【エッセイ】上善如水生き方を水から学ぶ
最高の善は
水のようなものである
万物に利益を与えながらも
争わず
器に従って形を変え
自らは低い地位に身を置く
と言う
『水の性質を最高の善の例』とした
老子の言葉。
水の生き方
上善は水の如し。
水より柔らかく
弱いものもない
強固なものを責めるには
かえって弱いものが
強いものに勝つ
柔よく、剛を制す
柔軟性のあるものが
そのしなやかさによって
かえって強剛なものを
抑える事ができる。
柔らかなものが
かえって、剛のものに勝つと言う
水は自己主張せずに
重力に従って流れて
万物に恩恵をもたらしながらも
何も言わない。
ただ一度、それがひとたび
そのエネルギーを集合させると
地形さえも変えてしまうほどの
力になる
自然界に備わっている力...
私たちの生命が終わる時の有り様
それは
硬くなること。
硬いこと
それは死である。
柔らかく、弱い有り様は
生命そのものなのだと...
赤ちゃんと言う存在が
無欲でありながら、
誰からも愛されている。
生命力が全身から溢れている。
硬さも柔らかさも
そのどちらも
私たちが扱えるように
人生の柔軟と強剛のあり方を
水から学ぶことを
取り巻く環境に応じて
柔軟に姿を変える
自然界に沿った生き方
海が
何百もの河川の
最終的に集まる場所となるのは
どの河川よりも
低い地にいるから
あなたがただあなたであるために
抵抗を止めて流れついた
この場所からまた
旅をすることができるからね