モラハラ夫と離れて訪れた心境の変化
モラハラ夫と結婚歴15年。別居(離婚)して4ヶ月。今日は離婚で訪れた心境の変化についてお話します。
離婚前
結婚前の私は勝ち気で、結婚当初はかかあ天下に近かったと思いますが、子供が生まれたのを境にどんどん立場が逆転。(家事育児を手伝って貰えないので、頼む立場に変わり、仕事を辞めてから元夫の態度はエスカレート)
最後はカサンドラ症候群だったと思います。
離婚直前の私は自分に自信がなく、自分の決断に自信が全く持てない。いつも誰かに「これで合ってる?」と聞き、誰かの同意がないと決められなくなっていました。
それにとにかく人が怖い。自分の欠点を見られると責められるんじゃないかといつもビクビクして、常に不安に支配されてるいる様な感覚でした。
自己否定がとにかく強くて、自分には価値がないとずっと苦しんできました。
離婚後
離婚後も不安は続き、私は離婚と同時にフルタイムで働き始めたのですが、これまた同僚や上司が怖いから始まりました。
なんせ人が怖いので何をするにも常にビクビクしていました。理由を聞かれてもわかりません。怖い物は怖いとしか答えようがなかったです。
訪れた心境の変化
それがここに来て急に人が怖くなくなりました。
今の職場が特別なのかわかりませんが、ミスしても誰も責めないのです。
それに皆色んな個性があって、得手不得手もあって、できないって言っても誰も責めないのです。
元夫がいなくなった私と子供達の家のルールは
「失敗したり、できない事があっても誰も責めない」
です。
家が安心できる場所に変わり、外の世界も誰も責めない。
友達も応援してくれる。
そんな色んな事が積み重なって、今日「人が怖くない」と思えました。
自分も他人も色んな物事がフラットに見えました。
欠点を見られると人に責められてる気がしていたのですが、皆同じ。完璧な人間はいない。
誰も責めてないって心から思えたのが今日でした。
今朝たまたま見た動画で
「自分で自分を幸せにする」
とおっしゃっているタレントさんがいて、私にはその言葉がとても響きました。
自分を幸せにするためには、まずは自分を責めていてはいけない。
自分を無価値だからと劣悪な環境にいても、それはただ自分をいじめているだけなのです。
それに自分を客観的に見て、強味と弱味を見極める。
自分がどうすれば幸せになるのか、司令塔は自分だと思えました。
これが他人軸から自分軸になる事なのだと思いました。
昔にも「自分で自分を幸せにする」「他人軸から自分軸に変える」言う言葉を聞いた事はあったのですが、言葉は理解できても当時はピンと来ませんでした。
それが今日、ようやく心底実感しました。
時がくれば理解できる事もあるのですね。