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【看護師から企業転職】会社員の「普通」を知って対策しよう!
大好評の〈看護師と一般企業の徹底比較〉シリーズ第3弾。
今回は「就活編」です。実は、就活事情が違うからこそ、看護師が企業転職を目指すなら準備・対策が必須です!
看護師目線で解説しますので、企業転職を検討中・活動中の方は必見です。
「会社員」と「看護師」の就活事情。両方経験した結果、特徴が全然違いました!比較したので転職や進学の参考にしてください✨ pic.twitter.com/TsJOkijqel
— じゃすみん | 元看護師→転職キャリア支援 (@jasmin_career) March 12, 2024
看護師の就職活動事情
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いわゆる「就職活動」では苦戦しません。(奨学金等の事情がなければ)看護学生が好きな就職先を選べる印象です。
一般企業の就職活動事情
![](https://assets.st-note.com/img/1710306744717-mJcTwgxlvy.png?width=1200)
いわゆる「普通」の就職活動を行う場合、大学3年生頃から1年間近い時間をかけて、自分や会社について情報収集を行い準備します。そして、数十回の書類提出や面接を経験しています。
一般企業の就活ならではの単語
聞いたことはあるけど、よく分からない…そんな単語も多いと思います。簡単に説明します。
◆自己分析
・自分の長所短所等の性格面・価値観などを明らかにします。
◆業界・企業分析
・企業の事業内容(やっていること)や働き方などを調べて分析しながら情報収集し理解を深めます。また、自分との相性を検討します。
◆インターン(職場体験)
・実際に企業で業務体験をします。座学+一部業務を体験する場合が多いです。日数は会社によって異なります。
◆企業説明会
・1つの企業が単独で行う場合と、合同説明会(複数企業が参加する場)があります。会社の特長や魅力を(応募前に)知ることができ、企業研究の手助けにもなります。
◆エントリーシート(ES)、ガクチカ
・経歴+自分の性格・強み・頑張ったことなどを記入して提出する自己PR要素のある書類。ガクチカと言われる「学生時代に力を入れたこと」が聞かれる場合も多いです。
◆グループディスカッション(GD)
・応募者が数人ずつのグループに分けられて、テーマに沿った議論を行います。議論の様子や言動から、特徴(論理性/積極性/他者への配慮)等が見られます。
◆OBOG訪問
・自分の興味がある仕事、企業等で働いている先輩(同じ大学出身の人)と社外のカフェ等で会い、社内の雰囲気や仕事内容等の話を聞いて質問できる機会です。実際に働いている人の生の声を参考にして、働くイメージをふくらませたり企業研究に役立てたりします。
企業転職時の重要ポイント
看護師出身者は「マイナススタート」という事実
一般企業の求人に応募する場合、さまざまな職業の人が集まります。
しかも、会社員→会社員で転職する人が多いです。つまり・・・
◯◯ 一般会社員 ◯◯
▶就活での成功/失敗経験がある
▶自己分析や企業研究や面接の「基本は知っている」
※面接官や入社後一緒に働く同僚もコチラ側です※
◯◯ 看護師 ◯◯
▶実習や国試合格をやりとげた
▶自己分析や企業研究や面接は「経験がない・よくわからない」
就職活動と転職活動では「自己分析」「企業研究」「面接」は共通要素です。そのため、転職エージェントやSNS上の多くの転職情報は、就職活動の流れを知っている前提で説明が進みます。
しかも、転職活動にはインターン(職場・業務体験)はありません。
いわゆる就活をした他応募者に比べて、看護師出身者はマイナススタート。
だからこそ、日数をかけた「しかるべき準備・対策」が必要不可欠です!!
企業が気にするポイントは◯◯と✕✕
結論はコレです⇓⇓
企業が気にするポイント
❶ 「あなたはどんな人?」を内面も含めて知りたい
❷ 我が社に合う人・長く活躍できる人を厳選したい
企業面接では、回答内容について「それはどうしてですか?」「具体的には?」と何度も繰り返し質問(深掘り)しながら、上記❶❷を見極めています。
そして、これらに沿う回答を準備するためにも、「自分に関する解説力」と「職種・企業の徹底研究」が必要不可欠です。
◆自分に関する解説力
解説力を構成するのは、2つの要素です。
1つ目は「言語化」すること。思考や価値観など目に見えない内容も含めて、書類選考や面接では「言葉」で伝える必要があります。
2つ目は「合理性がある説明」が準備できていること。聞いている相手(面接官)が「あぁなるほど」と理解・納得できるかも重要です。
適切に表現できないと「どんな人なのか、よく分からない」と判断されてしまい、書類選考や面接が通過しません。
▶面接に向けた準備例
・性格、長所や短所など
・これまでの経験、知識やスキル
・働く上で大切にしたいこと、どうしてそれを大事にしたい?
・生活イメージ(仕事、家庭、趣味とのバランスなど)
・将来的な理想の状態
※仕事も人生の中の一要素です。「仕事」「プライベート」両方を自分の要素として語れることも大切です。
◆職種・企業の徹底研究
企業転職では、企業が「我が社に合う人・長く活躍できそうだ」と判断すると内定が出ます。あなたから「私は御社と、こんな風に合います。こんな風に活躍できます」と語る必要があります。そのためには、下記3つの準備が重要です。
❶会社のことを知る
❷会社が「合う」「活躍できそう」と判断している人や基準を知る
❸自分自身と❶❷の相性・共通点は?
看護師としての転職が「国内での転居」だとすると、一般企業転職は「海外移住」のようなイメージです。常識も言語も全く違います。
(企業研究の例)
・アジアの中にもいろいろな国がありますし、すべて特徴が違います。
→△△業界のA社、B社。同じ業界内でも、企業ごとに特徴が違います。
・文化は?
→企業理念や社内の雰囲気なども関わってきます。
・将来性は?
→成長している?横ばい?下降している?(売上など)
→どんな計画を立てている?方向性は?(中期経営計画など)
正直、すぐには終わりません。しかし、これらの精度が内定にも大きく影響しますので、手を抜かずに取り組むことをオススメします!
もし1人では難しい、うまくいかない・・・といった場合は、お気軽にご連絡くださいね。
「まだ自分には早いかも…」「まともに相談もできないレベル…」と思っている方こそ、1回ご相談いただいてからの行動スピードがあがっています!
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