グリーフケア
出会いもあれば別れもあり、
生まれてきた限り、いつかは迎える死。
頭でわかっていても、いざ自分が渦中の人となれば想像を絶する痛みとなります。
私は37歳の時最愛の人を亡くす経験をしました。
不妊に悩み、子宮筋腫手術を受けたあと母が脳出血で半身不随。
それでも母が話せ歩けることも子供を授かる夢も諦めずに、あらゆる理想の夢に邁進していた矢先訪れた最愛の人の死。
ショックのあまり何が起こったのかわからず、涙も出ませんでした。
離婚やDVなど波乱万丈の人生経験が色々あったものの、ようやく掴んだすべてが愛おしい人の他界。
決して諦めずに前向きだった私ですが、未来が全く見えなくなり流石に何かがポキッと折れてしまいました。
死別して最初の3ヶ月くらいは葬儀、色んな事務手続き、周りの方へのご挨拶などに追われ感情がフリーズして混乱した状態。
それを過ぎた頃に失った悲しみや未来への絶望と恐怖と何で私がこんなことにならなければならないのか？という怒りなど怒涛の渦にのまれて行きます。
実はこの
『フリーズした感情』
をしっかり緩めて解放してあげないと、心身に酷い不調が起こるだけでなく、未来の望む世界も創造できなくなります。
私の場合、子供もいないし仕事もなかったので日常から遠のくことができた分、感情とガッツリ向き合う、のまれることとなりました。
そんな時、身近な誰かに聞いてもらっても
『同じ経験をしたことない人に何がわかるの？』
という嫉妬や怒りが湧いてきて、ますます孤立し、同じ経験をされた方を探すようになりました。
そして気持ちを共感して頂いた時とても安心しましたが、同じ経験をされた方が
『悲しみは消えない』
と仰ってた通り、消えることはありません。
消えないのは、
『悲しみ』
を抱きながら生きるという選択を魂が望んでいたからだと思います。
この
『悲しみといいしれようのない痛み』
をどうにか癒したくて見えない世界の探究に入り、占星術による星が教えてくれるその瞬間が何を意味するのか？魂の声とは何か？という理解を深めることになりました。
『準備ができたら師が現れる』
まさにそういうタイミングで、意識の在り方が大きく変わり魂が成長するために必要なことだったと今は理解できています。
お子様や配偶者、親友、親など愛する人を失った痛みの解放はとても大切。
同じ経験をしたものとして、少しは寄り添って差し上げることができるかもしれません。
同じ経験をなさった、これから訪れそうでパニックになっていらっしゃる方が、
『とても心が落ち着いた』
と仰って下さったこともあります。
ホロスコープリーディングやテラコヤで寄り添わせて頂きますので、どうぞ悲しみと痛みを解放なさってくださいね。
画像はPinterestさんよりお借りしております🤲
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