久しぶりに自己研鑽の2日間として予定を空けていた土日。そのスタートは、久しぶりに参加する【キャリア・アクティベーション・セミナー】でした。(主催:キャリアック 近長由紀子)
今日のセミナーのお題は、『旭化成初の「組織開発エキスパート」が目指す、人と組織の新しい関係』というもの。講師は、キャリアックのセミナーでは以前からお世話になっている 竹花 昌 さんが ゲスト講師として登壇されるということで楽しみに参加させてもらいました。
セミナー内容の詳細は、ここではあまり書くつもりはありませんが、お聞きしたお話で、組織開発とはなんなのか、自分自身今回のお話をどう活かしていくか、そんなことを書き綴っておきたいと思います。
🍀セミナーでお聞きしたことから
今回の講師である 竹花 晶 さん。プロフィールは以下のとおりです。
今回のセミナー、やはり「組織開発」というワードに惹かれて参加した。
やっぱりですけど「組織開発」ってよく分からない。なんか掴みどころがどこなのか何となくはっきりしない。そんな感じでした。私の思考が追いついていないだけなんです。この分野、向いていないのかな・・・。
今回のセミナーは、3部構成で、まず第1部で竹花さんの会社紹介や活動のご説明があり、その後、第2部、第3部で、それぞれ事例を聞くという流れでした。
各部が終わるごとに、ブレイクアウトセッションで意見交換しながらのスタイルのセミナーなので、お聞きした話をその都度、ディスカッションしながら進めていけることで、自分の理解度を測ったり、ちょっと内省する時間に充てることができたり、意見、感情を整理しながらセミナーが進んでいくのはとってもありがたいです。ブレイクアウトセッションで他の参加者と意見交換することで、なんとか、自分の思いを言語化して整理してみることで、自分の知見レベルの低さ、認識のおかしさなど確認できて、それはよかったです。
竹花さんのプレゼンはノイズが少なく、コンパクトにまとめてあるため、シンプルで分かりやすいものでした。ただ一方で、人事畑の経験がない私でもありますし、まだまだ勉強不足であることで、専門用語、つまり横文字が多く、なかなか話の展開についていけないところもあって苦労しました。
本当に勉強が足りません。説明者に申し訳ないくらいです。
さて、セミナーの内容から、特に気になったことをいくつか書き出しておきます😊
★多様な個の終身成長+共創力の向上を目指す
・旭化成はそんなところを目指す企業
・“人は財産、全ては人から”
🤔これ、素敵なフレーズですね。
・「挑戦成長を促す」+「多様性を活かす」
★高度専門職制度
・各部門のエキスパートを
・その選考は「功績を称えるから期待要件へ」
🤔これって、ジョブ型の発想??
3年で成果を出せということか!
★3つのトランスフォーメーションと無形資産の最大活用
・GDP=「G グリーン」「D デジタル」「P ピープル」
・経営基盤の強化方針の4つの重要テーマ
🤔無形資産の最大活用って、なんだったんだろう。
★チェンジエージェント(CA・組織開発実践者)
・当事者自ら組織課題を気づき主体的に組織課題に取組むため
働きかけサポートを実施
・専門家型、医師ー患者型支援から
プロセスコンサルテーション型支援へ
・問題は、両者で見つけ出す、解決は、当事者自ら解決する
・現場にCAを育成したい。まずは、人事と現場の両方にCAを。
🤔これ、皆がファシリテーターになるっていう「アレ」の
活用ができるじゃん!
★「仕事とは、暮らしであり、暮らしとは、仕事である。」
・自分の問い:組織の幸せと個人の幸せを重ねることはできる?
🤔私も人と組織の幸せづくりに伴走する支援者と
なるべく行動していますけど、竹花さんの学びと
アウトプット差に愕然としました。
さて、自分は、どうすべし・・・。
「組織開発」のヒントを沢山頂けた2時間でした。
ありがとうございました🙇♂️
🍀自分に落とし込むことができるかどうか
私は、大企業のような組織に属した経験はありませんし、前職は超硬直した公務員の巨大組織に埋もれ悶々としていた非管理職の立場。それだけに、今回の学びを自分の活動である中小企業の経営支援のシゴトにどう活かしていくことが出来るのか。
これが最も大事で、「あー勉強になった」では終わらせたくないという気持ちでセミナーに参加しました。
実戦でのヒントが登場したのは、【第2部】の事例説明において。
組織に入るとは? 組織に関わるための視点とは?という話がありまして、食い入るようにお話を聞くと以下の3つのポイントを講師はお話しされました。
①オーナーと目標を握る
②部課長らの普段の関係性が大事(相談役になる)
③意図的に組織に介入するチャンス(兆し)がある
なるほど、なるほど。そうなんですねぇ。
この3点。よくよく考えてみると、大企業だろうが中小企業であろうが、そんなことは実は関係なく、人と何か関わりたいと考える時の大事なポイントではないかと感じました。
特に、②のことは普段からの関係性が大事、つまりは良好な日常のコミュニケーションが良好であれば、お互いの意思疎通はスムーズ、それはお互いの意見を承認し合える関係になれているということ。そんな関係であれば、何か相談したいことがあったときに気軽に相談かできます。
それと、3つ目の事例説明でしたか、支援者は組織を変えようと意欲的な人たちの「味方になる」「力になる」という視点もおっしゃてありました。支援者は、解決策を持ってくる人でもない、何かのやり方を指導する者でもない、あくまでも意欲的な取り組みの一番の味方として力になることが大切。
組織の課題を見出していく方法は、さまざまな手法があります。勉強不足の私には聞いたことない手法ばっかりだし、アカデミックな部分を取り組んでないのでチンプンカンプンなのですけど、結局は、支援者としての姿勢、そして課題発見も解決もどちらのプロセスにおいても支援者と当事者が対等に関わる。支援者の主体性を尊重する。支援で関わる際の活動のベースが、実はとても重要だと、改めて理解できたような思います。
自分のこれからの行動を考えていく中で、組織に関わる3つの視点を大切にするとともに、私が信条としている「誠実」「謙虚」「感謝」をしっかりと土台に据えて行動する必要があると、こちらも確信したところです。
🍀組織開発に対するモヤモヤ
一方で、今回のセミナーでも、やっぱり「組織開発の成果は何か」ということのモヤモヤが。この手のセミナーを聞くといつものことなんですけど、今回のセミナーでお話を聞いてもやっぱる同じで、頭の中をモヤモヤぐるぐる😅
今回のセミナーの中、冒頭で組織開発のKPIについて、一部資料に示されていました。高度専門職任命者数の目標到達とか、 エンゲージメント調査でのポイント数とか、高度専門職などの女性比率といった数値が成果指標に。
それが成果なのかぁ・・・
そんなことを望んでいる中小企業ってどのくらいあるんだろう・・・。
コストを掛けて、人材支援としてのキャリコン活用すらままならないところに、組織開発となるとどうなのでしょうか?
組織開発の目標って、このようなことが指標になるのでしょうか?
まあ、なるんでしょうね😅
というよりも、答えはシンプルで、その企業、組織が考えるお悩みを解消したいことがそれであればそれ。相手の要望に沿えばいい。
それはわかっているのですけど。
でも、なんでか、モヤモヤ。
このモヤモヤ。どうも企業規模を見てしまうから。
大きな組織に属していれば、業務の一つとして、大きな組織の歯車の一つとして、「組織開発」に取り組むことが出来る。時間とコストを掛けることができる経営資源もあるでしょう。専任の担当者を配置する、現場ラインを止めることなく組織開発に取り組める。
そこがモヤモヤ?
確かに中小企業は潤沢な予算はなかったりします。組織体制も大企業のようにはいかない。じゃあ、どうしましょう、って話ですが、ここも答えは簡単で、組織開発を望む中小企業を支援すればいいだけのこと。
🍀経営者が困っていることに寄り添うことから
ここは難しく考えずに、経営者(私の場合は中小企業の経営者)が、今、何にお困りであるのか、何を望まれているのか、この点に注目することから。
「組織開発しませんか」「これをすれば〇〇〇が期待できますよ」という入り方はないのですから。
要望があったとしても、中小企業のような時間とお金をかけることへのリスク、組織体制は盤石ではない、人的資源も潤沢ではない、そんな場合はどうするのか。
と言っても、まずは経営者の困っていることをに寄り添うことからしかできないのでしょう。
中小企業経営の支援者としては、最終的には「収益の向上」に繋がった支援がしたい。「組織開発」についても、その要因になったと言ってもらいたい。
これから私は何をしていく必要があるのか。
経営者の「味方になる」「力になる」という姿勢で伴走するだけ良い訳ではない。
そもそも「組織開発」の知識も経験も、全くもって足りません。
そんな私が取り組むこと自体、おこがましい。
どのような形で中小企業の組織開発に関わっていくことが出来るかどうかを見極めることが、これからの自分自身の課題です。
もちろん、この分野に「関わらない」という選択肢も含めて考えます。
고맙습니다〜😊
じゃれっと・きむ🍀
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