義実家メンバーのおもてなしのこと②

何度もここで書いているが、義実家は、わたしからすれば居心地がよく、明るく仲良しな家族である。
田舎で自営業で、家族がバラバラでは到底成り立たなかっただろうというのも想像がつく。
そういう土台があるから、大人になってもこんな感じなのかな。
純粋にきょうだいや、その家族を大切にできるのかな。

自分の実家方面にこういう気持ちを持てたことのない(そして親にも薄情だと何度も言われてきた)わたしには、もはやカルチャーショックレベルの話である。

が、こういう義実家のような雰囲気、家族仲で育ったわけではないしなあ、と振り返って思うから、やっぱりその結果なのかなとは思う。

きょうだいが多いというところからして違うが、みんな楽しそうに話をするというか、特別何かすごいことをしてるわけではないんだけど(とわたしがいうことではないが笑)、少なくとも、義両親の会話の雰囲気も、実家とは全然違う。

うまくいえないけど、居心地がよく違和感がない。
これは最初に結婚の挨拶に行った時に感じて、今でも変わっていない。
あの時の肌感は正しかったのかな、と今でも思う。


わたしの実家はなんと言うか、素を出したくない感じがある。
父親の返しとか話し方も、ちょっとイラッとするところがあるというか。
あまり話を続けたくないな、という感覚。(長年いろいろあったし)
そもそも親同士が、純粋に楽しそうに話してるところって見たことないし。
(母も、結婚後、夫婦で、いわゆる楽しい感じの雰囲気ですごしたことってあんまりないと言っていた気がする。笑)


義父の外出中に義母に電話がかかってきて、なんか楽しそうな語り口だけど誰だろう?と思ったら義父からで、わーこんな感じで電話したりするんだ、とか思ったり。

もちろん話の内容にもよるけど、義実家の方が素直に気持ちを話せる雰囲気があるような気がして、気が楽だなと思う。

ただし義実家は本当に田舎で、進学や進路は大変そうだなと言うのが一番の難点(?)という感じである。
義姉たちが進学を希望していたかはわからないし、大学がすべてとは決して思わないが、義姉は全員高卒就職。

2番目の義姉曰く、長女も三女も学年でトップクラスだったとのことで、もったいないななんて思ってしまったりした。
と言っても、4人全員進学となると本当に大変だとは思う。

夫だけは大学に進学したが、学校の先生の勧めだったようで、元々は農業を継ぐよう言われていた。

わたしはと言えば継ぐものもなく、大学進学も比較的希望を叶えてもらえたのはありがたいなとは思っている。

(継ぐものは無いと書いたが、結婚の話をするにあたって、夫が末っ子長男と知った父親が、長男か……名前をついて欲しかった、みたいなことを言い出したときはイラッとした。
そのときまで、我が家は長いこと冷戦が続いていて大切な話をすることなんて無かったが、それがなくともうちの父親はそういう話をしてこなかっただろう。
この期に及んでそんなことを言い出して、こどもが結婚しないとでも思ってるのかと腹が立った。
その時は結婚話をこじらせない為にいろいろ言わなかったが、今なにか揉めたら強く言って、しばらく連絡遮断してやる、くらいの強気な気持ちでいる。笑
そもそも夫が長男じゃなくても、実家が好きでは無いし、わたしはとっとと苗字を変えてやる、くらいに思っていた。笑)


話が逸れに逸れたが、義実家には結婚して3年経っても感謝の気持ちでいっぱいだし、これからも仲良くして貰えるよう頑張りたいなと思う。

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