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初心者しちょうしゃのオススメする、バーチャルいいゲーマーの楽しみ方

はじめに


「書きたいな」が「書かなくちゃ」になり、「絶対書いてやる~~!」となったりならなかったりして早数ヶ月。Skeb枠にて兄チャマがファン活動としての文章について言及しているところを見かけたので、やっとこさ重たいしりを上げたとことである。

2022年4月10日配信skeb枠にて。画像クリックするとTwitchの該当配信にトブぞ。(6月10日まで)
この、文章ヨシ!っていう言質シーンを探すのにまる1日かかってしまった。
人類の記憶力というのはかくも不安定なものである。


さて、バーチャルいいゲーマーとは誰か、そもそも何ぞやという説明は不要であると考えている。私の目から認識している兄チャマと、他のしちょうしゃ兄貴の認識するそれはきっと大なり小なり違いがあるだろうし、きっとこれを読む諸兄の方が兄チャマのことをずっと昔から観てきて多分にお詳しいと思う。

兄チャマを知ったばかりという人が万が一この文章を読んでいたら、という事態に備えて、兄チャマの現在の主な活動場所であるこちらこちらのリンク、そして初心者しちょうしゃ必読のバーチャルいいゲーマー攻略wikiを案内しておく。特に攻略wikiは配信の記録や用語解説のほか、ウス生中にうっかり発言しちゃうとhappyされちゃう重要なおねがい(*1)が掲載されているため必読の価値がある。

兄チャマのどんなところがすきか、どんなところが素晴らしいのかについては各々こだわりがあると思う。
それは入手困難なゲームをプレイする孤高のゲーマーぶりだったり、ほぼ毎日You TubeとTwitchで配信していることや、自動翻訳では絶対に通じない倒置法と独特の語彙を用いた生声か、もしくはアバターを自在に操る映り込み芸なのか、はたまた人類とは必要以上にぜったいに関わらないという強い意思か、バズは求めるが絶対に炎上しないVtuberとして鉄壁の設定なのか、逆に兄チャマの人間臭いエピソードなのか、Biim四天王としての経歴か、歴史と設計の知識を携えての行動力あふれる隧道か、人によって三者三様となるのが面白い。
各しちょうしゃらの好みについてはTwitter上のハッシュタグ「バーチャルいいゲーマー・すきシーン」にて知ることができる。

兄チャマだけじゃない、バチャいゲ その魅力

そのハッシュタグではなかなか表立って胸を張って言えないマイ「バーチャルいいゲーマー・すきシーン」がある。
それが今回一番記しておきたかったこと、誰も言わないけどみんなが感じているであろうコメ欄の心地よさだ。
兄チャマは人類を憎んでいるためコメ欄を認知しない(とされている。)(*2)しちょうしゃも個々が兄チャマの一挙手一投足を見守り好き勝手コメントしており、同好の士ではあるが好敵手と言うべきなのだろう。ヨコのつながりは、ほぼない。体感では、語録勢とガチ恋勢が半々と言ったところか。
何故こんなに居心地がいいのか、私なりに考えてみた。

1. ほめてくれる


Twitch上の他の人の配信をたくさん見ているわけではないが、ウス生独特の文化と言えるのがこれ。サブスクやビッツ(Twitchでの投げ銭のこと)をすると配信者がお礼を言うのが一般的だがここでは違う。サブスク通知が出ると自動で兄チャマの「えらいっ」の一言が掛かる。それだけでも嬉しいのに、なんと兄チャマに続いてしちょうしゃによる「えらいっ」の掛け声が続くのだ。月初のサブスク更新タイミングが重なる時期や兄チャマがゲームプレイ中の難所(*3)を切り抜けた記念にビッツが乱れ飛ぶ時等は、色とりどりのスタンプでコメ欄が埋まる。

サブスク等の直接的な支援だけではない。バーチャルいいグッズやLINEスタンプ購入報告の他、ウス生のゲーム配信を観て、そのゲームを買った報告や関連商品の購入報告、面白いシーンのクリップURLですらしちょうしゃは即座に反応し、そして兄チャマはごくたまに拾い上げてほめてくれる。最近は、未購入だが興味を示したコメに対し、購入を見越して「購入確定」と勝手に褒めてくれる始末である。

リアル、特に職場や家庭では褒められることの少ない我々人類にとって、これは中毒性の高い文化だ。月に一回、大々的に褒められたくてシェアの通知タイミングを図っているしちょうしゃ、いるんじゃないかなぁ!?

ただししちょうしゃ全員が全員、兄チャマを直接的でも間接的でも支援しているわけではない。その点についてはみんなが分かっているし弁えている雰囲気もある。
やったことに対して褒められるだけでやらないで咎められることは決してないのが安心だ。

2. 民度は低いが教養がある


兄チャマとしちょうしゃ両方に言えることだが、おちゃらけてふざけたりHHEM(親父ギャグ)を言ったり、煽ったりしてるだけのように思える日々のカオスな配信風景の中に、たまに知っている人だけがクスリとできるパロディや表現が流れる。それは、淫夢語録やクッキー☆と言ったニコニコ動画発の表現だけではなく、メインカルチャーとサブカルチャーの様々なジャンルにまたがっている。

兄チャマひとりにしてみても、マイナーなゲームを入手し語るだけでなく隧道と橋の知識は目を見張るものがある。
最近ではTwitchと連携したAmazon Prime Videoの動画共有機能ウォッチパーティ上で、『2001年宇宙の旅』の解説をしてくれた造詣の深さが記憶に新しい。

しちょうしゃもお互いを見下しあってはいるものの、兄チャマやコメ欄で挙がった専門知識の必要そうな質問や疑問に対して集合知としての機能を存分に果たしている。

人物の名前や固有名詞がだんだん思い出しにくく「あれのあれ」を多用するようになってきた私としては、引き出しの深さや広さだけではなく、すぐ対応できる記憶力も羨ましく思う最近だ。

3. 鮮度を保ったまま消える儚さ


何らかの記念イベント等一部を除き、ウス生はアーカイブを残さない。毎晩オンタイムで必ず視聴できるしちょうしゃが大多数ではないだろうし賛否両論あるとは思うが、これによって「今」を楽しむライブ感の喜びがある。

ウス生にはハード面・ソフト面・兄チャマ面でのアクシデントがつきものだ。嬉しいことも悲しいことも、コメ欄のしちょうしゃ達と共有し、兄チャマそっちのけでやいのやいの言う時間が好きだ。
配信中に発生した話題は何日か継続して流行ることがあるので、前日視聴できなかった時に取り残されている感覚は寂しいが、それによって過去の配信を早く視聴しておこうという気になる。

とは言うものの、どうしてもアーカイブに残したい配信は、個人的に残しておいて、後で独りこっそり楽しむのもおつなものである。
それにしても毎度オンタイムで視聴できるおふといしちょうしゃ兄貴らが羨ましい限りだ。


◆チャットルール◆大事です。


これらの居心地の良さを味わうには、しちょうしゃ同士の礼節は欠かせない。何事も加減が大切だ。そして最も気をつけるべきが概要欄にある◆チャットルール◆だ。
特にネタバレ・アドバイス・ガイド・指示・つきまとい・ほのめかしの類は、兄チャマが気づいたものはhappyされるものの、兄チャマがネタバレと気づかないものは既プレイ兄貴だけが悶々ハラハラとするだけのただのストレス製造機にしかならない。
ウス生にきもちよさを求めて来ているしちょうしゃ兄貴らにストレスを与えては本末転倒である。
兄チャマはチュートリアルが強制的に行われるもの以外は、取り扱い説明書や操作情報を確認しないため、ストーリーやキャラクター・敵キャラの情報だけでなく、システム面(このボタンで○○が見れる、ステージは○面構成、セーブポイントでHP/MP回復、この後ボスなどを含む)の情報のネタバレはしないでいただきたい。
どこからがネタバレでどこからが既出の情報なのかは、毎晩19:10くらいからのウス生を欠かさず視聴すること!できれば夕方のskebおたより枠と毎晩19時からのバーチャルいい動画(YouTube)またはニコニコ動画、気まぐれゲリラの局部配信(Discord)もだ!兄チャマがクリップを求めたら即座に提示できるようにしろ!キョロGPを買え!
という冗談はさておき、自分がプレイ済のゲームを兄チャマがプレイする時は、知らんぷりしてとぼけた感じで語録や前シーズンのミームを言いつつ、兄チャマが苦しむ様子を眺める視聴スタイルが一番楽しいのでオススメだ。

ルールを守って素敵なウス生ライフを!


配信内でグッズリクエストをして制作してもらったポーチ。高いよぉって思ったけど即対応してもらった嬉しさもあり購入。天気が良かったため筆者自宅の庭にて家族のガーデニングと共に撮影。
クリックすると該当商品のページにトブぞ。

おわりに(完全な蛇足)

最後に、簡単に自己紹介をして終わりにしよう。
兄チャマを知ったのは多分2021年の5月4日のRTA in Biimか、時期は全く覚えていないが、お遍路中におじさんからストラップを貰ったというエピソード(*4)と共に表示された印象的なそのストラップの画像にショックを受けたのがきっかけだったように思う。
稲作やSIRENの時はたまに視聴する程度だったが、“超クッソ激烈に~”配信にてコラッタと兄チャマの「いいゲームだったね」「つづきまして いいゲーム」の繰り返しによってすっかりファンになってしまった。RDR2辺りからは視聴が日課となり現在に至る。コメ欄は半年ROMったつもりであるが、ニコニコ動画は全くと言っていい程触ったことがない(*5)ため、語録勢兄貴らのテンポを乱して焦ることがある。コメ欄のドライな雰囲気の中に暖かさがあるところがすき。自分がされて嬉しいことをコメ欄で実践していきたいとし、えらいっスタンプは素早く細やかに、タイピング中のコメント文を削除してでも押す派。


脚注

*1 バーチャルいいゲーマーのおねがいは、内容を言及した者もhappy対象となるためコメントできない。そのため、しばしば攻略wiki等へ誘導する手段が取られる。

*2 兄チャマが時折呼びかける「みなさん!」は概念としての視聴者でありしちょうしゃではない。しかし兄チャマの要求には応える努力義務がある。見られたり聞かれたりはしているので粛清されることがあるため注意。

*3 ゲーム内のいわゆる強敵に対峙するとか入り組んだダンジョンをクリアするという意味だけなく、取り扱い説明書を読まないと見つけにくいコマンド操作を発見したとき、アイテムの取得やNPCに話しかけないといけないフラグをスルーしたことによる行き詰まりからの脱却、FFシリーズプレイ時等における敵キャラのファイナルアタック(いわゆるサカグチの罠)の回数を重ねての挑戦、その他ガバプレイの全てを含む。ウス生は、全てが挑戦だ。

*4 ストラップおじさんについてはアーカイブあり 

*5 ニコニコ動画のサービスが始まったばかりの頃にアカウントを作ったが、何故かログインできずそのまま放り投げた。

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