今更ではあるがステイホームなこの時代にゲーム配信視聴のおすすめ~RTA WEEKだよ~

1. ゲーム配信を知ったきっかけ 

世間がラグビーワールドカップに沸いてさあ次はオリンピックだという2019年冬、コロナ禍などという恐ろしいフェーズに時代は突入してしまった。

某所でサービス業に従事していた私の仕事量はみるみるうちに減り、ついには月のほとんどが自宅待機となってしまった。もともとインドアな性格ではあったものの、さすがにスマホゲームとツイッターと低俗なワイドショーだけでは暇が潰せそうになく、かといって今さら勉強もするわけでもなく、動き回ることがなくなったので腰痛もひどくなっていったとき、TwitterでRTA in JAPANの告知を見かけた。


2. 本当に何も知らなかった

ゲーム配信が盛んになり始めていたであろう数年前に自分は日本におらず、ネット環境が充実していない場所にいたのと、日本におけるゲーム配信の最前線の一つのニコニコ動画は、流行っていた頃に触ってこなかったので、RTA(リアルタイムアタック/スピードラン)はこの時初めて知った。

低レベルクリアやTASさんは知ってるけれど「リアル」って何?という状態だった。

物心がついたのがSFC最盛期だったのもあり、ジャンルの合う同年代の人とはそこそこのゲーム話ができる程度で、FPSが人気になったワールドワイドな最近のゲーム界隈については全くわからない、本当に普通の一般人がふとしたきっかけで現代のゲームの世界を知ったクチである。


3. RTA in JAPANを観始める

自分の動画視聴人生は、このRTA in JAPAN Online 2020のトップバッターだったファイナルファンタジー6の走者さんと解説のお姉さんの影響によるものが大きい。


走者さんは乱数調整をして無駄なエンカウントを防ぐし、お姉さんもこのゲームを極めた人らしい詳しい説明と、何よりゲーム内の特定のパートでの歌が印象的だった。そして二人のとぼけた掛け合いで行われる茶番が、RTAイベントに初めて触れた自分には新鮮なエンターテインメントであり、大いに驚きそして笑わせてもらった。人によって好みは分かれるだろうけど、自分はこういう茶番パートは未だに大好物です。

もう一つ、視聴者のチャットによるコミュニケーションも楽しい。

昔は実況民であったため、テレビでのスポーツ中継や映画・ドラマを観ながらネット上で騒ぐことが好きな性分もあって、雰囲気にはすぐに慣れた。

ミーム(流行り言葉)が生まれては流れ生まれては流れという瞬間に立ち会えるのは素直に楽しい。あとTwitchのエモートってすごい。


ファイナルファンタジー6のランで度肝を抜かれた自分は、結局このイベントを風呂と睡眠の時間を除きずっと張り付いてすごすことになった。(Twitchを初めて使ったので、過去の配信の録画を観られることを知らなかったというのもある。)


4. ステイホームの日々が続くから、おうち時間を楽しもう

家にいながらにしてスマホひとつでたくさんの人と交流できるのは、便利で手軽で、そういう意味ではいい時代になったなとつくづく感じる。加えていつ終わるか見えないステイホームな世の中の雰囲気には貴重な娯楽の手段だと思う。

配信する側も視聴する側も、感染リスクは低いからそういう面では安心。

まだまだ気の抜けない日々が続いて、周りを気にせず思いっきり外出できるゴールデンウィークではなくなってしまっているが、なんと!今現在Twitchとニコニコ動画上でビッグなRTAイベントが開催中なのである。

こちらは有名なRTAプレイヤーの方が主催されているイベントで、RTA in JAPANではないものの、“小規模イベント複合型イベント”という感じのもの。期間中はRTA走者、動画配信者、視聴者問わずたくさんの日本人が集まって日夜ワイワイしている。

ゴールデンウィーク中、朝から夜遅くまで毎日行われているのでいつ行っても何かしらRTAを楽しめる。

特定のゲームのファンという方も、そうではないけどちょっと気になる程度という方も、万人向けのイベントと思って最後に紹介させていただく。まずは行ってみて、走者によるゲームの素晴らしいさばき方を観て、チャットでたくさんのゲームファンと一緒にデジタルな熱気に飲まれてみてほしい。


補足
・RTA走者さん等は有名な人ではあるし、Twitterで調べればすぐ出てきますが、お名前を伏せることにしました。
・感染リスクは低いけど、腰痛と眼精疲労リスクは高いことに注意。
・自分は配信する環境もゲームを極める技術も持っていないので、文章にして同世代にゲーム配信文化を広めていきたいなと思ってnoteを始めました。noteも初心者!

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