顕微鏡でみるミクロの化石(5/3科博ディスカバリートークまとめ)
【大型化石と微化石】
[大型化石]
・見つけるのが難しい
(見つけるだけで研究になる)
[微化石]
・大型生物の1部、微生物
・地層の中に沢山居る
【微化石の特徴】
殻が無いor柔らかい物が微生物には多い
硬い殻を持ち、運が良い(約1%)と化石になれる。
【主な微化石の種類】
[炭酸カルシウムの殻]
有孔虫(ゆうこうちゅう) 0.1mm
石灰質ナンノ化石 0.005mm
[ガラス質の殻]
放散虫(ほうさんちゅう)0.05mm
珪藻(けいそう)
【マリンスノー】
微生物が糞になった物が海底に積まれたもの
(1000年で2〜3cmペース)
【深海】
200mより深い所を深海と呼ぶ
深海平原、熱水噴出孔、海底火山など
↑
これが殆ど
海底の色(堆積物の色)は海によって違う
(生息してる生物の種類が違うから)
【海底掘削】
船から筒を降ろす
↓
柱状のサンプル採れる
↓
研究
その地域の環境変化を調べれる
【有孔虫化石から環境を復元】
[群集構成]
微化石の構成から環境を復元
【有孔虫酸素同位体比】
重い→暖かい
寒い→軽い
各地質時代の気温が分かる
【南極大陸】
[大陸の誕生]
3500万年前
他大陸と陸続き
↓
周海流❌
↓
温暖な気候
3000万年前
他大陸から切り離される(孤立)
↓
周海流発生
↓
低緯度からの暖流が高緯度に伝わらなくなる
↓
寒冷化
[南極周海流の特徴]
プランクトン豊富
↳栄養豊富
↳生物進化が起こりやすくなる
[南極での生物の進化]
3000万年前
南極周海流発生
↓
植物プランクトン増加
↓
動物プランクトン増加
↓
ヒゲクジラの進化へ
【氷期・間氷期】
短周期で気候が変わる(今)
2万年前=最終氷期(地球平均気温-3℃)
【永久凍土、氷床は今何処にある?】
グリーンランド、南極
[最終氷期(2万年前)]
北半球大部分
(北アメリカ大陸上半分、ヨーロッパ大部分、ロシア西部)
【2万年前海】
海面が130m低下
(東シナ海がほぼ陸)