海外での、心温まった思い出。
先ほども思い出を投稿したが、今回は、以前海外に行った際、印象的だったことを、今回も人とのかかわりにフォーカスして書いてみようと思います!
▶某東欧国
少しマイナーな国なので。
大学時代に渡航し、ホームステイをする機会があった。
お母さんと、当時10代とわたしよりも若い二人姉妹の、三人家族。
とにかく仲の良い家族だったことがまず印象的だった。
そして、すごくすごく、動物に優しい。
妹が馬がとても好きで、私も乗馬を経験させてもらった。
(あんなに大きな馬に乗れたことは初めて!)
隣の家の猫ちゃんもなぜか遊びに来た。
実は私は幼いころ親戚の家の猫に引っかかれたことがあり、それ以来猫は苦手だったのだけれど、その猫ちゃんは見ず知らずの日本人にもすごくなれてくれ、わたしの猫恐怖症が少し克服された。
動物へのやさしさは、いわゆる哺乳類にだけではなく、みんなで買い物に行った際、水たまりに虫が落ちていたのだけれど、姉妹がごく自然にその虫(尺取り虫系)を助けて、道端の安全そうな場所にそっと置いてあげていた。
姉妹はとっても英語が堪能だった。もちろん母国語は別にあって英語は公用語ですらないのだけれど、二人で不通に英語で会話していた。
妹の方は当時11歳?くらい。
大学に上がってからも英語がペラペラではなく、その渡航中も苦労していた私には本当に信じられないくらいすごいと思った。
が、おかあさんは英語はからきしだった。おそらく教育のせいだと思う。
二日目の朝、お母さんに英語で”good morning"と言ったが、お母さんは現地語であいさつをしてくれた。
そっか、現地語を使おう!と思い3日目の朝は覚えた現地語でおはよう!と言ったところ、お母さんが逆に英語であいさつをしてくれた。そんな優しいすれ違い(?)も、懐かしい思い出。
現地語ができない私と、英語ができないお母さんとは、そのように、直接的に会話を交わすことは難しかったけれど、姉妹が何不自由なく通訳してくれるし(私が言いたいことを英語で話すのにただただ苦労した。(笑))、何より、言葉が通じなくても、お母さんめっっっっちゃ優しい人だ、ということはよくわかった。
やさしさに言葉って関係ないんだ、ということを身をもって経験。素晴らしい経験をさせてもらった。
このエピソードだけで結構長くなってしまったので、他のエピソードは別記事に書きたいと思います!