2022年振り返り(妊娠出産編)
あっという間に、今年がもうすぐ終わる。
今年はわたしにとってとにかく「妊娠出産育児」が最も大きなウェイトを占めた一年だった。
2021年の大みそかに検査薬で陽性が出て、お正月休み明けて6日に病院で妊娠が確定。
初めてのマタニティーライフが始まった。
1-2月ごろは、つわりの時期。
私は比較的つわりは軽いほうだったと思う。
少なくとも、一度も嘔吐することはなかった。
とはいえ、連日の吐き気としんどさ。
今まで食べられていたものが食べられない、何なら食べれるのか毎日模索する日々。
仕事もちょこちょこ休みをもらった。
朝1時間だけ休む日もあれば、1日休む日もあり。
ちょうど北京オリンピックの季節だった。
羽生結弦選手の演技布団の中で見た思い出。
アマプラでコウノドリをイッキ見して泣いたのも、こ時期だったっけ。
ちゃんと育っているか不安な日々。
次の検診までのそわそわ感。
3月下旬に安定期に入り、少しほっとした。
初めて4Dエコーで顔を見ることができた時はうれしかった。
4月は新年度のバタバタや引っ越しできつかった。
GWは近隣の県の温泉宿に夫と一泊旅行。
産前最後の二人での旅行を満喫した。
後期に入った6月くらいからまた、きつい日もちょこちょこあり、無理しない程度に働くことにした。
7月7日から産休入り。
マタニティフォトを撮りに行ったり、義実家にベビーグッズのおさがりをもらいに行ったり、ベビー用品を買いに行ったり、おいしいランチを食べに行ったり、水通しをしたり、いろんな料理に挑戦したり。
ここから出産までの2か月間は、いまだに思い出しては思い出に浸るほど、楽しい日々だった。
9月、出産。
初産だし10時間以上の陣痛を覚悟したものの、6時間程度という、自分でもびっくりのスピード安産。
吸引分娩も促進剤も使用せず、生まれてきた娘も仮死状態などにもならず、また夫の立ち合いもできた。
本当に良いお産ができたと思うし、病院のスタッフの方には感謝している。
とはいっても、やっぱり陣痛は本当に地獄かというほど痛かったし、頭が出るまではしんどかった。
でもやっぱり、よく言われるように、生まれた瞬間の幸福感は何事にも代えがたいものだった。
そこから始まる育児の日々。
産褥期の実家暮らしは正直いろいろしんどかった・・・
ただ娘はとてもかわいくて、かわいいから何とか頑張れるというのも本当にそうだなと思った。
10月から始まった夫との三人暮らし。
日中ワンオペは最初は不安だったしきつかったけど、だんだんなく時間が減り、寝てくれる時間も増えてきて、少しずつ慣れていった。
娘の日々の成長に癒された。
娘はもうすぐ4か月。
体はぷくぷく、赤ちゃんらしい体形で、よく声を出すし笑う。
添い寝してもらうのが大好きなあまえんぼちゃん。
かまってほしい泣きも、ぐずりながら寝落ちするのもかわいい。
来年はきっとしっかり首も座り、おすわりができるようになり、ハイハイをし、そろそろ立って歩くようになるのだろう。
想像がつかないのだけれど、きっとあっという間なんだろうなあ。
赤ちゃんの時期が可愛すぎて、成長がうれしくもさみしい気持ちになる今日この頃だけれど、その時期その時期のかわいさをかみしめて日々過ごしたい。
そもそも、自分が子供を産んで、こんな風に子を愛しく思う日が来るなんて想像もつかなかった。
こどもは欲しいと昔からなんとなく思っていたけれど、いざ大人になり、結婚適齢期くらいになると、本当に自分が結婚して親になることができるのだろうか、と本気で不安だった。
そして自分に母性があるのか、本当に子どもが欲しいのかもわからず不安を感じていた。
案ずるより産むがやすし、という言葉もあるし、不安なことを考えたらきりがないから前に進むしかないのだけれど、無責任なことはできないし・・・と考えたりしていた。
でも実際妊娠して出産したからには、娘に日々全力で向き合うのみだなということを実感している。
妊娠出産というできごとが、自分の中で想像以上に尊い経験となり、この経験ができたこと自体もありがたいな、ということも思う。
職場の同僚の方(中学生のママさん)から聞いた、「できることならもう一人生みたかったし、妊娠出産って女の人しかできないから、わたしは女でよかったって本当に思ったよ」という言葉が今ならわかる。
きっときっと大変なこともたくさんあると思うけど、やっぱりもう一人はこどもが欲しいな、と考えるこの頃。
もともと二人は欲しいなと思っていたけれど、また妊娠したら妊婦検診を受けることができるのかと思うと、まずはそこから本当に楽しみ。
そこかよ、という話だけれど(笑)、結構本気で妊婦検診恋しい。
心音聞いて、エコーで成長を見ることが出来る時間はとても幸せなひとときである。
本当は全体の振り返りをこの記事でと思っていたけれど、妊娠出産の思い出に浸って長文になってしまったので(笑)、この記事は妊娠出産に特化して書いた。