日本一高いバンジージャンプを飛んでみたレポ

こんにちは&こんばんは!

茉莉花(まつりか)しろと申します。

趣味で小説を読んだり書いたりしていることから派生し、noteに私も何か書いてみたいと思い立ってアカウントを作りました。

初めての投稿が『日本一高いバンジージャンプを飛んでみたレポ』というどう考えても頭のおかしい人間ですが、ご了承ください。

当人、人間もどきなのでちょっとズレています。


軽ーい自己紹介

名前:茉莉花しろ(まつりか しろ)

性別:女

年齢:26歳

趣味:読書・旅行・小説を書くこと

どんな人?:旅人&自由人&不思議ちゃん。面白いこと、楽しいこと大好き!好奇心の赴くままに生きるのできっと好奇心で死ぬタイプ


何でバンジージャンプ飛んだの?

まぁほぼ九割方聞かれますね。

何なら飛んだ当日に出会ったおじさん(知らない人)にも同じことを聞かれたので、皆さんが不思議に思うのでしょう。

主な理由は二つあります。

一つ目は、ちょうど一年前にあった出来事を忘れるためです。

具体的な内容は省きますが、まぁ嫌なことがあったんです。
私がほとんど悪いんですけど、正直胸糞悪くてここ一年程引きずっていました。普段は嫌なことあってもすぐに忘れるタイプなんですけど、今回ばかりはそんなわけにはいかず……。

思いっきり高いところから飛んでその記憶を吹っ飛ばそうと考えたんです。

何人かにこの話をしましたが、理解できないと何度も言われました。へへっ

二つ目は、飛び降りる人の気持ちを知りたかったからです。

趣味に小説を書くことと書きましたが、私はできるだけリアルな心情を知りたいと思うんです。同じように小説書いている人たちも似たような気持ちだと思うのですが、実際はどうなのでしょうかね?


どこのバンジージャンプ?

今回私が参加したバンジージャンプはこちら!

バンジージャパン/Bungy Japan様 でございます。
下にURL貼っときますね!

https://www.bungyjapan.com

ここの会社は全国に九か所あるようで、今回はその中の岐阜県八百津町にあるバンジージャンプに行ってまいりました。

私は名古屋からレンタカーで向かったのですが、ほんっっっっとに山の中にあるので公共交通機関で行くのはちょっと難しいかもしれません。
どこにでもある道の延長線上に大きな橋がかかっており、そこの近くに事務所のような場所があります。そこで受付をする感じですね。

ちなみに当日飛び入り参加も可能のようですが、予約している人が基本的に優先のようです。私は予約していったのでスムーズに進んだので、個人的には予約をお勧めします。(当日現金支払いのみなので注意!)

高速道路を使って住宅街を通って山の道を通っていくと、一つのバスが見えます。
そこが事務所です。


事務所のバスです。真っ赤!

広めの駐車場の端っこにポツンとあります。

私はどこが駐車場か分からなかった&調べなかったので、ここの端っこに一旦停めてから検索しました。
ここから数メートル離れているところに駐車場があるようなので、そこまで車を走らせて停めにいきました。ちなみに、ここに車を停めても良いみたいです。私の後に来ていた人たちが停めていたのを見て知りました(泣)

ちなみに離れた駐車場からここまで歩くのは大体10分くらい。
トンネルの中を歩かないといけないのですが、これが意外と怖いんですよね。
昼間なのにも関わらず、そこそこ暗かったのもありますが、それ以上に車が通る時の音が大きくてビビってました。本当の地響きのようにゴオオオと音が鳴るので車が通るたびにドキッとしましたね(笑)

飛ぶまではどんな感じ?

予約した時間よりも15分前に来なければならないと言うことで大急ぎで来ましたが、後から来た大学生らしき男の子たちは5分前くらいに来たので拍子抜けしました。

集まったのを確認した後、真っ赤なバスの中で同意書にサインをします。色々書かれてありましたが、まぁ要するに『死んでも責任取らないからヨロ!』みたいな感じです。そりゃそうか、と思いながらサインしましたね。

その後にお金を払いました。
初めて飛ぶ人は28,000円(一人料金)です。なかなかの金額ですよね。

お金を払った後は一通り話を聞いて、体重を測ります。
私、茉莉花しろはかなり重いので不安になりましたが、100キロまで平気だと聞いて安心しましたね。

諸々終わった後は準備開始。
ここの会社のバンジージャンプは、服のまま飛んでいる写真がいくつか飾られていました。しかし、岐阜のバンジーだけは違います。真っ赤なムササビスーツを着て飛ぶようです。そのための準備が必要なのでスタッフさんの指示に従いながら勧めました。

私は半袖のパーカーに黒いスキニーの格好でしたが、かなり暑かったです。空気を通さないのと、外の気温の暑さで汗だくになりました。

各自準備が終わった後、全員で写真を撮りました。顔をお見せすることはできないので写真は載せれませんが、七人組の男の子たちと一緒に写真撮るのはさすがに恥ずかしかったですね……

写真を撮り終わった後は飛ぶ時の説明です。
禁止事項や飛んだ後はどうするかなど、詳しく教えてくれます。
他のバンジージャンプは分かりませんが、ここでは飛ぶ前に引かれている線から必ず足を三分の一出さないといけないんですよね。この時は「そうなんだぁ」と軽く考えていましたが、その時にしか分からないことってあるよなと今なら思います。

飛んだ後はビヨーンと跳ねる二回目の時に赤い紐を引っ張らないといけませんでした。それを引っ張ることにより逆さまになっている体が平行になります。そのままでも大丈夫と言っていましたが、逆さまのまま回収されると聞きました。ちょっと嫌ですよね。

他にも紐ではない繋ぎ目のホックを持つと外れて更に下に行くことになると言われたので、背中がひやっとしましたね。

こんな感じで説明が終わり、「俺、そこまで冷静になれるかな……」と不安をぼやいている男の子に激しく同意しつつ飛ぶ場所へと向かしました。


レッツ・バンジー!

事務所から飛ぶ場所まで少し距離があるのでみんなで歩きました。

上の方に書き忘れましたが、飛ぶ順番が勝手に決められます。
予約していたら同じように予約していた人たちの中で決められるようで、私は四番目になりました。私含め8人いたので真ん中ですね。(どうせならトップバッターが良かったと思ったり)

橋の真ん中あたりに飛ぶ場所はありました。
橋にプラスで付け足した感じですね。後から付けたんだろうなぁと思いつつ、三番目の人まで呼ばれました。私は四番目なので後ろに下がって橋の下をちょっとだけ見てました。すると、優しそうなおじさんが「お姉さんも飛ぶの?お兄さんたちと知り合い?」と話しかけてきました。
私は素直に「そうですよ。私は一人で来ました」と答えるとびっくりしていましたね。一人で来たのとこの高さを飛ぶのかっていう反応だと思います。

話もそこそこに一人目の人が飛びました。
迷いなく普通に飛んでいたことにもびっくりしましたが、それよりもスタッフさんのカウントが速すぎる!
「え、速くない?」と思ったのは私だけではないはず……
他の男の子たちは「え、あいつ迷いなく飛んでんじゃん!」と騒いでいたので頷きながらも後少しで自分の番かぁと思っていました。

私が呼ばれた時には追加で色々足や手につけました。
動かないように固定されているのだろうと思います。左手にはGoProをしっかりと固定し、最後にチャックを絞められました。三番目の人が飛ぶのを見ていると、後ろから落ちないようにホックをかけられて大人しく待っていました。

そして、私の番が回ってきました。

スタッフさんが私の方を見て親指を立てていたので私も同じように返していました。正直、そこまで余裕があったのかと言われるとなんとも言えません。ですが、そのスタッフさんが某チョコレート映画の小さなおじさんに似ているよなぁと思っていたのは内緒です。

そんなことを考えながら橋の内側から外側へ行き、最終準備をしました。
色々確認されていましたが、心臓がバクバクと言っていたのが強すぎて具体的に何をされたのか覚えていません。そして、「準備ok?」と言われて頷くと、早速飛ぶ場所へと案内されました。

みなさん、覚えていますか?
飛ぶ前は、三分の一足を出さないといけないことを。
余裕だと思いますよね?むしろ、それ以上出してもいいよって言われたのでそうしようと思ったんですよ。

でもですね、あれは無理ですよ。絶対に無理。

一瞬で悟りました。

「あ、これ死ぬやつだ」って(笑)

同時にスタッフさんの注意も思い出しましたよ。

『飛ぶ時に絶対に下を見ないでくださいね!』

本当に、見るんじゃなかったと心の底から後悔しましたよ、えぇ。

すぐに真正面の景色を見ましたが、すぐにあの速すぎるカウントダウンが始まりました。「543321バンジー!」と言われた後、私は高さ215mへと飛び込みました。


感想聞かせて!

まず言いたいことは、飛び込みする人はマジで頭おかしいですね。

口が悪くてすみません。でも、これがピッタリなんです。
大袈裟に言っているとかではありませんよ。ガチです。ガチのやつです。

理由はいくつかありますが、まずは高いところから下を見ると言うこと。
私は高所恐怖症とか全くなく、高いところは平気なんです。絶叫系マシーンが苦手だったりするんですけど、高いところは全然気になりません。そんな一般人な私でもあの高さを飛び降りると思うと、足の裏からゾワゾワと恐怖が這い上がってきます。気持ち悪いですよ、本当に。

あと、空気の圧力が凄いんです。
落ちている時に叫ぶかなぁと思ったんですけど、全くそんなことありませんでした。むしろ、叫ぶ余裕ある方が凄いと思います。物凄い勢いで落ちていくんですよ。だからなのか、耳が圧迫される感覚がするんです。新幹線とか飛行機とかでありますよね。耳がボーッとなる感覚。あんな感じです。
なので、落ちる直前でやっと声が出ました。まぁ、笑い声だったんですけど(笑)

落ちている間は、頭の中真っ白でした。走馬灯が見えるかな、と思っていたんですけどそんなことは全くなく。むしろ、今落ちていることについて頭の処理が追いつかないんですよね。どんどん近づく地面と凄まじい風の音、そしてただ何もできずに落ちていく自分。何とも言えない気持ちになりましたね。

そうそう、肝心の目的を忘れていましたね。

一つ目の目的、忘れるどころか吹っ飛ぶくらいにはスッキリしました!嫌なことあったらもう一回バンジージャンプ飛ぼうかな、と考えたくらいにはおすすめです。

二つ目の目的は、嫌ってほど思い知らされました。
感想の初めに書いた通り、あれは頭がおかしくないとできません。つまり、頭がおかしくなるほどまで追い詰められていると言えます。悲しいことに飛び降りる人は今でもいます。個人的にそのような気持ちは分からなくもないのですが、あの高さが怖いと思って止めてくれたらまだどうにかなります。だって、恐怖心が残っていますからね。でも、それを乗り越えてしまったらダメなんです。怖いと思わなくなってしまったら、ダメなんです。そうなる前に、自分の手の届く範囲で手を差し伸べることができるように努力しようと心に誓いました。

飛び終わった後

飛び終わった後は、先に事務所に戻っていてもいいとスタッフさんが言っていたので五人目のお兄さんを見送ってから戻りました。

戻っている間、自分の旦那にメッセージを送ったり呟いてたりしていました。
飛んだ後は思っていたよりスッキリしており、なんだか達成感に満ち溢れていましたね!

事務所に着いた後は器具を外して、ひたすら男の子七人組を待っていました。すぐに帰れると勘違いしていたので待ちぼうけを食らっていましたが、あの時間はとても良いものだったと思います。

彼らが帰ってきた後、一通り器具を片付け自分たちの荷物をロッカーから出してからは飛んだ時に撮った動画を入れたUSBをもらうために待っていました。
ここのバンジージャンプでは無料でデータがもらえるとのことで、左手につけたGoProの動画も貰えました!

その待っている間、男の子たちの中の数人がタバコを吸いに行ったんです。比較的近いところで吸っていたのですが、「生きて帰ってきたタバコうめー!」と叫んでいたのを聞いて一人で笑っちゃいましたね(笑)

そして、USBを貰う時に認証状も貰いました。

認証状!キャラは多分栗きんとんがモチーフ

家に帰ってから自分の机の前に飾りました。
もちろん、今でも飾ってありますよ。へへっ

そんなこんなで全てを渡し終わった後、車へ戻りました。
途中で家族連れとすれ違いましたが、お父さんらしき人に声をかけられました。「お、飛んできた?どうだった?」と言われたので、「線の上に立った瞬間、後悔しました!」と元気よく伝えました。

あのおじさん、飛んだのかなぁ。


最後に

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

まさか初めての投稿がバンジージャンプの報告を書くだなんて、誰が考えたのでしょうかね。それほどまでに私はどこかズレていて、ちょっと変わっているのかもしれません。

それはそうと、私、茉莉花しろは色んなことに首を突っ込んで挑戦しています。大体は「知りたい!」と言う知的好奇心から来ています。行動力は自他ともに認めるほどに凄まじいです。思い立ったら大体調べて計画を立て始めます。大体本気と思われていないんですけど、行動すると「冗談だと思ってた……」と言われることはしょっちゅうあります。

そんな私ですが、これからも自分の体験談を書いていこうと思います。興味がある方はまた遊びに来てください。

今度こそ最後に!
バンジージャンプの真の恐怖は、高さではありません。目の前に失敗したら確実に死ぬという『明確な死』があるからだと私は思います。一回、その死の瀬戸際を体験するのも人生経験として良いものかもしれませんね。

では、また次の記事でお会いしましょう!


茉莉花しろ


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