第2子を迎える準備〜車の買い替え〜
わたしは地方住まいで、1人1台車を持っていて当たり前のエリアである。
それでも就職してからコロナ禍になるまでは、電車やバス、自転車で通勤しており、車は買わなかった。
維持費がかかることが一番大きな理由。
自分の車が欲しい、という所有欲?もなかったし、本当に必要な時は親の車を借りたりして、特に不便ではなかった。
むしろ出来るだけ買いたくないと本気で思っていた。
時間の制限や遅延などのマイナス面も多少はあれど、節約になるし、駅のホームの階段上り下りは運動にもなるし、駅までの自転車移動だって運動。
定期があるので週末も使えるし、と、むしろ公共交通機関での通勤や移動は結構好きだった。
が、コロナ禍になり、公共交通機関での移動が不安になり、親の車を借りて通勤するように。
それが毎日のこととなり、コロナ禍の夏、遂に自分の車を購入。
中古、新車にこだわりはなく、とりあえず家の近くの車屋さんに立ち寄った。
そこは、親の車を数年前購入した際も試乗に行ったことがあり、雰囲気はよかったということもあった。
結果、展示されていたとある車に一目惚れし、ナビ等の装備も満足だったため、ほぼ即決。
元々、もし車を買うなら…と少し気になっていた車種だったことと、とにかく色が大好き過ぎて、もうそれ以外考えられなくなった。
車を見始めて3分くらいで、「これがほしい、これ買う」と言う私に、営業さんの方に「もう少しご検討されてください」なんて言われるほど。笑
とりあえず翌日、他のメーカーにも見に行ったが、特に惹かれず、結果次の日に正式にその車の購入を決めた。
中古車とは言え車なので、決して安い買い物では無い。
でも購入を決めた時もその後も、一切後悔はなく、むしろこんなにかわいくて色も好きな車を中古で買えてよかった、売ってくれた元持ち主さんありがとう、なんて本気で思っていた。
その後結婚し出産。
こどもを車に乗せるには当然チャイルドシートが必要となる。
一人で乗るには何の不便もない車だが、車高が低く、車内も狭いため、子の乗せ下ろしにはあまり向いていない。
そしてあまり荷物も乗らない。
また、スライドドアではなく、ベビーカーの乗せ下ろしなどの際も少し不便であった。
が、こども一人であれば許容範囲。
しかし、この度二人目の妊娠。
上の子とは2学年差となり、しばらくはふたりともチャイルドシートが不可欠。
荷物だって増えるであろう。
…車、買い替えなきゃだよね。
先日、夫と娘も一緒に、カーディーラーへ。
一台目を中古で購入して、中古車の購入って結構いいなと思ったので、今回も中古車で探してもらったところ、割と条件に合致するものが見つかった。
(そもそも今新車を買おうとすれば、数ヶ月待ちになると思われるので、そのうちにおそらく子が産まれてしまうため、そういう意味でも中古車の方が好都合。)
前回とは違ってその店舗にはなかったため、同じ車種を見せてもらう。
こどもを乗せることがいちばんの目的であるため、チャイルドシートも乗せさせてもらい、試乗もした。
購入を検討している車自体は取り寄せてもらい、後日再びお店へ。
装備などはだいたい把握していたが、少し違う点を説明してもらい、わたしもいくらか質問。
正直、もうほとんど心は決まっていたし、夫も一回目の時点で決めるって言ってよかったんじゃない?というほど賛成していたので、購入を決意。
またしても、比較的サクッと(?)車の購入を決めてしまった。
が、こういうのはタイミングだと思っている。
また、元々立てていた予算よりも本体価格自体も安かった上に、今の車の査定が自分の予想より遥かによかったため、それもかなりありがたかった。
今回については、「二人目を産む前に購入」という明確なデッドラインがあった。
現在妊娠7ヶ月。
まだまだ動けるけれど、これからもっと行動しづらくなるし、中古車は現物があるとはいえ、軽い点検や部品の交換も入る為、買った日に納車できるわけではない。
現に今回も、納車の時期を聞いたところ、4月の半ばごろになりそうという話だった。
妊娠8ヶ月に差し掛かる時期である。
臨月になってから買っても乗れない(臨月はできるだけ車の運転は控えたほうがよいとされている)し、産後となれば一ヶ月は家から出れない、一ヶ月経過してももうひとりふにゃふにゃの赤子も抱えてゆっくり車を検討する暇はない。
ギリギリ余裕のあるタイミングで、そこそこ気にいる車が買えて本当に良かったと思っている。
色は、この車種の中ではこれかな、という色があって嬉しかったものの、妥協した。
今持っている車が最高だと思っている。笑
というわけで、3年半前に一目惚れした大好きな車とももうすぐお別れ。
正直、15年くらい乗るぞ!くらいの意気込みだったので、こんな早く買い換えるなんて考えておらず悲しさもある。
逆に、最初からスライドの車にしておけば今回買い替えなくてよかったのかな、とも思ったりもしたが、ここまで好きな車に乗れたのは、それはそれで幸せだったと思う。
新しい車の納車までこの車を愛でたいし、新しい車でのお出かけも楽しみにしたいなと思う。
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