芸人さんの第一線クラス・超一流クラス
今年も師走が近くなり、お笑い業界は賞レースやネタ番組など大賑わいの季節が近づいてきました。
結成何年目のコンビが進出したとか、とかく「芸歴○○年目」というのがクローズアップされがちな特徴があります。(同期は誰、とかド定番の質問もありますもんね)
でも私は思うんですけど、実際は芸歴何年目ってこの業界あんまり関係ないと思っているんです。
なぜなら、『おもしろいやつが勝ち』というルールが絶対的にあるから。
芸歴を重ねていても、勿論キャリアとして、芸人を辞めないで続けているという事は当然尊重(尊敬)されますが、それと第一線で、もっと飛び抜けて超一流で「い続ける」事はまた別の話だと。
芸歴が浅くても賞レース取って表舞台へ出てくるのもすっごく大変だし実力あってこそ。でも、「ずっと面白くい続ける」のが本当の第一線クラスと超一流への分岐点。見えないところで努力も必要ですし。
例えば私はさんまさんが超一流クラスの芸人だと思っていますが、みんなあれが当たり前過ぎてすごさに気がつかないんじゃない?忘れてるんじゃない?って感じています。
何を見ても同じクオリティ。一定は必ず面白く(芸人として求められる点)、プラスアルファ。あんなの自分にもできるわ、と思ってやってみたら惨状になる。
そこがトップクラスの真実だと思います。
それを何年もずーっとやり続ける。「ずっと面白くい続ける」。
本当にすごい事です!!
自分にもできるんじゃないか、と思わせて実際やってみると相当に難しい事をさらっとやってのける。これが超一流の特徴だと私は経験から感じています。
(芸人だけでなく、歌手でも料理人でもみんなそうです。私にも歌えそう、こういう料理作れそう、だけどやってみると超難しい〜ってことをさらっとやる。)
だから今をときめく人気や実力で冠番組を持っている芸人さんたちも、ずっと面白くい続ける事ができれば一線にとどまることはできうると思う。努力も常に必要だし、それは大変だけど。人気はいつか落ち着くし、そこからは実力がないと残らない厳しい業界。絶対キング達を筆頭に上もつまってる、中堅も相当数いる、若手も大混戦の群雄割拠の業界だからね。
でも、今賞レースに夢を全力でかけにいっている若手の芸人さんは、お笑いドリームをつかんでのしあがって欲しいね!!心から応援したい。
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