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【看護師から企業転職】徹底比較!「看護師」と「企業」環境面の特長
看護師と一般企業の「環境面」に注目した投稿、大反響・大好評でした!
この記事ではさらに詳しくご紹介・解説します。
【前半】 項目別のポイント解説
【後半】 「「勘違い」転職失敗例と回避のコツ」をまとめました
いわゆる一般企業「会社員」と「看護師」。両方経験して確信しました。結論どちらも大変!働く環境面が大きく違うので良い・悪いも一概には言えない。実体験からの解説はリプ欄↓↓
— じゃすみん | 元看護師→転職キャリア支援 (@jasmin_career) February 13, 2024
例えば…服装や髪型。会社員は自由に楽しめる分、洋服や美容室代もかかる。「自分が何をどう大事にしたいか」が重要。 pic.twitter.com/HICktp8y4W
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看護師の環境面
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休日
・平日昼間しか開いていない場所に行きやすい(役所など)
・混まない時期に連続休暇が取れる場合もある
・シフトが決定するまで翌月のスケジュールが未確定
・病棟は24時間365日動き続ける。常に交代勤務
服装やネイル
・制服(白衣やスクラブ)があるため、私服は汚れない
・勤務前後で更衣が必要、個別にロッカーがある
・髪型やネイルに制限があり自由度が低い
パソコン
・ベッドサイドまで持ち運び可能なパソコンと、ナースステーションでしか使用できないパソコンがある
・必要な時に、空いているパソコンを使う
※いわゆる「自分のデスク(固定席)」はない
![](https://assets.st-note.com/img/1707981254745-ZJLs7TErft.png?width=1200)
日常的な使用ソフト
・電子カルテ。入力画面に従って文章や数値を入力する
・セキュリティ面等の関係から、院外には繋がらない
→google検索等はできない
残業中や昼休みの過ごし方
・院内ですごす、途中外出不可が多い
・昼休み以外の「小休憩」は難しい
コミュニケーション方法
・電子カルテに入力した内容も、抜けや漏れを防ぐために口頭や内線で共有する場合が多い
企業の環境面
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休日
・安定した生活リズム、休日が1ヶ月以上前から確定してる
・土日祝休みの場合。平日しか開いていない「役所」「通院」等に行きたい場合は少し不便
服装やネイル
・自分で選択できる
・特に入社時は会社のドレスコード(オフィスカジュアル等)に合わせた洋服・カバンの購入が必要かも。季節毎に購入する必要があるため、最初の1年は被服代かかりがち
パソコン
・自分のタイミングで自由に使える、使いやすいよう表示等も変更できる
・画面を見続ける時間が(看護師に比べると)長時間になるため、眼精疲労や肩こりになるかも
日常的な使用ソフト
・パソコンスキルが身につく
・マニュアルやテキスト等を見て実践。質問しながら自力で習得していく必要がある
※「ビジネスマナーやパソコンの基本操作は知っている」前提のため
![](https://assets.st-note.com/img/1707984166578-OD69TWOCZJ.png?width=1200)
残業中や昼休みの過ごし方
・残業中も小休憩をしながら進められる
・「みなし残業代」として給与に一定時間の残業代が予め含まれている場合もある。要確認
・昼休みに買い出しや外食も可能
・都心だと昼食代が高め。12時台は混むのですぐに座れないことも
コミュニケーション方法
・自分のタイミングで対応すればOKな場合も多い。ナースコールのように必ず即時反応する必要はない
・隣の席でもチャットのみでやりとりする場合もある。1日あたり数十~百以上のメッセージを確認&返信するかも。タイピング速度やビジネスの場に応じた表現(言葉えらびや言い回し)について、最初は苦戦する人が多い
「勘違い」転職失敗例と回避のコツ
転職失敗例
「土日祝休みは絶対!年間休日の多さ大事!」休日日数への思いが強かった看護師Aさん。求人広告を自分で見つけて、年間休日の多い企業に転職しました。
ところが「転職して3ヶ月目なんですが、転職先が合わないんです」とご相談がありました。お話を伺ってみると…
・休日は増えたが収入も下がり、趣味の海外旅行にいく資金がなく悲しい
・パソコンに向かって一人で淡々と行う事務業務が多い。病院のようにケアやコミュニケーションを通して「ありがとう」と言われないことが寂しい
どうやらAさんにとって、働く上で本当に大切なことは「休日日数」ではなさそうでした。
回避のコツ
❶転職を通して自分自身の「叶えたい項目」と「それを叶えたい理由」を整理。転職後の理想の生活や状態(ありたい姿)もイメージする。
❷「環境面」だけではなく「仕事内容」や「会社」等の異なる側面にも目を向ける。
看護師→看護師の転職は、経験している業務だからこそ「業務内容」や「文化や風土」が事前に予想できますし、共通点も多いです。そのため「環境面」だけを重視して転職しても失敗は少ないです。
看護師→企業転職は「環境面」だけではなく「業務内容」「文化や風土」も全く違うため、もともと知っている情報だけでは適切な判断が難しく、調べる・他人に聞く等をしながら理解を深める必要があります。
「事前に思っていたイメージと違っていた」「やっぱり看護師が向いていました」と医療現場へ戻る方も複数名見てきました。
もちろん挑戦したからこそ、自分に合う内容が分かる場合もあります。
とはいえ、転職活動の事前準備を通して「自分自身」「業務面」「企業や業界面」多面的な理解が深まると、ぼんやりしているイメージの解像度が上がっていきます。ぜひ言語化して書き出してみて!