家族のこと①
息子は4月から大学生になった。
娘と違ってものすごく受験のための勉強をしたわけじゃなくて、頑張らなくても入れる大学の指定校推薦をもらって受験して合格して。
しかも自転車で通学できるところに大学がある。
娘は都内の第一志望に行けず。片道2時間かけて滑り止めの大学に通っている。
とはいえ、私にしてみたら滑り止めなんて言ったら申し訳ないくらい素晴しい大学なんだけど。
遠すぎると文句ばかりの娘は弟が苦労せず手に入れた大学生活が気に入らないみたいだけど。
息子は息子で中学高校と部活て散々辛酸を舐めていると私は思っている。
私はそんなふたりの子どもたちのことを心の底から尊敬している。
そんな姉弟は現在大学3年生と1年生。クールな姉と熱い弟。
子どもたちがふたりとも大学生になってから、私自身が大学生だった頃をよく思い出すようになりこの夏からちょっとアタマがおかしくなっています。
ふたりとも自宅から大学へ通っているから食いっぱぐれることもないし、誰もいない真っ暗な部屋に帰るなんてこともない。たとえ灯りが消えていても帰ってくる場所には家族のぬくもりが残っている。
しかし、今の大学生はやりたいこと思うようにできず動きたくても動けなかったと思うので子どもたちを見ていると少し切なくなります。
私自身、田舎育ちで高校卒業して地元離れて関東方面の大学へ進学したので女子寮での共同生活を体験したあとひとり暮らしも体験しました。
この子たちの年頃の時はもっと好き勝手やっていたし、いろいろ覚えたのもこの時期。
酒もタバコも、夜ふかしも、バイトも、お泊りも、セックスも恋愛も捨てられることも大学生の時に体験しました。
いろいろ経験して大人の階段を登って来たんだなと思うのです。
だから、ふたりには後悔するようなことはして欲しくないけど無駄な経験なんて何もないのでキズついたりしても逞しく生きてほしいと思うのです。
そのうち夫のことも書いてみたいと思います。夫に出逢ったのは、社会人になってから。
ひと通り苦い思いを経験してから、次に出逢う人とは人生を共にしたいと思ってから出逢ったのが夫です。
私は妄想と現実をゴチャゴチャにしてしまう癖があるので、別の男の人のことを考えてしまうことは多々ありますが、今でも夫とダブルベッドでふたりで寝ています。仮面夫婦やセックスレスとは無縁です。
触れ合うことってとても大切だと思います。たとえセックスレスだとしてもハグしたり、あたまポンポンしたり、手を繋いだり、そんなふうに繋がっているだけでも安心感があるのだと思います。
と、なんだかとりとめのない内容になってしまいました。
夫婦仲は良好です。壊すつもりもないし壊れない。生きている限り性愛は続きます(たぶん)
だけど私の妄想は果てしなく続きますので、少しずつ過去に体験したことを小説風に書いてみたいと思います。
お付き合いいただけると嬉しいです。