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Dify、Gmail、Notionを連携したMake.comの設定詳細

業務効率化を目指してDify、Gmail、Notionを連携するプロセスをMake.comで構築しました。このフローでは、Difyで生成されたデータをMake.comが受信し、以下の2つの処理を実行します:

  1. Gmailで自動的に通知メールを送信。

  2. Notionにデータを整理して保存。

この記事では、Make.comでの具体的な設定内容を解説しながら、このプロセスの構築方法を紹介します。



全体フローの概要

  1. Webhook: Difyから生成データを受信。

  2. Gmailモジュール: データをもとにメールを送信。

  3. Notionモジュール: データを記録するページを作成。



1. Gmailモジュールの設定

1.1 宛先設定

  • To: 固定のメールアドレスまたは動的データを設定。

    • 動的に設定する場合はWebhookデータ(例: {{Webhook.email}})を使用。

1.2 件名の設定

  • Subject: WebhookやDifyから受け取ったデータのタイトルを設定。

    •  こちらは、Difyで設定した項目を反映します(”1.title")


1.3 本文の設定

  • Content: Webhookで受信した複数のデータをメール本文に挿入。

    • こちらは、Difyで設定した項目を反映します(”1.Output1"など)

    • なお、注意点としては、次のNOTIONへ受け渡される文字数が上限2000文字であるため、Dify側で分割しています。Gmailの上限が無さそうなので、分割したデータをマージしてGmailの本文としています。


2. Notionモジュールの設定

2.1 ページ作成の設定

  • Create a Page: Notionで新しいページを作成する設定。

  • Parent Page ID: 作成する親ページ(例: Dify作成ブログ2)。

2.2 タイトルの設定

  • Title: WebhookやDifyから受け取ったデータのタイトルを使用。

    • こちらは、Difyで設定した項目を反映します(設定例: 1. title)

2.3 コンテンツの設定

  • Content Objects:

    • Type: Bulleted list item(箇条書きアイテム)。

    • Text: Webhookで受信したデータをNotionのリスト形式で保存。なお、注意点としては、次のNOTIONへ受け渡される文字数が上限2000文字であるため、Dify側で分割しています

      • 設定例:

        • 1. output1 ※こちらは、Difyで設定した項目を反映します

        • 1. output2 ※こちらは、Difyで設定した項目を反映します

        • 1. output3 ※こちらは、Difyで設定した項目を反映します


全体の利点

  • 完全自動化: Difyで生成されたデータがメールで通知され、Notionに自動保存されることで、業務の効率化が実現。

  • 柔軟な構成: 必要に応じて、Slack通知やGoogle Sheets保存などの追加処理を簡単に組み込める。


まとめ

この設定により、Difyで生成されたデータをGmailで関係者に通知し、Notionに整理して保存するシームレスなプロセスが完成します。業務の流れを一元化し、データ管理と共有の効率を最大化できるこの仕組みをぜひ活用してみてください!


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