もし高校時代に戻れるなら②
コンクールの練習は全く楽しくなかった。
みんなで金賞取ろう!というのが当然目標になるのだけれど、わたしにはそんな意欲もなく。
この集団での一致団結って自分には無理だなと日々思っていた。
少し遡って1年の冬、2年が修学旅行に行っている間は1年生だけでの部活になるが、それが楽しくなかった。
自分の学年は好きではない、先輩がいる方がいいなと思った。
うまくいえないけど、自分の学年の雰囲気?ノリ?が合わなかった。
いじめられたとかはまったくなく、悪い人たちでもない。
なんなら1年の冬くらいにも辞めたいという話を出していて、話し合い?みたいなのをした気もするが、その時はむしろ止められたような気がする。
顧問も変に厳しくて、なんか軍隊チック?な雰囲気だったしとりあえず無理だった。
そんな中でも仲いい子はいて、みんな卒部を待たずに辞めている。(1年の途中で辞めた子も含む)
今でも連絡を取る仲いい子はみーんな途中で退部している。笑
そんなわけで、意欲のないままコンクールに何とか出場。
なんなら自分のパートにソロまであった。
他の楽器でいいのにって心底思いながら、一応それなりに練習したけど、本番で失敗した。
ごめんなさい。に尽きる。
コンクール直前は朝練とか行ってたけど、よくやる気のないことのために朝起きれたな自分。。
コンクール終了後退部。
同じパートの子はもう少しあとまで残ってくれた。
(夏休みに同窓会での演奏が控えており、彼女はそこまでいて退部。私に先に退部させてくれた)
なんかほんと、何でここまで残ってたんだろうと思う。
でも、辞めるってなかなか言い出すの難しいから仕方なかったのかなとも。
辞めたいと言うと同期は止めてくれたが、わたしはこんなにやる気ないんだから止めないでくれよ、と思っていた。
辞めるも地獄、続けるも地獄、だったけど、やっぱり早めに辞めるのが正解だったのかなとは思う。
ちなみに高校は、自分的には少し頑張って入った学校だったので、ついて行くのに必死で、成績もあまり奮わず。
浪人したあげく第一志望には受からず、偏差値的にかなり安泰な大学に進学。
今となっては、そこでの出会いは宝物だと心から思っているし、大好きな大学になったものの、当時は内心すごくやさぐれた。笑
大学時代の話はまた長くなるので置いておいて、高校時代にもっと打ち込めるものに出会えたらよかったなあと今でも思う。
もし部活がもっと好きだったら、部活も頑張りたいから勉強も、となっていたかもしれない。
部活も勉強もきつくて打ち込めない、という、わたしの中で一番の挫折体験かもしれない。
そもそも部活というものがわたしには合っていなかったのかも、とも最近思う。
先程の記事にも書いたように、高校ではスポーツがしたかったが、かと言って勝ち負けにはあまり興味が無かった。
少なくとも部活よりも拘束時間が少ないような、何か活動があればよかったなあ。
そういうのを何か自分で見つけられたらよかったと思う。
いい感じに勉強のリフレッシュにもなって、勉強にも打ち込めるような。
勉強のモチベーションアップにも繋がるような何か。
国際交流関係のことに高校時代に出会えていれば、行きたい学校も明確にできて活動にも打ち込めてよかったのになあ、なんて思ったりする。
(そもそも、教員になりたいという夢があって入学した高校だったし、教育学部に行きたい、とりあえず大学では教員免許は絶対取りたいとずっと思っていたものの、その割にイマイチ大学受験に向けて勉強に打ち込めなかった。
高校時代のことは自分でもなんだろうなあ……と未だに思う。笑)
中学までは総じていろいろうまくいきすぎだったから、挫折体験も必要だったのかなあとも思うのだけれど。
そんな、苦い高校時代の思い出。