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「当たる」占いとは?

こんにちは、じゃすみんです。

突然ですが、皆さま

「当たる」

占いって何だと思いますか?

過去や未来を見透かすこと?
何も話していないのに悩みを言い当てること?
誰かの気持ちを教えてくれること?


どれも確かに「当たる」ですよね。
巷には「当たらない占い師」を掲げる占い師さんもいらっしゃいます。
私が考える「当たる」は

「腑に落ちる」

だと思います。
もう少し簡単に言うと

納得する、心に響く

そんなところでしょうか。
そうすると、事実とは違っていてもその人が納得していればいい、という事になります。
それが相談者様にとって良いのか悪いのか?占い師として良いのか悪いのか?は時と場合によって違ってくる、とても難しい問題だと思います。
今回は「当たる」の是非は置いておいて

「当たっているのに当たっていない」

つまり、

「真実をお伝えしたのに相談者様は納得しなかった」

エピソードをお話ししたいと思います。
(ご本人とわからないように趣旨を損なわない程度に適宜修正しています)


Aさんからの最初のご相談は彼氏との関係についてでした。
彼氏にどうしても執着してしまう。
彼氏のちょっとした言葉に落ち込んだり喜んだりして心も身体も不安定になる。
とおっしゃいます。
最初はタロットで鑑定をしていましたが、何度も同じ相談をお受けするので西洋占星術でAさんのホロスコープをみてみました。
私の鑑定ではAさんはお母様との間に何かしらの問題があってそれが彼氏との関係に影響しているとお伝えしました。
Aさんは
「そんなことは無い、母親とはすごく良い関係で何の問題もありません。」
ときっぱりとおっしゃいました。
本来なら当たらなかった、失礼なことを言った占い師ですから、もう二度とご相談にはいらっしゃらないはずですが、それでもAさんは何度もご相談にいらっしゃいました。

そして、半年くらい経ったときです。

「お母様と喧嘩をした」とご相談にいらっしゃいました。
そこで詳しくお母様との関係についてお伺いすると、小さいころから愛情を受けていない(とAさんは思っている)そうです。
実際には大人になってからも一緒に食事に行くくらいの仲良しなのに。
Aさんのお母様への愛着はかなりのもので、そこを解決しないとAさんが愛する人とうまく関係性を築けないのではないか、という話をしました。

その場では納得されたのですが、その後もご相談にはいらっしゃいました。
しかし、少しずつ相談する間隔が空いて、そろそろ占いから卒業されるのかな?と思っています。

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真実とそれを認めるのとは別の話です。

占い師は真実をお伝えするだけが仕事ではないと思います。
ましてや、都合の良い嘘をついて気分よくするのであれば、その場限りのまやかしでしかありません。
相談者様が納得するまで寄り添い腑に落とす、そんな占いをしていきたいと私は思っています。

あなたにとって「当たる」って何でしょう?

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