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四男の卒園まで残り半年。
「やはり特性があるのだろうか…」
そんなことをなんとなく感じたのは3歳くらいだったと思う。
その前からも時々アレ?!と微妙な違和感が脳裏をかすめたことはあったのですが、許容範囲?!気のせい?…と、何となくスルーしてきました。
何よりもASDの兄たちとは違ったから。
もしかしたら、私自身が受け入れたくなかったから目をつむっていたのかもしれない。
かなりの人見知り。
場見知り。
何をやるにも慎重。
自分が大丈夫だと思えばやるけど、そこまでが長いし、周囲を観察してから決める。
そんな四男の様子を見て、1クラス30人規模の小学校での生活に不安が募り、兄たちの担任の先生に相談してみたのが年中の3月だった。
「繊細気質の子の場合、どうしたら良いんでしょう?発達凸凹かもしれないし、発達障害ではないかもしれないけれど、もし、発達障害ではなかったらどういう対応が可能なのか知りたいんです」と。
『少人数制の環境を希望するなら、支援級かもしれない。学校側は必要に応じてその子の環境設定を試みることは可能だけど、校長判断になること、何らかの配慮を希望するなら、就学前相談を受ける必要があると思うよ。』
そう言われた。
そこで、就学前相談を受けるために、そして、相談していた保育園からの後押しもあり、療育センターを予約。
医師診察は想定内だけど半年後。
既に5月。支援級に入るかもしれないなら、7月末までに教育委員会に書類を出さなきゃならないと言われる。
違和感から2年少し…行動に移すまでのんびりしすぎたのだろうか…と思う反面、選択肢の幅を広げるチャンスにギリギリ間に合ったのかもしれない…と言い聞かせて、せっせと書類を作成した。
書類作成と並行して、心理士さんが四男と面談をしてくださった。面談の様子を見ながら、「繊細傾向があるのは、発達障害からくるものなのかもしれない」と感じる一面も出てきた。
正直、何とも複雑な気持ち。。。
その時のエピソードは次回、綴ります。