あの頃の自分に言いたいこと【キャリコンサロン編集部】
「キャリコンサロン編集部」活動、木曜日担当のじゃれっと・きむです。
32回目の投稿です🎶👏
私は過去の自分を振り返りたくない人。
なぜかというと、自分に腹が立つことばかりだからです。なるだけ前を向いて過去のことは考えたくない。原因論的思考から解放されるためにもです。
しかしながら、与えられたテーマですので、今日だけは過去に戻ってみたいと思います。
文章を書くことが苦手な私。自分の意見を文字にして伝えることも苦手な私。そんな53歳に「思考の整理」と「文章を書く」という反復練習の場を与えてくれる「キャリコンサロン倶楽部」に感謝です。
ブログの内容の方は、いつもの如く、気ままに、思うがままに、好きに書いておりますけど、今回もご覧いただき、誠にありがとうございます😊
🍀はじめに
今回のテーマは「あの頃の自分に言いたいこと」です。
冒頭にも書いた通り、今日だけあの頃の自分に「一言」言ってやろう、そうなると、間違いなくポジティブとはいきませんけど、この際、ありのままの自分を、今さらながら俯瞰して見ることで、嫌な過去を吹っ切っておこうと思います。
🍀10代の私に言いたいこと
この頃の自分に言いたいことはこれしかない。
「なんで君は、市役所職員なんて道を選ぶのか。考え直せ!」
これに尽きる。
私は小学校の教員になりたかった。しかし、この意志はあっさりと変わることに。今考えると、本当に腹が立ちます。自分に。家庭環境が劣悪だったことを考えれば、そんな選択肢しかなかったもの仕方ありませんけど、それにしても自己決定はしても、自己選択ではなかった。
「そのまま行っちゃうと、後でずっと引きずることになってしまうよ」
自分軸が崩れてしまったのは、10代の日々が、まさに自己選択の人生では
なかったからだろう。でも自己決定しているから、そこが恨めしい。
そして、10代後半で、高卒で市役所職員という就職先を決めたことが、人生のズレの始まりであったんではないだろうか。
そんなふうに考えています。
🍀20代の私に言いたいこと
働き始めて、自分でお金を手にする。そんなお金で好きなことして、楽しい日々もあったろうに、18歳から24歳まで、福岡大学商学部第二部商学科へ通った君。ボーナスを全額学費に投下(年間で総額80万円くらいかかった。)し、6年も通った君。
なぜ頑張って通えたのかというと、それは教職課程も取って教員免許が欲しかったから。
人生で、君が、一番頑張ったのが、この20代前半だったかも。褒めてあげられるのはこの時だけかもなぁ。いや、褒めるというよりも、今の私がスレスレで生きていけているのも、この時、夜学に通ったという事実があるからだ。
「24歳の君、大学出てくれて、そして教職も取ってくれて、ありがとう!」
しかし、敢えて苦言を言うならば、
「教員採用試験3回落ちたところで、なんで諦めたのか!」
「なんで、チャレンジを続けなかったのか!」
ってことかな。
もうすでに、公務員のぬるま湯生活に慣れ始めていたのかもしれません。
🍀30代の私に言いたいこと
折角掴んだ自分の居場所。
それを、
「なぜ故にそれを自ら手放したのか。アホかお前は!」
30代の私に言いたいことはこれに尽きる。
ただでさえ、働きたい場所でなかった公務員の世界で、公募業務に応募したところ、なんとなく選ばれ、舞い込んできた中小企業振興を担当するお仕事。しかし、これが肌にあっていた。
約10年間、山あり谷ありの中でもこの業務に従事することができ、かなり自分自身、この世界での自信もついてた。しかし30代後半、全く意図しない部署へ異動してしまったのだ。
これは今考えると大きな誤算。
あーあ、異動希望を書くんじゃなかった。
「その異動希望は、公務員人生を、またつまらないものにしてしまうことになるのだから、書き直せ!」
この時、すでに取得して7年近く経っていた中小企業診断士の資格は、その後、埃をかぶることになり、最終的には、約7年間に及ぶ休業期間(中小企業庁に休業届を出しました。)に入ることになりました。
どうせ異動希望を書くのであれば、あの時、退職を考えるんでした。
ダラダラと希望しない部署でいらぬ期待を抱き、自分なりには一生懸命に働いていたことは、一方で公務員ぬるま湯人生を引き延ばしただけで、結果的に40代を地獄の10年間にしてしまうのです。
この時、親身になって話を聞いてくれるキャリコンのような支援者がいたら、変わった人生を歩めていたかもしれません。
🍀40代の私に言いたいこと
「背伸びばかりして、周りばかりを気にして、格好悪いやつだな」
暗黒の40代。やることなすこと、すべて上手く行かない10年間。
背伸びをして、他者と比較して、評価を気にして、自分の立ち位置に不満たらたらで、だからこそ、嘘の仮面でしかならない力をつけようと、動機不順なままに、出来もしないことに挑戦する君。
「そんな、やりたくもないようなカッコつけだけの学びなんか、すぐに辞めろ!」
人生の中で最悪の10年。
大切な時間だったはずの40代。失った感はとても強く、自分に今でも自分に対して怒り心頭。
大半の時間をなんとなしに過ごしてしまったのです。大事な時間を。
ドラえもんがいたら、タイムマシンに乗って、あの頃に戻って、君に伝えたい。
「とにかく、一旦、全部ストップ!」
🍀50代(はじめの)の私に言いたいこと
「ちゃんと生きたままに50代を迎えてくれてありがとう。」
まずは、自分に感謝を伝えたい。
精神的に病みそうになった40代後半から50代序盤。
52歳で早期退職をしたことも、「あれで良かったよ」と、ちょうど1年前の自分に言ってあげたい。
そして今、精神的にも大事には至らず元に戻った53歳中盤。このことにも感謝したい。
あの場所で継続して働いていたら、今頃は完全に心は壊れていたように思う。表面的に苦しさを言語化できず、仮面を被ったままの嘘の自分で、中身だけがボロボロになっていたのではないでしょうか。
まずは、そうならなくてよかった。
新しい生活。経済的には収入は半減し、決して楽ではありません。
妻からもぶつぶつ言われます。
公務員のぬるま湯生活とは180度変わって実に厳しい。
でも、自分のために、好きでこの道を選んだ訳ですから後悔はないし、辛くもない。やりたくないことも、やりたくなくなれば辞めますと簡単に言える。楽しくご機嫌に過ごせている。そんな50代に中盤に差し掛かっています。
20年後くらいに
「50代の君の人生はとても良かった。楽しくしてくれてありがとう。」
そんな風に言えるよう、これからを過ごしたい。
🍀さいごに
真面目に「ドラえもん」いないかな。
タイムマシーンがないかな。私のデスクの引き出しから出てこないかな。
このブログを書いていたら、だんだんとそんな風に思えてくる。
いや、これからは目的論。
昔に戻ってやり直すのではなく、今から前に進むかってやり直せる。
自分がそうしたいからそうなっている。
はい、過去を振り返るのはこの時間で終わりです。
(追伸)
と言いつつ、別のnoteのマガジン「「私」というと… 〜「じゃれっと・きむ」の 人生の備忘録 〜」にて、自分自身の履歴書的な備忘録を少しずつ書き残していきます。まだ途中ですけど、これはこれで、私の生い立ち記録として書いておくつもりです。
고맙습니다〜😊
じゃれっと・きむ🍀
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