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【看護師→企業転職】企業だと看護師に比べて「全然教えてもらえない」!?

看護師が企業に転職して「不安だったこと」「一番ギャップを感じたこと」は【教え方や教育体制】です。

看護師転職と企業転職は、想像の100倍くらい感覚が違います。

この記事では、これまで500名以上の転職希望者・100社以上の採用担当者からお話を伺ってきた私が、実話をもとにリアルな情報をお届けします。


全然教えてもらえない!?

企業に転職すると、初日に簡単な事務手続きやオリエンテーションを受けたあとは、配属部署で実務にふれながら知識やスキルを習得していく流れが多いです。
※OJT(On the Job Training)といわれます。

先輩:「資料を見ながら進めて、もし分からなければ質問してください」
あなた:「はい」
先輩:「じゃあよろしくね!(自分の席に戻っていく)」
あなた:『え・・・なんか冷たいな。資料を見てみよう』

『あ・・・1行目ですでに分からない・・・
『ファイルをPDF化して✕✕フォルダに格納」ってどうやるの?』

このように、手取り足取り細かくレクチャーをするのではなく「なにかあったら声をかけてね」と一歩引いて見守られる指導スタイルが多いです。

『淡々としている』『ちゃんと教えてもらえない』『事務的で冷たい』と感じるかもしれません。

これは、意地悪をしているのではなく会社側は「一人の社会人として(他の人と)同じように・普通に」対応しています。

つまり・・・

『看護師さんだと、ビジネスメールは送ったことがないかな?』
『もしかして、パソコンで○○の操作は初めてかな??』

など、良くも悪くも「看護師出身者だから」という細かい配慮や先回りした対応などの「特別扱い」は、ほぼありません。

たとえば、看護師の経験者が病棟に入ってきたときに「血圧計の使い方は分かりますか?」と聞くのは失礼ですし変ですよね?それと同じ感覚です。

看護師出身であろうとなかろうと
・『社会人だし、基本的なことはできるでしょう』
・『わからないことは自分から言ってくれるだろう』
と思っています。


何もできないだろうと決めつけないからこそ、わからなければ自分から聞くのが会社員側の「当たり前」の感覚です。

ちなみに、超基本的な内容であっても質問をすると怒られたり嫌な顔をされたりはせず、イチから教えてもらえます!

いい質問は評価につながる!?

『もっと調べないと「ちゃんと調べた?」って怒られそうで不安』
『こんな基本的な質問をして「できない人」と思われないかな・・・』

その気持ち、めちゃくちゃ分かります!
ですが、卑屈になりすぎる必要はないです。

未経験の採用なので、分からないことはあって当然です。
たとえば、Excel操作ではマイナススタートだったとしても、他の要素では他の人にはない「強み」を持っているはずです。

分からないことを素直に「分からない」と自己開示して、どんどん自分から質問できる人ほど、早いスピードで成長して転職後に活躍しています!

ちなみに、私自身は会社員も看護師も経験しましたが、看護師時代の方が圧倒的に質問しづらかったです。とにかく先輩が怖すぎて、声をかけるだけでお腹が痛くなっていました。。

質問に対して「はぁっ!?」「ちゃんと調べた?」みたいにマイナス感情をあらわに反応する会社員は(私の経験上は)いなかったです。

📝質問の流れ
❶ 自分が「分かること」「分からないこと」を整理する
❷ 自分で5分間調べてみる(時間を決めておく)
❸ ❶❷の情報もふくめて質問する
→「○○を調べたら✕✕と書いてあったのですが、これは~~ということでしょうか?」
❹ 同じ質問を繰り返さないようメモしておく

企業転職のギャップを減らすコツ3選!

次の3つが大切です。

✨️企業転職のギャップを減らすコツ
❶ 「知らない海外に移住して0からスタートする」くらいの覚悟をもつ
❷  自分自身の「心地よさ」や「ストレス傾向」を知る
❸  企業での働き方についてプロに相談する

❶ 「知らない海外に移住して0からスタートする」くらいの覚悟を持つ
『なんとなくカッコ良さそうだし…』というノリと憧れだけで企業転職をすると、転職後にギャップを感じて看護師に戻る人も少なくありません。
その一方で『知らない海外に移住して0からスタートする』くらいに覚悟をきめて準備をした人は、新しい環境でもいきいきと働けています。

違う職業・業界なので、ある意味「すべてが違って当たり前」です。
「郷に入らば郷にしたがえ」の覚悟・切りかえも大切です。

❷ 自分自身の「心地よさ」や「ストレス傾向」を知る
・相手が忙しそうでも、気にせず話しかけられる
・周囲からどう見られるか気にしてしまう など
性格や考え方によって、何がどうストレスになるかはさまざまです。

自分の「心地よさ」や「働く上で大切にしたいこと」などを整理して理解を深めて言語化することで、力を発揮しやすい職場環境や社風などが見えてきます。

❸ 企業での働き方についてプロに相談する
日本国内の企業(法人)数は約170万、職種数は18,000ほどあります。
ぼーっと求人票を眺めているだけでは「自分に合う職場」を見つけ出すのは不可能です。

無理に自分1人ですべてを解決しようとせず「その道のプロ」に相談がオススメです。

🍁大手転職エージェント→看護師→看護系エージェント→これらの経験を活かし、現在は「 医療従事者専門の進路相談所HandL 」でキャリア無料相談をしています。詳細はHandL公式LINEよりご覧ください🍁

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