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PTA全国協議会に関して思うこと
こんにちは、浅見純一郎です。最近、ネットニュースで「PTA全国協議会、下部組織が続々と脱退、不透明な会計…公開質問状に回答せず」という記事を目にしました。PTA活動に深く関わってきた者として、この状況について感じたことを共有したいと思います。そもそもこのPTA全国協議会の意義が本当にあるかから考えたほうがいいのではないかなとい思います。
PTA全国協議会の役割と重要性
本来、PTA全国協議会(以下、日P)は、本来、全国のPTA団体を統括し、教育現場を支える重要な役割を担っています。私も豊洲北小学校のPTA活動を通じて、保護者と学校が一体となって子どもたちの成長を支援することの大切さを実感してきました。
しかし、日Pの不透明な会計処理や不適切な対応が指摘されている現状は、非常に残念です。組織の透明性と説明責任は、信頼関係を築く上で不可欠です。日Pがその使命を果たすためにも、これらの問題に真摯に向き合う必要があると感じています。
現在の課題と改善の必要性
私自身、東京都小学校PTA協議会から脱会した経験があります。その理由は、協議会の活動が費用対効果に見合わないと判断したからです。この経験からは、日Pなどの組織の位置づけや意義、そして透明性の確保がいかに重要かと思います。
なお、日Pにおいて、5000万円近い赤字や不自然な出費、さらにはパワーハラスメントの問題が報じられています。これらは組織への信頼を大きく損ね、多くの下部組織が脱退する結果となっています。信頼回復のためには、まずは内部の問題を徹底的に解明し、透明性のある情報公開を行うことが必要ではないかと思います。
今後の展望と期待される変化
これからのPTA活動には、柔軟性と革新が必要です。私はコロナ禍でオンライン会議やSNSを活用し、新しいコミュニケーション手段を取り入れてきました。こうした取り組みは、多様な保護者が参加しやすい環境を整える上で効果的でした。
日Pにも、新しい価値観を持ったリーダーシップと透明性の高い運営体制が求められています。第三者委員会の設立や有識者の意見を取り入れることで、まずは信頼回復への道を歩んでほしいと思います。
ただ、無理に組織を維持することが目的化するのであれば、存在をやめることも選択肢ではないでしょうか。