17スタックは「他の防衛クリーチャーの数=最低18体鳥を出す」なので最終的に600体ほど鳥が出ていたはず。
あまりにもメチャクチャすぎる。反射と司祭のスタン期が被らなかったのが本当に惜しい。
しかしこういうスタンでは実現しなかったクソコンボを世に出すためにヒストリックはあるんだよな。本当にそうか?
カニ浄化部分は置いておいて、司祭反射ギミックだけを見れば簡潔なコンボのため、反射初心者にもオススメできる。
反射学会ヒストリック支部では未だに反射研究が続けられている。「〜が戦場に出るたび」とテキストにあるクリーチャーが出る限り終わることはないのだ。
ちなみに反射して一番強いクリーチャーは峰の恐怖で結論が出ているため、もうあとは芸術点を競うしかないところに来ている。
デッキレシピ
土地はメチャクチャ適当です
4 ルーンの壁 (WAR) 75
4 激浪の亀 (THB) 61
4 タクタクの瓦礫砦 (ZNR) 173
4 翼套の司祭 (DMU) 39
2 怒り狂う島嶼、キャリクス (ZNR) 49
2 盾壁の歩哨 (DMU) 238
3 砂漠の浄化 (MH2) 28
4 信仰の繕い (MID) 221
3 神秘の反射 (KHM) 69
3 運命的不在 (MID) 18
3 厳戒態勢 (RNA) 182
4 さびれた浜 (MID) 260
4 連門の小道 (KHM) 260
4 神聖なる泉 (RNA) 251
1 ラウグリンのトライオーム (IKO) 251
2 針縁の小道 (ZNR) 263
4 戦場の鍛冶場 (BRO) 257
2 河川滑りの小道 (ZNR) 264
3 シヴの浅瀬 (DMU) 255