見出し画像

四国旅を決断した

もっといろいろ書きたいと思いつつ振り返れば11/30に書いたあとぜんぜん筆が進みませんでした。

12月入ったら毎日が慌ただしく過ぎていきましたが、とうとう私は四国へ行く決断をしました。

もちろん、四国へ行く目的を作りました。決してやり取りしているケシに会いに行くために四国へ行くわけではないのです。

でも、用事のついでに立ち寄るという方法で会いに行きます。

ただし、
本当に会ってくれるかは微妙。

1日私に時間をくださいとお願いしたけど、答えは「たぶん大丈夫でしょう」だって。

来年の5月に行きますと伝えてたぶんなんて勿体つけた答えが、私にそれほど会いたくないって気持ちが伝わってくる。

今から他にどんな用事があるというのか。まだ何もない用事を優先させたいってことは会いたくないって遠回しに言われているってことくらい私にもわかる。

なのに未だにカレが住んでいるまちの写真を時々送ってくれるのが本当に意味不明。

訪ねて来て欲しいと思わせぶりな写真を送ってきながら会いたくないみたいなそぶり。本当に何を考えているのか分からなすぎて難しい。

それでも私は、彼に会うと決めている。根底に愛を感じないから何も始まらないし続かないとわかっているけど、会わないと後悔すると思うから。

私が描いている愛というのは、思いやりとか、労りとか、信頼とか、敬意とか、感謝の気持ちとか、相手を理解したいって気持ちがあるかどうかってこと。

それがあるならその先の関係はどんな形になるかは置いといて続いていくと思っているけど、たぶんケシは自分自身のことしか興味ないと感じた。だから縁を切りに行くという感じかな。
 
いっときやり取りしている中で、優しい言葉や甘い言葉を掛けてもらった時はもしかしたらこの人のこと好きになってしまったからこんなにも会いたいのだろうか?と思ったし、会ったら成り行きに任せて行き着くところまで行ってしまうのではないかと思ってしまったこともある。

しかし、
数ヶ月に及ぶやり取りで矛盾や不誠実さ、女性を性的な対象でしかみれない人なんだと感じてしまった時がきた。

誰も愛せない人は誰からも愛されない

そんなフレーズが浮かんだ。

それでも会いたいって思う私は本当に気が狂っているのか? 

私を捨てた男の友だちを好きになるはずがない。ただ本当のことを知りたいだけ。自分の過去に落とし前をつけたいだけ。

大学生の頃ケシの友だちのシロから受けたレイプまがいのことやその後もっと酷いことされたことを告白したあと

「肝心なことを聞き忘れたけど、彼が初めてだったの?」

って。

その言葉がずっと引っかかっていた。

初対面の男に襲われた話をしているのに、そしてその場にケシもいたはずなのにぜんぜん記憶ないって言われ、挙げ句にその男が初めてだったのかという質問の意味がその時はぜんぜんわからなかった。

でも、数日前にやっと謎が解けた。

あの男はもはやこの世に存在しないので真実を知ることはできないから私の憶測でしかないのだけれど、その意味がやっと理解できたような気がする。

私、あの男と性的な関係を何度も何度も持ってしまったあとも付き合っていた社会人の彼と別れることができなくて数ヶ月に渡って二股掛けていた事に今更ながら気づいた。

レイプまがいのことをされた時私は付き合っている人がいるから無理と伝えたけどあの男は、
「遊びでもいいからオレと付き合っってください」って言ったんだ。

その後もあの男は何度も何度も当時私がひとり暮らしをしていた部屋を訪ねてきた。

最初は友だちを連れて何度も。そのあとひとりで訪ねて来るようになった。

一緒に訪ねてきた友だちというのが、この夏私に「四国のゼミ仲間(現在ラインでやり取りしているケシのこと)が小説書いたから買って読んでみて❢」

と連絡してきたケユ。

シロの友だちとまだ繋がっているなんて私は狂ってる。

初対面の時の衝撃的な出来事から逃げ切れずカラダの関係を持ってしまった私はとんでもないおバカだ。

でも、大学から徒歩圏内に部屋を借りて住んでいたから、大学の友だちが気軽に遊びに来ていたし、溜まり場にもなっていた。ピンポン鳴らしながら外からおお声で私の名前呼んだりするから、居留守なんてできなかった。

そんなこんなの毎日だから、ズルズルと何ヶ月もカラダの関係を続けてしまったことで私のほうがのめり込んで本気になってしまったんだ。

だから私は社会人の彼に別れを告げた。彼は何も悪くない。

そのことをシロに話した時、怒りをあらわにしていた。

私は元彼と別れたんだからシロとの時間をもっと楽しめるって思っていたのに。

いとも簡単に捨てられた。ゴミのようにポイッと。

しかも

「オレを引き金にして別れるなんてズルい」

とまで言われた。


その後2度と部屋に来ることはなかったし、まちなかやキャンパスで見かけても無視されたし、週に1回のゼミの時間は地獄のような時間だった。

だから、
私もその時からあの男を2度と見ないように、見ても何も感じないように、思い出さないように、何もなかったように蓋をした。

あの男のために私は社会人の彼と別れたのにあの男にも捨てられてしまった。

私が本気になって追いかけたから逃げたんだと思ってた。

ずっとそう思っていた。

でも、やっと今気づいた。

「彼が初めてだったの?」

の意味が。

シロは私に彼がいると信じていなかったんだと思う。私の部屋に元彼の気配は何もなかったから。

シロからしたら、私が二股掛けていた事が許せなかったのかもしれないと。

「遊びでもいいからオレと付き合っってください」

なんて言葉
うっかり信じたわけじゃないけど、私が優柔不断でだらしなかったことは間違いないってこと。


あの汚物のような過去を開示したことで嫌な思い出が何度も蘇ってきて本当にしんどかったけど、捨てられた理由が憶測でも分かったことは大きな進歩だ。

夫と出逢う前の私は本当にだらしなさ過ぎて情けなく感じていますがこの経験があったから同じ過ちは2度としないと心に決めたから夫と出逢えたのかもしれないから恥じるのはやめようと思います。

初対面で襲いかかって来る様な男なんて最低。

今の時代だったらレイプ罪で訴えてもいいレベル。

過去に受けた傷に蓋をして気づかないふりをしていたけど、あけてしまったらあまりにも傷が大きくて今がどんなに幸せでもそのトラウマと向き合った時間は本当にしんどかった。

体調まで崩してしまったことで、我に返りやっとこの話がどうでもいい過去の話にしないといけないと気づいた。

なので来年の5月にあの男の友だちと再会しても動揺することはないと信じている。

いいなと思ったら応援しよう!