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カラフルな世界〜覚醒体験!?

シンプルが好きな人や
モノトーンが好きな人もいるけれど、

それも素敵だけれど、

私はカラフルが好き。


カラフルが好きと何となく感じていたけれど、
シンプルも北欧風も好きだと思っていた。


ところが、
やっぱりカラフルが一番好き!と本当に気づいたのは
昨年末、今年の手帳を買おうと思った時。

カラフルなデザインの絵が挟まれている手帳があって
とっても心惹かれた。
(結局、紙質が気に入らなくて買わなかったけど)


自分の好みって、わかっているようで
意外とわかっていないんだなと気づいた。


そして、そのカラフルな世界について
最近、思い出したことがある。


私は2008年に乳がんになったけれど、
手術をして退院をし、
まだいろんな治療中ではあったけれど
落ち着いてきたある日、

目の前のフィルターが外れた経験をした。


何がきっかけだったか全く思い出せないし
何もきっかけなく突然に起こった気もするけど、

目の前のフィルターが外れた。(それ以外の表現が思いつかない)


いきなり視力が10.0になったように
目の前の景色がくっきりと見え、
すべてが色鮮やかに輝いていた。
(その時の裸眼は0.2くらいだったのに)


それとともに深い深い感謝の感覚に浸っていた。
ものすごく深い感覚だった。
(もしかしたら、深い感謝の感覚が先だったかもしれない・・・もう忘れた)


いつも見慣れた景色が、
まったく違う色彩を放って輝いていた。
細部までくっきり見えた。


ずっとこの輝きを見ていたいと思ったけれど、
10分くらい経っただろうか?
いつもの景色に戻ってしまった。


戻った瞬間に思った。


本当は、
世界はすべてこんなに色鮮やかで輝いているんだ。


それなのに、普段はフィルターがかかっていて
本当の輝きを見ることができない。


そう思った。


私にとってのカラフルな世界とは、
単にモノトーンに対比される色鮮やかなもの
というだけではなく


フィルターのかかっていない世界


のことだなと思う。


フィルターの正体はわからないけれど
思考や感情、過去の記憶など
私が生きてきた中で生み出され、
積み上げてきたものではないかと思う。


そう考えると、
自分自身の色を抜くほど、

つまり、
物事への意味づけ・思考・感情・記憶などを抜くほど
そのものとして、ありのままを見るほど
世界がカラフルになってくるのかもしれない。


メンタルがやられたりして
ある一つの思い込みに縛られてしまう時には
世界はモノトーンに見えるように

思い込みがなくなるほど
逆に世界はカラフルになるかもって
そんな風に思えませんか?


自分のフィルターが青だったら
世界はちょっと変わって見える。

全体が青っぽく
赤のものは紫に見えるかも。


自分のフィルターがピンクだったら
全体がピンクっぽく
白い物もピンクに見えるかもしれない。


何を見たいかは
人それぞれ好みがあると思う。


私の世界をピンクで埋め尽くしたい!
でもいいと思うし、
モノトーンが落ち着く人もいるだろう。


私はカラフルな世界が見たいので
どんどん自分の色を抜いていきたい。


今はそんな風に思っている。


あなたはどんな世界が見たい?


らんこ




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