楽しみにしてたのに…
明日は5月5日のこどもの日。
そして、ゴールデンウィーク中、日曜以外にお休みをいただけた唯一の日。
ツイン君が、ドライブレコーダーを愛車に取り付けてくれることになっている。
決まった数日前から楽しみにしてた。
が、ツイン君を怒らせてしまった。
ツイン君は、扱いというか、対応というか、面倒くさい部分がある。
店長が、確か、すぐ拗ねるって言っていた。
と言うのも、ドライブレコーダーを取りけるための場所に、店長のお店の近くの駐車場と、店長の家族同様の知り合いの家の駐車場の2つが候補だった。
前者は、我が家から片道1時間、後者は、我が家から片道15分。
今日は、家から10分のところにあるパート先で3時まで仕事をした後、
どうしてもと頼まれ、店長のお店の近くにある、もう1つのパート先である不動産会社で7時まで仕事がありヘトヘトだった。
なので、明日は、我が家から近い知り合いの家の駐車場で取り付けて欲しいなぁと思った。
ちゃんとストレートに、ツイン君に、近い駐車場で取り付けをお願いすればよかったのに、ヘトヘトで片道1時間かけて行く元気がないとLINEしてしまった。
頑張ったね!と言って欲しかった。そして、それなら近い駐車場で取り付けするよって言って欲しかった。
しかし、きた返事は、
じゃあやめれば!
だった。
そうだよね、私は、彼女ではない。
優しいねぎらいの言葉すらかけてもらえない、吹けば飛ぶような、ただの知り合いだった。
一番最初に、その文字を見たとき、面倒くさいと思った。
妙に腹立たしかった。悔しかった。
私だけが、好きなんだって思って悲しかった。
出てこなかった涙が、こうやってノートに記していたら溢れてきた。
このタイトル、楽しみにしていたのに…と書いたとき、
ツイン君も楽しみにしてくれてたにかもと思った。
いつも、LINEのやりとりがあっさりしていることが多いのに、
ドライブレコーダーのやりとりは、あれやこれや調べててくれて、
長々とやりとりした。
いつも突き放すようなことを言いながらも、
あれはどうしたの?とか、こう思って嫌だったんだよねと、
気にしてくれてたり、気持ちを理解してくれるツイン君。
ドラレコ配達されたよ!って報告したLINEは、
嬉しそうな感情が溢れてた。
私ばっかじゃなかったのかも。
私も、ツイン君にガッカリとした気持ちを味あわせてたのかもしれない。
どうなるんだろう、ドライブレコーダー。
怖くて、スマホが開けられない。
返事が来てなくても落ち込むし、
返事が来てたら、読むのが恐い。
明日、ちゃんと謝ろう。
ツイン君の手に、いつ触れられるんだろう。
あれ?なんで私の手がそこにあるの?って思った手がツイン君の手だった。
手が触れ合ったら、思い出す何かがある気がする。
今、スマホ見てみた。
既読されてたけど、返信はなかった。
眠いのに、眠れない夜になりそうだ。
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