【衝撃】ホンダと日産の開発部門は「パワポエンジニア」!?現役社員のリアルな口コミから見えた実態
皆さん、こんにちは!浅見純一郎です。今回は、ちょっと衝撃的なテーマでお届けします。
先日、YouTubeで興味深い動画を見つけました。それがこちらです。
https://youtu.be/vuJCh3z5ISM?si=H7o7WsWHu3EHvS6D
この動画では、ホンダと日産の開発部門で働く方々のリアルな口コミを紹介しています。
なんと、彼らは自らを「パワポエンジニア」と呼んでいるらしいのです。
「パワポ」って、あのパワーポイントのことですよ!一体どういうことなのでしょうか?
今回のブログでは、この動画の内容を深掘りし、自動車業界の裏側を覗いてみたいと思います。
「開発」という言葉から想像するイメージとは違う現実がそこにはありました。
なぜ「パポエンジニア」なのか?
動画によると、ホンダと日産の開発部門では、実際の開発業務よりもパワーポイント資料の作成に多くの時間が費やされているようです。
これは、単なる資料作成ではなく、社内調整や報告、サプライヤーとの連携など、あらゆる場面でパワーポイントが使われているため。
まるで、パワーポイントを使いこなすことが、開発部門の主要な業務になっているかのよう。
この状況を皮肉って、社員たちは自らを「パワポエンジニア」と呼んでいるのです。
具体的な口コミから見えてくる実態
動画では、多くの現役社員の口コミが紹介されています。その一部を引用してみましょう。
「開発業務の仕事はパポとExcelで完結し、使用の細かい部分は委託先やサプライヤーに丸投げ。本当にスキルアップが見込めず焦ります。」
「ホンダで働く上で車が好きなことは必須ではない。ただパワーポイント作成能力は絶対に必要。」
「パポが商品規格を動かしているから、車内の意思決定を動かすのはパポであり会議」
これらの口コミから、以下のような実態が見えてきます。
開発業務の多くが外部委託されている
社内調整や報告が非常に多い
パワーポイント資料の作成が業務の中心になっている
技術力よりも資料作成能力が重視されている
会議のための会議や資料作成に多くの時間が費やされている
驚きの事実:日産の現状とホンダの未来
さらに、動画では日産とホンダの現状についても触れられています。
日産は、開発部門だけでなく、社内全体で調整業務が多く、会議が頻繁に行われている。
日産は自動車部門が赤字で、金融部門で利益を上げているという事実も。
ホンダでは、退職者が詳細設計に携われるという理由でスバルへ転職する人が多い。
ホンダと日産の統合についても、社風の違いから不安視する声も上がっている。
日産の平均年収は877万円、ホンダは831万円。(有価証券報告書より)
これらの情報から、自動車業界の厳しい現状が見えてきます。
特に、日産の現状はかなり深刻で、組織としてのあり方や将来性に不安を感じている社員が多いようです。
一方、ホンダも、技術力を十分に活かしきれていない現状があるように感じます。
私が感じたこと
今回の動画を見て、私は大きな衝撃を受けました。
「開発」という言葉から想像される、技術者が情熱を燃やして新しいものを生み出す姿とはかけ離れた現実がそこにあったからです。
もちろん、資料作成や社内調整も重要な業務であることは理解できます。
しかし、それが開発業務の中心になってしまっている現状は、問題ではないでしょうか。
特に、自動車業界は今、大きな変革期を迎えています。
技術革新や環境問題への対応など、多くの課題を抱えている中で、本当にこのままで良いのか?
もっと現場の技術者が主体的に開発に関われるような環境が必要なのではないでしょうか。
まとめと今後のアクション
今回のブログでは、YouTube動画の内容を基に、ホンダと日産の開発部門の現状について考察しました。
「パワポエンジニア」という言葉は、今の自動車業界の課題を象徴しているように感じます。
皆さんも、今回のブログを通して、自動車業界の現状について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!