2017_引退迫るエバージャンボを求めて、初千歳遠征へ Day2
引退末期だったエバー航空のBoeing 747を撮影しに行った千歳遠征二日目。
この日は、私のSNSを見てくださっていた方からご連絡をいただき、案内してくださることになりました。
Day1は下記のリンクよりご覧いただけます。
早朝にお迎えいただき、午前中順光で撮影できる空港の向かい側へ。
午前中はアライバルもディパーチャーもひたすら撮影できます。
当時、まだ僅かに残っていた、日本航空のJJ統合塗装(サン・アーク塗装)
雪と絡めて撮るのは、おそらく最初で最後と思いシャッターを切りました。
RWY10運用の為、左頭で撮れるスポッティング写真風のカットは、RWYを2本挟んださらに奥のTWYになります。かなり距離はありますが、温度差の少ない早朝ということもあり、比較的陽炎は気になりませんでした。
画像は、かつて日本エアシステムが導入したレインボーセブン。
元ANAのモヒカンジェットとして親しまれた、JA602A
この半年程前からベアドゥ北海道JETとして活躍中でした。
西日本には縁のない機体のため、こちらもこの機会に回収しておきたい機体の一つ。
樽前山と風不死岳をバックに情景写真を。
風不死岳をバックに離陸するJ-AIR
この手の機体は早めにリフトアップするので絵になります。
午後側に太陽が回り始めた頃、昨日のリベンジを果たしにA10付近のフェンス沿いへご案内いただきました。
前日逃した、チャイナエアラインのBoeing 747
本日は幸運にもSKYTEAM塗装を纏った機体がアサインされました。
チャイナエアラインのBoeing 747(CIジャンボ)は、成田・福岡で何度かお目にかかったことはありましたが、1機しかいないSKYTEAM塗装をまとった機体は初撮影。
こちらも、折り返し便の撮影が楽しみです。
さらに本日のエバージャンボは昨日とは、別の機体。(B-16410)
無事撮影できれば現役の3機中、2機撮影したことになります。
本日は背景ありのアプローチカットを。
雪が残る林バックにアプローチするエバージャンボを無事撮影。
これより、本命である折り返し便を待ちます。
昨日は迫力のある、手前転がりは、あいにく曇ってしまいましたが、本日ラストチャンス。雲はあるものの、今の所、曇る気配はありません。
日も回ってきたため、ひたすら転がってくる機体を回収していきます。
先ほそのSKYTEAM塗装の747もそうですが、この日はなかなか濃いラインナップでした。
まずはこちら。↓
2009年より大韓航空が開催しているお絵描きコンテストで最優秀賞を受賞した作品をラッピングした特別塗装機#"Laughing Flowers Birthday Party"
2016年より運行を開始した特別塗装機だそうです。
私の拠点が山口宇部空港のため、この手の機体は大きな収穫でした。
今回のターゲットはエバー航空の747ですが、お昼の便はAirbus A321で運行。
福岡空港でA321となると、夕方、日没前後の便なので、この好条件で記録できるのは、非常に嬉しいです。
さらに、機体は、少しずつ数を減らす旧塗装でした。
そして約10分後。先ほど降りてきたチャイナエアラインのSKYTEAM塗装をまとった747が現れました。
写真でしか見たことがなかった機体を目の前に、自分のカメラでシャッターを切れる。
この感覚は、趣味を始めたばかりの当時の自分には相当幸福度の高いものです。
曇らないまま目の前をタキシング。
さらに、トラフィックの関係で目の前で3分間停止。
消えゆく空の女王を堪能できました。
数年前まで、JAL・ANAも747を保有しており、地方空港で見ることすらできた時代もありました。
そう考えると、この機体に感激した自分のニワカさを痛感します。
しかし、小さい頃から図鑑などで見てきたこの形の飛行機は、実際に見ると懐かしく、特別な存在ですね。
無事左頭の真横順行写真も回収。
チャイナエアラインのSKYTEAMジャンボ、思い残すことはありません。
あとは、この条件で昨日果たせなかったエバージャンボを撮るだけです。
地味に嬉しかったのが、こちら。香港航空のAirbus A330-200
実は初撮影となる旧塗装でした。-200自体、数を減らしつつあるため、未撮影レジ×旧塗装ということで、飛行機コレクターにとっては嬉しい収穫でした。
間も無く本命のエバージャンボのDEPタイムが近づいてきます。
オンタイムなら間も無くFR24に機影が映ります。
後ろを振り向き、ハラハラしながら、太陽を隠す雲がないかをチェックします。
さて、FR24に本命であるエバー航空の747(BR115便)が写りました。
あとは曇らないことを祈り、待つだけです。
現場の空気も変わり、遠くにこちらに向かってくるエバージャンボの姿が見えました。
手に力が入ります。この一瞬のために、覚悟を決めて山口県からやってきたわけですから。
徐々に近づいてくるメインターゲット。
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